まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

2014年my cinema lifeを総括する

2014-12-30 | 映画雑記
 もう幾つ寝ると~お正月~♪
 凧上げより、お手上げ。駒より首が回らない。そんな2014年でした…でも、こうして無事に年の瀬を迎えることができました。
 今年もいろんな映画を観ましたね~。いったいどんな映画を観に、映画館まで足を運んだのかしらららん?

 2月 「LIFE!」
 3月 「アメリカン・ハッスル」
    「ダラス・バイヤーズクラブ」
 4月 「それでも夜は明ける」
 5月 「8月の家族たち」
    「愛の渦」
    「ぼくたちの家族」
 6月 「ヴィオレッタ」
 7月 「ダイバージェント」
    「プリズナーズ」
    「GODZILLA」
 9月 「イヴ・サンローラン」
10月 「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」
11月 「ドラキュラZERO」
    「ザ・ゲスト」
    「NO」
    「海を感じる時」
12月 「神さまの言うとおり」
    「FRANK フランク」
    「バンクーバーの朝日」
    「紙の月」

 21本!おお!?このブログを始めて最多ではないか?!邦画を例年以上に観に行った年でした。洋画も邦画も来年は、もっと観に行きたい!
 ここで僭越ながら、お松のbest move, best actor & actress in 2014 を発表!(今年公開作品のDVD鑑賞も含む)

作品賞

1位 ザ・ゲスト

 ぜんぜん期待せずに観に行ったのですが。想定外の面白さに驚喜。とにかく、主人公がカッコよかった!キャラも演じてる役者も!映画はやっぱいい男につきる!と、あらためて認識させてくれた男前映画でした。DVDでまた観たいです。
 
2位 イヴ・サンローラン

 3度のメシよりBL好きな腐には、マンモスうれP映画でした。これも主人公とそれを演じる俳優がチャーミングな作品。役者魂に感服!ただカッコいいだけ、可愛いだけの自称俳優では、もう飽き足らぬ私です。

3位 プリズナーズ

 今年最狂のヤバイ映画でした。ヤバすぎて笑えるほどに。容疑者役のポール・ダノには、連続幼女誘拐殺人の宮崎勤を演じてほしいかも。ドンピシャすぎて上映禁止になりそう。

 年内に観られなかった作品も多く、残念無念!「ブルージャスミン」とか「ある過去の行方」「花宵道中」「小野寺の姉、小野寺の弟」「荒野はつらいよ」「BF*GF」「ゴーン・ガール」とか観に行きたかった…

男優賞

1位 池松壮亮 「愛の渦」「ぼくたちの家族」「海を感じる時」「バンクーバーの朝日」「紙の月」

 彼目当てで5本!も観に行った!TVドラマ「MOZU」もあったし、質量ともに文句なしのmy best actor in 2014!彼にしかできない難役(エロい演技)と無難な役、硬軟自在に演じ分けた力量とキャパシティの広さ。今や日本映画界の輝ける星!可哀想なぐらい売れっ子になってしまい、本当にお疲れ様!インタビューで、今年は脱ぎすぎたから当分脱がない、なんて冗談めかして言ってた壮亮くん。そんなこと言わずに、今後もガンガン脱いでください♪

2位 マイケル・ファスベンダー 「それでも夜は明ける」「FRANK フランク」

 今年前半は「それでも夜は明ける」での鬼気迫る外道っぷりでオスカー候補となり、後半は「FRANK フランク」で顔を隠しながらも可愛い変人役で胸キュンさせてくれたファスベン。あんなにカッコいいんだから、たまには男前ぶりを活かしたヌルいユルいラブコメとかにも出てほしいな~。

3位 ピエール・ニネ 「イヴ・サンローラン」

 今年最高最強カッコカワイイ男子!「イヴ・サンローラン」での渾身の演技も圧巻でしたが、とにかく彼は見た目だけで人を幸せにできる男。優美でエレガントで知的で、それでいてスカしたところや気取ったところがなく、気さくで温かい。来日した彼からは性格のよさも滲み出てて、ますますファンになりました。早く新作、いや、旧作でもいいので彼に会いたい!

次点 ダン・スティーヴンス 「ザ・ゲスト」

 「ザ・ゲスト」で初めて知った彼。めっちゃカッコよかった!ハードにタフにワイルドにキメながらも、さすが英国男というか、どことなく品があって知的な魅力も失わずにダークヒーローを好演。これはもう「ダウントン・アビー」観なきゃな!

 その他には、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のレオナルド・ディカプリオ、「ダラス・バイヤーズクラブ」のマシュー・マコノヒージャレッド・レト、「アメリカン・ハッスル」のブラッドリー・クーパー、「ダイバージェント」のテオ・ジェームズ、「ドラキュラZERO」のルーク・エヴァンズ、「NO」のガエル・ガルシア・ベルナル、の好演・男前ぶりが印象に残りました。


女優賞

1位 ルピタ・ニョンゴ 「それでも夜は明ける」

 今年いちばんの胸えぐる演技でした。悲惨すぎてトラウマものな役、演技でしたね。アカデミー賞助演女優賞を受賞したニョンゴさんの、晴れやかで初々しい姿、美しいドレスも印象的でした。

 その他には…突出した女優、ぜんぜん思い浮かばない今年も女優は不作でした。強いてあげれば、濡れ場を頑張った「紙の月」の宮沢りえと、潔く脱いだ「海を感じる時」の市川由衣かなあ。「8月の家族たち」のメリル・ストリープジュリア・ロバーツ、「ヴィオレッタ」のイザベル・ユペール、「ダイバージェント」のケイト・ウィンスレット、「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」のニコール・キッドマンなど、大物女優たちも健在ぶりを示していましたが、彼女たちにとってはそう大した仕事でもなかったのではないでしょうか。

 よろしかったら、皆様の2014年映画総括、お聞かせください♪
 あらためて、こんな辺境の村落、絶海の孤島にある潰れかけの旅館みたいな激ショボブログにお立ち寄りいただき、今年も本当にありがとうございました来年も、元気に仲良く楽しくミーハーライフをご一緒に過ごせたらとI wish!風邪や餅の喉詰まらせなどにお気をつけて、よいお年を~
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ファーストクラス③~⑩ 悪女はどこへ行ったの

2014-12-24 | 日本のドラマ(連続)
 「ファーストクラス」第3話から最終話まで観ただよ。

 いきなり総括します!
★総括
 好評だったパート1とは打って変わって、評判も視聴率も最悪だったパート2でした。やっぱ世間は甘くないというか、安易に2匹目のドジョウは釣れないってことですね。
 でも私は、結構おもしろく最後まで観ることができました。お笑いギャク少女漫画っぽいノリは、嫌いじゃないんですよ。むかし、なかよしとかちゃおとかりぼんとかに、こういうギャグ漫画ありましたよね~。前回も相当なお笑いドラマだったけど、お笑いに走りすぎたのが続編の大きな敗因のひとつかもしれません。ファーストクラスの売りである、マウンティングと心の声のクオリティが落ちてたのも残念でした。脚本家が変わったのかな?
 ファッションブランドの世界というより、女子高の部活レベル、学園祭レベルなショボい内容だったのもトホホでした。沢尻エリカが、まったく悪女にならなかったのも肩すかし。宣伝と違うじゃん?とJAROに報告ものです。ちなみを陥れる女たちも、やることがセコいだけで、ぜんぜん悪女じゃなかったし。ファッションが題材のドラマなのに、着たいと思う服が一着もなかったのも残念でした。
 でも、女優たち、イケメン二人は好演してたと思います。
 エリカ様は、やっぱ美人で可愛い。お人形さんみたい。メイクがちょっとケバすぎたけど、女優って感じの濃さでした。綾瀬はるかとの視聴率対決はボロ負けしちゃったけど、私はエリカ様のほうが好きだな~。

 ナミ絵&レミ絵の川島シスターズが好きだったので、もっと暴れてほしかったです。彼女たちに姉(兄?)がいたのも笑えました。レミ絵も結局、いい奴になっちゃいましたね~。またちなみを陥れるのかと思ったら、なかなか粋なはからいをしたり。
 青柳翔&淵上泰史のイケメンコンビも、毎回カッコカワいかったです。
 
 二人とも、顔も可愛いけど、スタイルがいいんですよ~。背が高くてお尻がキュっとしまってて。二人のBLもどきな絡み、まったく必然性のない無駄脱ぎも楽しかったです。

 青柳くんもフッチーも、今までのドラマや映画に比べると、演技が上手になってたような。でも、あの大根っぷりが私、好きだったんですよね。もうしばらくは大根のままでいいよ! 

 最終回に特別出演した中丸くん、相変わらずヘボい顔してますね~。可愛いけど。あんなヘボヘボ男が、よく紛争地でカメラマンなんかできたな~。大ちゃんこと中村倫也くんはいったいどこへ行っちゃったのか、うやむやなままだったのが気になる…

最優秀賞 該当者なし
優秀賞 ともさかりえ 
悪くなかったで賞 沢尻エリカ 倉科カナ 余貴美子 シシド・カフカ 菜々緒 夏木マリ 小島聖 鈴木ちなみ 青柳翔 淵上泰史 中村倫也 
???賞 木村佳乃 LILICO
いかがなものかで賞 岡本健一の息子 篠原ともえ

 パート1のMVPは、ぶっちぎりで菜々緒でしたが。今回レミ絵はチョコっとしか出てこなかったのが物足りなかったです。

 さあ。新年スタートの連ドラは、何を観よっかな~。とりあえず青柳翔が出るTBSの「美しき罠」は観ます!ヒロインが田中レナってのが不安ですが、大好きな若村麻由美がトンデモ悪女役!昼ドラっぽいドロドロが笑えそう!皆さまは何をご覧になることでしょうか。

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かぶってる男

2014-12-15 | イギリス、アイルランド映画
 「FRANK フランク」
 ミュージシャンを目指す青年ジョンは、ひょんなことから奇妙なバンドにキーボードとして加入することに。決してかぶりものを脱がないボーカル、フランクのエキセントリックな言動に翻弄されながらも彼の才能に惚れ込んだジョンは、バンドを有名にしようと奔走するが…
 今をときめく男前、マイケル・ファスベンダー主演の話題作を、やっとこさ観ることができました~ご存じの通り劇中ファスベンは、ずっと珍妙なかぶりものを被ったままで顔を隠しています。ああ、もったいない!もったいないオバケ出没ものですよ!今や世界一の男前とも讃えられているファスベンが、その美しい顔を見せないなんて。じゃあ別にファスベンじゃなくてもいいじゃん?オーランド・ブルームとかでいいじゃん?なんて思ってしまいますが。いざ映画を観ると、フランクは誰がやっても同じではないな、と驚嘆しました。男って、やっぱ顔じゃないんですね~。もちろん顔は重要な魅力ですが、見る人の心に最も強く深く触れてくる魅力は、やはり内面、醸す雰囲気ですよね。ファスベンasフランクが放ってるタダモノではないムード、凡百な俳優には出せるはずもない魅惑的な怪電波のようでした。

 風呂に入る時でさえかぶりものを外さないフランク、フツーなら病的でヤバいキモい男に映るはずなのですが、不思議なまでにカッコよく可愛いんですよ。変人、そしてかなりの病人なのですが、その予測不可能な天衣無縫な振る舞いは、楽しく翻弄されてみたいと思わせるチャーミングさ。放っておけない無垢な子どもみたいで、守ってあげなきゃ!支えてあげたい!と母性本能をくすぐります。大胆不敵なようで、実はシャイで小心な面も愛しくなります。静かにギターを爪弾いてる姿など、めっちゃ絵になってカッコいい!かぶりものをしてるのに、ファスベンの顔が透けて見えるようでした。これはファスベンの類まれな演技力、そして男前オーラの成せるわざでしょう。

 フランクをもしイケメンなだけの俳優が演じてたら、あの繊細で脆いピュアネスは出てなかったのではないでしょうか。同時に、ただ演技がうまいだけの、ルックス偏差値が低い俳優でもダメなんですよ。スラ~っとしてて筋肉質な長身、長い手足!スタイルいいな~。そして、エキセントリックなミュージシャンにありがちなブッ飛んだ恰好はほどんとせず、落ちついたコンサバ系ファッションだったのも素敵でした。セーターとかカーディガンとか上品で、さすが英国男(正確にはアイリッシュですが)と感嘆。
 ラスト近くになって、やっとファスベンの顔が見られます。おお!やっぱイケメン!端正だけど、虚ろな横顔に胸キュン。コワレてしまった静けさが、痛ましく悲しかったです。世の中、いろんな人がいるんです。誰でもできる、誰でもやるべきと思われてることが、やりたくてもできない、頑張ってもできない人もいる。それを、できないのは怠慢とか非常識とか責めたり、できるはず!やれ!と無理強いしたりした結果、フランクみたいな悲劇に襲われることになる。私も気をつけたいと思います。

 でもフランクは、彼を愛し敬う人たちに囲まれて幸せな男でもありました。彼とバンドメンバーとのやりとりは、かなり珍妙でスットボケてます。フランクが破天荒しても、みんな動じることなくクールに対応してるのが笑えた。かたくなにフランス語しか話さないギターの男の子が、結構イケメンでした。フランクの作る歌、音楽に関しては全くの門外漢な私からすると、奇抜というか斬新すぎるというか、正直???なワケワカメ系なのも笑えました。
 実質の主人公であるジョンの、神経に障るキャラも強烈でした。あーいう人、いますよね実際。迷惑な善き人というか。悪気は1ミリもない。でも、鬱陶しいまでに前向きで、自分は常に正しいと信じこみ、自分の価値観を他人に押し付けてくる強引さ、独善。ああしなきゃダメ!こうするべき!と、フランクを自分の思う通りにしようとするジョン、ほんと殴りたくなるほどウザいです。バンドメンバーの誰からも好かれず信用もされないジョン、そりゃそうだろと納得。嫌われてることにも気づかない、都合のいい鈍さにもイラっとさせられます。ユルく楽しくバンド活動してたフランクたちの中に入り込み、求められてもないポジティヴさと野心で、すべてをメチャクチャにしてしまうジョンみたいな人、身近にいたらホント疎ましいだろうな~。迷惑な善人って、悪人より始末が悪い。

 ↑ファスベン、やっぱ顔を隠すのはあまりにももったいないほどカッチョいいですね~大人の恋愛映画とか、ラブコメとかにも出てほしいなあ

 ↑新作は、シェイクスピアのマクベス!時代劇も素敵なファスベン、きっとまた圧倒的な熱演に違いない!楽しみ!
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夜明けを呼ぶ男たち

2014-12-12 | 日本映画
 こないだ試写会に行ってきたのですが。私のシネマライフ史上最悪な鑑賞環境でした!マナーの悪い客に包囲されてしまったのです
 まず、背後の席の爺さん。映画が始まって五分足らずで、グォ~!!と大イビキ。帰って寝ろよ~。そして、私の隣の隣のガキンチョ。飲食する音と臭いがハンパない。家で食えよ~。注意しない親もどうかしてる。さらに、私の前の席のおねえちゃん。映画もろくに観ず、スマホいじってばっか。光が鬱陶しい!こんな時にまで何で携帯を…
 とまあ、何しに来たの?!ここは映画館だよ!静かに映画観ようよ!と懇願したくなる人たち。どれか一人なら遭遇することもよくありますが、一気に3パターンはさすがに稀。悪びれない自分本位なフリーダムすぎる行為は、ある意味うらやましくもなります。私は今後も、人の目を気にしてチマチマと狭く浅く生きていくのでしょうね…

 「バンクーバーの朝日」
 20世初頭のカナダ、バンクーバー。新天地を求めて渡ってきた日系人たちは、白人の差別や不平等で過酷な労働に苦しみながら生きていた。彼らが夢と希望を託して結成した日系人野球団・朝日軍は、白人との力の差やアンフェアな審判で連敗を脱することができず、キャプテンのレジーやエースのロイら選手たちも、それぞれに苦労や悩みを抱えていたが…
 「ぼくたちの家族」で共演した妻夫木聡と池松壮亮が、早くも再共演した作品。試写会でいち早く観ることができて、マンモスラッキー演出も「ぼくたちの家族」と同じ石井裕也監督です。
 内容じたいは…うう~ん、とってもいい話、それだけ、という印象ですかねえ。ご存じの通り私、冷血人間なのでいい話が苦手なんですわ。いい話より悪い話のほうが面白いので好きです。カナダに移住した日本人たちが、理不尽な差別や偏見、劣悪な環境に苦しみながらも、懸命に不屈に生きる姿を描いた作品なのですが、映画ではそんなに大変そうに見えなかったんですよね~。実際の当時の移住者たちが、過酷で悲惨な毎日を生き抜いたことは周知の事実ですが、貧困も労働も白人からの仕打ちも、かなりユルくてヌルい描写だったせいか、これならもっとひどい生活してる人たち今の日本にいるよ、と思ってしまいました。レジーたちも、一見ボロを着ているようで、よく見るといつも服は仕立ておろしみたいにキレイで、汚れ綻びひとつないし。日系人の艱難辛苦をもっとリアルに描いたほうが、感動も大きく深まったはずです。

 感動のエピドードやシーンが、かなりベタというか使い古されてる感じ。レジー家の家族愛とか、どっかで見たことがあるようなありふれたものだったし、白人が日系人に歩み寄る過程とか、仲が悪かった中学生同士が仲直りしたレベル。白人のアジア人蔑視が、あれぐらいで緩むわけないし。レジーの妹が集会で歌うシーンとか、あれ感動するべきシーンなんだろうけど…何するのかと思ったら、歌うのかよこの小娘、こんなシーン要らんだろ、とか白けてしまった私って、ほんと冷血人間…とにかく、悪い人なんかホントはいないんだよ、なヌルい空気が私にはムズ痒かったです。でもまあ、「それでも夜は明ける」チックに、極悪非道な白人に虐げられる日系人とか、見たくないでけどね…
 いつの時代も、どこにいても日本人はその日本人らしい美徳を失わないのですね。この映画の日系人たちも、勤勉で忍耐強く頭が良く、調和を重んじ誇り高い、という典型的な日本人らしさにあふれてました。でもほんと、日本人って働き者ですよね。ヨーロッパ映画や韓流ドラマとか観てて思うけど、ほんと怠け者だし利己的だもんね外人って。日本が経済大国になったのも、この映画を観ると納得できます。
 野球はやっぱ、夢と希望を与えてくれるスポーツですよね~。でもメインの野球シーンが、かなりショボいんです。プロ野球を見慣れてる人には、草野球にしか見えないかも。やっぱプロ野球選手の野球とは、ぜんぜん違いますね~。バントと盗塁で点を獲る朝日軍、まあ仕方ないとはいえセコい勝ち方です。野球はやっぱ、カキーン!とかスーパーキャッチ!がいい。
 ブッキーと壮亮くんの再共演が私にとって最大唯一の見もの、見どころな映画でした。

 レジー役のブッキー、ほんといくつになっても可愛いですよね~。後ろ姿とか遠くから見た彼、ほとんど子ども。野球シーンも、中学生の部活みたいです。演技も役も「ぼくたちの家族」とほぼ同じ。家族や生活の問題に独りで悩んでる青年を、シャイな感じで一生懸命に演じてます。でもこんな役は、ぶっちゃけ某事務所のタレントでもできる役。ブッキーにしかできない魅力的な役は、他にもあるはず。いつまでも無駄遣いされてばかりなブッキーに、長年のファンとしてはもどかしさを覚えてしまいます。

 そして、フランク役の壮亮くん。最近はドヨヨ~ンな役ばかりやらされてる彼が、久々に明るい可愛い役。こういう役だって、完璧にチャーミングに演じることができるんですよ彼は!その屈託のない笑顔に、ファンは胸キュン注意報!ホテルのベルボーイ姿、めっちゃキュート!あんなボーイいたら、チップはずむわ、いや、部屋に連れ込むわ。助演に徹し、出しゃばらない存在感も好感。でも、喋り方がまだMOZUしてたのが気になる。今にも女装してカナダ人ぶっ殺しまくりそうで怖かった、という冗談はサテオキ。ボソボソ声も素敵ですが、はきはき明るい口調もできるはずなので、次回に期待。

 ブッキーと壮亮くんのツーショット、もう兄弟にしか見えないほどナニゲに似てるんですよね~。二人の仲良しシーン、もっと欲しかったかも。
 残りの朝日軍メンバーは、ワタシ的にはかなりビミョー…ロイ役の亀梨和也が…東八郎の息子東MAXにしか見えなくて…いや、東MAXのほうが男前かも…ビジュアルバンドのメンバーがメイク落としたらこうなる、みたな感じの顔というか…眉毛がバッチリ整いすぎというか…ボール投げる時の必要以上なナルシー表情が、ちょっと気持ち悪かった。上地祐輔が、びっくりするほどオッサンに見えた。メンバー内で違和感を漂よわすほどに。勝地涼は、演技も顔もクドい。コーチ役の鶴見辰吾さんがイケてました。レジーの父役、佐藤浩市もオーバーで不自然な演技。破天荒なろくでなしキャラも中途半端だったし。いっそ外道なクソおやじにして、吉田鋼太郎に演じてほしかったかも。あと、記者役の徳井優さん、ほぼ懐かしの引っ越しのサカイのCM調で笑えた。
 朝日軍のメンバー、チビな俳優ばかり集めたのは故意?カナダ人との体格の差がスゴくて、朝日軍が貧相に見えた。まるで大人と子ども。亀梨が松坂桃李、上地が青柳翔、勝地が福士誠治だったらなぁ~と理想妄想キャストしちゃったけど、彼らは長身なのでダメですね。
 この映画、せっかくほぼ男祭りな女っけの薄さなのに、男同士の友情も薄口で残念。腐が萌えるほど、もっと熱く濃ゆいぶつかりあいや絡みがあればよかったのに。女教師役で宮崎あおいが出てましたが、いてもいなくてもいい役。出しゃばってこなかったので安心。でも、完成試写会か何かの場では、さも私がヒロインみたいな顔でちゃっかりメインキャストに混じって挨拶してましたね。ちょい役だし!どーでもいい役だしー!娼婦役の本上まなみが、すっかりシワが目立つおばさんになってたのは、ちょっとショックでした。

 ↑今度はもっと二人の個性と魅力を活かした映画で共演してほしいです
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事件なイケメンたち!

2014-12-10 | 日本のドラマ(単発)
 休日は一歩も家から出ず、あったかい部屋でゴロゴロまったりと、録りだめてたドラマを観るのが至福な私です…
 単発ドラマ3本を一気に観ました~。どれも内容よりも好きなイケメン目当てです
 まずは、テレビ朝日の2夜連続松本清張ドラマ「霧の旗」から。
 知的障害のある弟と寄り添って生きていた桐子。ある日弟が殺人罪で逮捕されてしまい、桐子は東京の高名な弁護士大石に助けを求める。しかし大石は依頼を断り、弟は獄中死。上京しキャバクラで働きはじめた桐子は、ある殺人事件に巻き込まれたことをきっかけに、大石への復讐を企てるが…
 もう何度も映画やドラマにもなった、松本清張作品の中ではとりわけ知名度の高い作品のひとつ。静かに冷ややかに復讐の炎を燃やし、憎い男を完膚なきまでに叩き潰してしまう桐子は、女優にとっては演じてみたい魅惑的なヒロインでしょう。このたび桐子を演じたのは、堀北真希。正直、今までちょっと苦手だった真希ちゃんですが、このドラマの彼女はとてもチャーミングでした。大人っぽくなって、いっそう美人になりましたね~。暗い思いつめた役が似合います。逆恨みに近い桐子の狂気的な憎悪も、静かに冷たく伝わってきました。キャバ嬢、ホステス姿も、下品にならず可愛らしく美しかったし。何年か前に桐子を演じた相武さきに比べると、格段に演技も美しさも上です。
 真希ちゃん版桐子のキャラで興味深くかったのは、弟への深すぎる愛。結婚なんかしなくていい、心の美しい弟といたら他の男なんか薄汚くて付き合えない、私にとって弟はたった一人の男etc.弟のことをほとんど恋人のように想ってたところが、ヤバくて悲しかったです。それと、真希ちゃんは性に潔癖な、男嫌いな役も似合いますね。椎名桔平扮する大石に対する、ほんと不快な虫でも見るような目、表情。何度か彼に言う『気持ち悪い…!』という台詞が、何かリアルな響きがしました。
 大石役の椎名桔平、いい男いい俳優で大好きですが、もうちょっとズタボロになってもよかったのでは。このドラマ、きっぺいだけでなく、男優陣がなかなかイケてるメンツなんですよ!

 大石の愛人の元カレ役の福士誠治久々に見た彼、相変わらず端正な男前!最近は福士といえば蒼汰ですが、私は誠治のほうがタイプかも。でも誠治くん、すぐ無残に殺されてしまいガッカリ。もう主役とか無理なのかなあ。カッコいいのになあ。若い人向けの今風イケメンじゃないからねえ。彼主演のドラマや映画、観たいです。

 桐子の知的障害のある弟役、古畑新之くんが可愛かった!愛しくて切なくなる演技でした。あと、事件記者役の高橋克実、怪しい男役の趙和も好演。趙和もなかなか化ける男ですよね~。胡散くさい役がピッタリかと思えば、時代劇での雄々しい武士の彼も素敵だし。
 次は、同じく松本清張の「坂道の家」。
 暗い秘密を抱えて生きる美容師のりえ子は、吉太郎という老人の愛人となる。そんな中、初恋の幼なじみである直樹と再会したりえ子は、彼と密会を重ねるように。それを知り嫉妬に狂った吉太郎は…
 ミステリーというより、痴情のもつれ話ですね。脚本も演出も、最近のTVドラマらしからぬアダルティさでした。大人の男女の情愛とか業の深さを表現するためには、やはり濡れ場は必要ですよ。このドラマ、しょっぱなから車中フェラとか、子どもとは一緒に観られない、説明を求められたら困るシーンがたくさんあって、なかなか楽しかったです。りえ子役の尾野真千子、肌もあらわな下着姿や、生々しい喘ぎ声とかエクスタシー表情など、エロシーン頑張ってましたね~。ガッツあるな~と感心。魔性というより淫蕩な女の悲劇を熱演してました。基本サバサバした女優なせいか、ドロドロしい情念や愛執などはあまり感じられなかったです。
 吉太郎役、柄本明の老いらくの狂恋がヤバすぎて笑えた。もの狂おしすぎて、何だかコントチックだった。こういう醜く悲しい役を演じてくれるベテラン男優も少ないので、柄本さんみたいな怪優は貴重です。
 直樹役は、大好きな小澤征悦

 オザユキ、いつ見てもカッコいいですね~そして、いつ見ても演技は同じですねとんでもない事態なのに、何かボケ~っとしてるだけみたいな。役もかなりトンマな間男で、エッチを中断された時のマヌケ顔とか、慌てて逃げる姿とか、可愛くて笑えた。珍しくラブシーンなんかに挑戦してたオザユキ、彼にしては頑張ってたと思うけど、あれが限界なのかな。上半身ぐらい脱げよ。尾野真千子より肌露出が少ないなんて、いい年して役者魂がなさすぎます。若い池松壮亮や永山絢人とかもスッポンポンになって頑張ってるんだから、全裸セックスシーンぐらいやりなさい!
 最後は、TBSの「全盲の僕が弁護士になった理由」。
 全盲の弁護士大河内は、ある殺人事件の被告の弁護を引き受ける。投げやりな被告人の態度に、彼の自白はウソだと大河内は確信するが…
 松坂桃李が、全盲の弁護士役に挑戦!

 トーリくん、すごく可愛かったです。ちょっとスネた不良っぽい役が多いからか、穏やかで優しい紳士なトーリくんは何だか新鮮でした。あんなイケメン弁護士、いねーよ!いたら犯罪者になって雇うわ!と思ったけど。ほっそりとスレンダーな長身もカッコいいトーリくんですが、ちょっと痩せすぎ?ほぼ着っぱなしなスーツが、細すぎてあまり似合ってなかった。もうちょっと肉つけよう!トーリくんの美しい瞳、低い甘い声も好き。あの瞳と声は、優しい役よりもSっぽい役に合いますね。でも、奥さんと仲睦まじいシーンや、奥さんに甘えたりするシーンのトーリくん、so sweet!優しくて誠実で、その上イケメンの弁護士なんて。あんな旦那さんいたら幸せだろうな~。

 実在の全盲の大胡田弁護士が書いた自伝が元になってるドラマだそうです。すごい努力家、強い精神力だな~と頭が下がります。私なんか、五体満足なのに九九もろくに言えない…せっかくの感動的な実話なので、もっと努力の過程とか挫折、奥さんとの生活に重点を置いた内容にしてほしかったかも。殺人事件を大河内が捜査して解決するという2時間ドラマな展開、かなり無理があったしチープな感じがしました。ちなみに、大胡田さんとトーリくんは、1ミリも似てませんトーリくんみたいなイケメン、やっぱそうそういないですよ。
 大河内が弁護する被告人の青年役、このイケメンになった織田信成っぽい男は誰?めっちゃタイプなんですけど!どっかで見たことあるような?と思ったら、太賀くんでした。太賀くん、NHKの「15歳の志願兵」とか、こないだまで少年だと思ってたら、いい男になりましたね~。演技も相変わらず上手。彼も今後が楽しみな俳優です。


 
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鯉するフォーチュンルーキー

2014-12-08 | カープ
 先月23日にマツダスタジアムで行われたカープファン感謝祭、TVで放送されたダイジェスト版をやっとこさ観ました~
 去年はあんなに嬉しかった3位、そしてCS進出。なのに、同じ結果の今年のガッカリ感、口惜しさといったら。最後の最後になって、力尽きたのかボロボロズタズタな惨敗。ハンパない落胆失望は、多くのカープファンを抜け殻にしてしまいました。結果はイタすぎましたが、もらった希望は大きかった。いい夢見させてもらったよ…敗退のショック、ダメージが巨大だったのも、カープが強くなり、以前は夢のまた夢だった優勝さえ期待できるようになったということでしょう。緒方新監督は、どこの球団の監督より闘志の炎メラメラだし。メジャー行きが噂されてた前田健太も、どうやら残留のはこびとなった様子だし。デキる子と評判の新人、野間峻祥くんも入団。新外国人軍団も頼もしい面々ばかりだし。そして、カープファンにとっては衝撃すぎる新展開も。そう、FAでカープを飛び出して行った新井貴浩が、な、何と古巣にカムバック!賛否両論かまびすしい中、茨の道を選んだ新井さんの復帰は、カープにとって吉と出るか凶と出るか…とにかく、優勝への期待ともども、いろんな楽しみが待ち受けてる来季のカープですね。
 カープファンをドキドキワクワクヤキモキさせてくれた選手たちが、恒例のファンサービス。今年の流行語大賞にも入った“カープ女子”など、カープ人気は他球団を圧倒する社会現象に。お目当てのカープ選手を生で見ようと、広島のみならず全国からカープの聖地ズムスタにファンが集結。例年以上の人・人・人!3万2500人だってすごいわ~。わしは今年も行けんかった
 年に一回、野球以外の選手の姿が生で見られる貴重な機会。はっちゃけノリノリの選手、不器用ながら一生けんめい頑張ってる選手、テキトーな選手、イヤイヤやってる選手、今年も赤ヘル選手たちの素顔と仮面を楽しむことができました。中でも際立つ人気だったのは、やはり黄金ルーキー大瀬良大地くんでした。

 遅ればせながら、大瀬良くん新人王おめでと~彼以外誰がいる?!な、当然の結果ですね♪ほんと、ここまで期待され、ここまで人気者となったルーキー、過去にいたでしょうか。ほんと、キラキラ輝いてましたね。彼にはたくさんの元気と勇気をもらいました。そして癒しと萌えも。見ててこんなにほんわかな気分になる野球選手、大瀬良くんが初かもしれない。

 ↑いろんなイベントに駆り出され、オフも多忙な大瀬良くん。どこに行っても人・人・人!中途半端なアイドルなんか足元にも及ばぬ人気です。それにしても。何て爽やかで自然な笑顔!しらじらしい営業つくり笑いを見慣れてる目には、まぶしすぎるぜマウンドに立てば、闘志むき出しの若武者に。カッコよすぎる~
 どんなにチヤホヤ持ち上げられても、自分を失わず常に謙虚に穏やかに優しく堂々としてる大瀬良くん。23歳とは思えぬ人格者としても、チームメイトやマスコミ関係者から褒め称えられてるところがスゴいです。悪口や批難なんて、まったく聞いたことないもん。23歳の男の子なんて、まだ学生気分が抜けてないガキがほとんどですよね~。芸能人とかどうよ。夜の六本木か赤坂かで一般人とトラブルなんか起こしてる某事務所の薄汚いアイドルとか、大瀬良くんより年上とは思えぬほど思慮も常識もないですよね。

 で、大瀬良くん初のファン感。トークコーナーでは、菊池涼介、丸佳宏、會澤翼と。今やカープの花形コンビ、キクマル。相変わらず息の合ったオチャッピーな相思相愛ぶり!この二人がいるだけで、すごくポジティヴな気分、頼もしい気持ちになります。そしてアツ。シ、シブい~。まだ26歳とは信じがたい大人の男の魅力。個性的で、それぞれにいい男な先輩たちからも、大瀬良くんは褒められっぱなし。ほんと、みんなに愛されてる後輩なんだな~。正真正銘いい子なんでしょうね。先輩たちにいじられながら、モノマネコーナーでは何と!ふなっしーになって、ピョンピョン跳躍する大瀬良くん。本家ふなっしーも真っ青なイキのいい跳ねっぷりです。可愛かった~

 TV放送ではカットされてましたが、今年もマエケン画伯の衝撃作品が。

 あと、中崎どん、ふっくん、ノムスケの似顔絵もノリノリで描いてたマエケン。ド下手のようで、意外と特徴つかんでるんですよね~。メジャーがどうのこうのと騒がれてたけど、こうして今年もマエケンの笑顔が見られて安心。気さくさは変わらないけど、今やカープのというより日本球界ナンバーワンの選手となったマエケン、何だか貫禄も出てきてますよね~。“マエケン塾”と称される彼との合同トレーニングには、マエケンの舎弟頭である中田廉をはじめ、中崎どん、そして大瀬良くんも参加。そこに、何と阪神のスター藤浪晋太郎までも参加を希望しているとか。マエケン、スゴいな~。慕われてるんですね~。いつまでもカープにいてほしいな…
 今年最大のインパクトだったのは…

 え…?!姿を現した瞬間、誰もが驚笑!一岡竜司と中田廉による、日本エレキテル連合コント! 白塗りメイクでアケミちゃんに扮したいっちー。レンレンの『堂林が結婚する』『マエケンがメジャーに』という結構きわどいネタに、ダメよ~ダメダメ~と裏声で応えるいっちー、か、可愛い!内気で恥ずかしがり屋さんな彼が、よく引き受けたな~と感嘆。

 すっかりカープに馴染んでるいっちー。特にレンレン、大瀬良くんと仲良しみたいですね。いいチームメイトに恵まれて、ほんと良かったね!

 ↑白塗りでもイケメンいっちー。レンレンはもやは、カープのお祭り大将
 今年はカープ最多出場選手となった中田レンレン。ファン感でも大活躍!そしてお祭り男といえば、上本崇司のスベリ芸人っぷりも去年同様、炸裂してましたね~。ちょこちょこ出てきては、おいしいとこを持ってった上本くん。特に笑えたのは、マエケンと大瀬良くんが参戦した炎の体育会TVのストラックアウトコーナー。ボールをはずしまくるマエケンに、コーチよろしく不機嫌そうに近づいて行き、何をするのかと思えば…

 あと、ボールプレーでは送球をヘディング!とか、ボケまくってましたね。上本くんみたいな友だち、いたら楽しいだろうな~。それにしても。他の先輩を差し置いてマエケンと同じ扱いだなんて、大瀬良くんやっぱスゴいですね!全国区の人気バラエティ番組にカープの選手が出るなんて、ひとむかし前ではありえなかった。カープの人気をあらためて実感。

 ↑期待の若鯉、二十歳の鈴木誠也くんもハッチャケてましたね~。イケメンなのに気取ってないところが好きです。
 とまあ、かなりグダグダながらも、ほのぼのアットホームなノリが、いかにもカープって感じで幸せな気分になれました。しかし…プリンス堂林翔太の罰ゲーム拒否、逃亡には正直白けてしまいましたね。まあ、恋するフォーチュンクッキーを独りで踊れなんて、生真面目な彼にムチャぶりすぎ!とは思うけれども。ちょっとだけでも踊ったら、男を上げたのにね。結局、お約束でレンレンや上本くんらが踊りましたが。先輩が自分の代わりに恥さらし?してるのを、いつの間にか戻ってきて笑いながら見てるプリンス。いますよね~ノリの悪さで宴会を興ざめさせる人。去年はセクシー戦隊コスプレとかしてくれたのに。今年のノリの悪さはいかに。ファン否定みたいな発言もしたらしいし、どうしちゃったのプリンス。ファンあってのプロ野球ですよ…美人の人気女子アナとの結婚が、慢心につながってるのでしょうか。女子アナとの結婚ではなくて、ガンガン活躍してからいくらでも驕ってくださいね♪結婚といえば。上本くんも広島ローカルタレントと、庄司くんも一般女性と。今年は若鯉のウェディングラッシュでしたね~。お幸せに!でもほんと、野球選手って年上女が好きなんですね~。大瀬良くんもいつかは…いいの、いいのよ、彼が幸せなら…

 恒例のキャッチフレーズ発表。毎年若手筆頭が担う大役(去年はキクマルでしたね)、今年はやはり大瀬良くんが仰せつかりました。緒方新監督の挨拶で、ピリっと選手もファンも引き締まる。来年こそは!と燃える心をひとつに!選手の皆さん、ケガに気をつけて来年も頑張れ~

↑おまけ:改造人間にされる中崎どん

↑今村猛、大瀬良大地、一岡竜司asカピバラ3兄弟!(ひとり余計な人がいますが)。3匹じゃない3人がそろうのって、レアですよね~。来年は夢のカピバラリレーが見られるでしょうか?

 ↑カープin 湯布院!大瀬良くん、初ちくび見せですね

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ダルマさんが殺した

2014-12-02 | 日本映画
 「神さまの言うとおり」
 退屈な日常にうんざりしていた高校生の瞬は、突如授業中に現れたダルマにより、死のゲームに引きこまれてしまう。クラスメートたちが次々と無残な死を遂げていく中、ゲームをクリアしていく瞬に待ち受けているものとは… 
 一緒に観たダミアンは、クソくだらん!とか、ウンコみたいな映画!とか、金と時間返せ!とか、ケチョンケチョンに酷評してました気持ちはまあ解からないでもないけど、私はまあまあ楽しめました。若い頃の私なら、ダミアンと同じこと言ってたかも。映画に関しては、すごく狭量というか高慢だったから。いま思えば、ナニサマのつもりな私でした。年老いた今はもう、大抵の映画は寛大に楽しめるようになっています。昔なら見向きもしなかったような邦画だって、今は積極的に観てますし。「ヤッターマン」とか「ガッチャマン」とかを観に行った剛の者ですからね私。私も大人になったな~と感心せずにいられません。この映画も、大人が観る映画ではないのですが、よほど大人じゃないと許すことができない内容、という点において、ヤッターマンやガッチャマンと同類です。漫画が元、チープなCG多用、学芸会、イケメン主演、というのも同じ。
 認めるのは恥ずかしいのですが…もうね、内容よりもイケメンなんですよ、最近の私はノーイケメンな名作佳作よりも、イケメンの駄作のほうに食いついちゃうんですわ。この映画も、いま人気の福士蒼汰主演だから観ました。福士くん、期待通りのカッコカワイさでした

 いや~蒼汰くんって、何やっても(何もしなくても)ほんと爽やかで清々しいですね~。優しそうで可愛いのに、男らしいところもいいわ。太い低い声も好きだなあ。嫌いなところ、不快なところなんかない。どんなに粗探ししても、欠点なんか見つかりませんよ。

 って、蒼汰くんのこと、いつも同じことしか書けない。それこそ蒼汰くんの欠点かもしれません。特別な個性、強烈なインパクト、驚きの演技、というのが全くないんです。きれいな空気みたいな男子というか。可愛いな、カッコいいな、としか思わない。若い今はいいけど、長く俳優をやっていくのなら、深刻な課題、試練になるかもしれません。
 でもでも。ちょっとエキセントリックな役をしただけで、演技派気取りな勘違い男優が多い中、蒼汰くんはいつも一生懸命な感じがして好感度は極めて高い。劇中、ネズミの着ぐるみをしてチュ~!!とか言ってるシーンがあるのですが。

 これがもし、某事務所のアイドルだったら。俺って面白いだろ?アイドルなのに芸人顔負けだろ?こんなことしてる俺、可愛いだろ?なアピールが重圧のように見苦しくなるところを、おバカな演技も福士くんは一生懸命で真面目にやってるって感じがして、頑張ってるんだな~と微笑ましくなるのです。
 とにもかくにも、終始どんなシーンにおいてもカッコカワイい、それだけ、な福士くんです。彼は戦隊もの出身らしいですが、敵に立ち向かっていくシーンでは、まさに子ども向けの戦隊演技なんです。瞬のダークな部分が、もうちょっと表現できてたらなと思わないでもないけど、そんなの無問題!そこまで福士くんに求めないし、鼻につくような演技派きどり演技しないところが、福士くんの良さなのだから!

 その点、神木隆之介は演技上手いな~と、毎度ながら感服!瞬と同様、死のゲームでサバイバルする高校生、天谷役の隆之介くん。ダルマや招き猫より、彼のほうが不気味で怖いです。何かもう見るからに病んでる感じ。目つきとかヤバすぎますよ。顔じたいは女の子みたいに可愛いのに、雰囲気が気持ち悪い。福士くんとはやはり、役者が違いますね。まあ、キャリアも違いますが。可愛らしい名子役から、狂気が似合うキモ系怪優に進化?してしまった隆之介くんです。演技力だけなら、同じ名子役出身の池松壮亮に対抗できる唯一の若手ですが、♂のフェロモンという武器もある壮亮くんと違い、隆之介くんは中性的で色気は全然ない。精神異常者とか同性愛者とか演じたら、シャレになんないほどハマりそうな隆之介くんもまた、将来が末恐ろしい存在です。シロクマのゲームの時、蒼汰くんに好きだよ♪と告白?する隆之介くんに、ちょっとBLの香ばしい匂いを嗅いでしまいました。
 サバイバルする高校生の一人で、入江甚儀くんも出演してました。

 最初、誰だか判んなかった。ドラマ「TAKE 5」の甚儀くんとは、かなり違って見えたし。自分が助かるためには人を平気で犠牲にするイヤな役を、なかなか憎々しげに好演してました。TKAE5での可愛い大根ぶりに比べると、演技が上手になってて驚きました。見た目もシャープになってカッコよくなってたし。同じ事務所の蒼汰くんのバーターなんだろうけど、蒼汰くんもウカウカしてたらいつか逆に甚儀くんのバーターになっちゃうぞ。
 「寄生獣」も公開中の、いま売れっ子な染谷将太が、ダルマ編に出てます。タイプではないけど、個性的な俳優ですね。美形なのかキモいのか判断が難しい顔とかも含めて。
 声の出演者には、ダルマがトミーズ雅、招き猫が前田敦子、コケシがダチョウ倶楽部、そしてシロクマが山崎努。山崎さん、このメンツと同列扱い、よく引き受けたな~。
 あとマトリョーシカとか出てきて缶けりとかするのですが。私はシロクマあたりで、もうどーでもよくなってしまった。エグい血祭り+ふざけたノリ、延々と同じことやってるだけだもん。ダミアンは早くも2番目の招き猫で、もうあかんと思ったらしいけど。こいつらいったい何者?何が目的?という疑問は、結局何も解決されてなかったような。意味不明すぎて、老人にはかなり意地悪でキツい映画です。謎の浮浪者(神?)とか、引きこもりの男(大森南朗!)とか、意味ありげに出てくるだけで、正体不明のままだったし。続編で謎が解けるってこと?続編、製作されるのでしょうか?この映画の出来では、原作漫画も読もう!とは思えない。原作ファンの感想が気になります。人気漫画の映像化は、原作レイプ!なパターンが多いですよね~。もうすぐ「海月姫」の実写版も公開されますが、原作ファンとしては楽しみというより不安です…

 ↑CMの蒼汰くんも好きです。可愛いですよね~。食品や洗剤のCMにぴったりな清潔感!

 
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