アカデミー賞が発表されましたね!今年もライヴでは観られなかったので、仕事が終わって家で画像や動画などチョコチョコとチェックしました(^^♪
日本人にとっては言うまでもなく、作品賞や監督賞、国際長編映画賞(外国語映画賞)など数部門で候補に上がった「ドライブ・マイ・カー」の快挙、そして受賞が成るか否かが最大の注目点。邦画もまだすぐれた大人の映画が作ることができる!そんな希望を抱かせてくれた秀作なので、ぜったい受賞してほしい!濱口監督や西島さん、岡マも授賞式に乗り込んで気合十分!大方の予想通り、見事オスカー獲得!おめでとうございます!
「コーダ あいのうた」で聴覚障害者初の助演男優賞を受賞したトロイ・コッツアー、手話で発表したプレセンターで昨年の助演女優賞受賞者ユン・ヨジョン、二人のやりとりがなかなか感動的だったようですね。コーダ、やっぱ観んといけんのお。それにしても。コーダにも出てるマーリー・マトリンが、「愛は静けさの中に」で聴覚障害者初の主演女優賞を受賞してからもう36年も経ったんですね~。ウィリアム・ハート哀悼…
助演女優賞は下馬評通り「ウエスト・サイド・ストーリー」のアリアナ・デボーズ。有色人種やLGBTの受賞も、もうひと昔前のように奇跡扱いされなくなってきてますね。混戦だった主演女優賞は「タミー・フェイの瞳」のジェシカ・チャステイン。何度か目のノミネートでようやく栄冠を手にしたジェシカさんです。監督賞は「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のジェーン・カンピオン。2年連続で女性監督の受賞となりました。まさに多様性を考慮したような結果に。
大好きなリズ・アーメッドも受賞!といっても演技賞ではなく、短編映画賞のプロデューサーとして。今度は男優賞で!
先日観たばかりの「ベルファスト」は、ケネス・ブラナ監督が脚本賞を受賞!佳い映画だったので納得の受賞です。主演のジュード・ヒルくんも会場に。可愛い!助演女優賞候補だったジュディ・デンチ女史が出席してたのも驚き。会場に姿を現したのって超久々?驚きの出席者といえば、去年主演男優賞を受賞しながら欠席だったアンソニー・ホプキンス御大も。大御所二人の存在は、やっぱ重みがありますね~。ご高齢ながらお元気そうなのも何より。
しかし。平和で晴れがましい空気が一転してしまう事件が、今年も起きてしまいました。ドライブ・マイ・カーの受賞の喜びも話題も吹っ飛ばされてしまった。主演男優賞候補のウィル・スミスが舞台に乱入し、奥さんに対して侮辱的なジョークを放ったプレゼンターのクリス・ロックに激烈な怒りのビンタを食らわす、という前代未聞の事件!何年か前のララランド誤発表も衝撃的でしたが、今回もかなり強烈。はじめは、何?演出?仕込み?かと思ったけど、どうやらガチだったようです。
こんなご時世なので、どんな理由があるにせよ暴力は肯定できませんが、あんなのジョークにならんでしょ。ただの公衆の面前での侮辱です。そりゃ激怒するよ。日本の大物お笑いタレントの、下っ端タレントへのパワハラ的いじりも不愉快。愛する人を世界中の人の前で侮辱され憤怒に我を忘れたウィル、見事に主演男優賞を受賞し謝罪まじりで涙のスピーチ。彼のようなスターが受賞するとムードがパっと華やぐはずなのに、うう~ん。何とも慚愧にたえぬ後味。オスカーにまで争いを持ち込まないでほしかった。でも正直、こういう日本では考えられないような、中途半端なやらせなど足元にも及ばぬ事件が起こるのも、さすがエンタメ帝国ハリウッド!と感心もしてしまいます。
不穏で物騒な式典になってしまいましたが、好きな俳優が一世一代の晴れ舞台にキメッキメな姿を今年も楽しむことができました。
ブラッドリー・クーパーはおなじみブラパママ同伴。今やレオママと双璧をなすオスカー名物ママ。ティモシー・シャラメの他の追随を許さぬ、誰もマネできないファッションセンス。惜しくも主演男優賞を逃したベネディクト・カンバーバッチのノリのよさが好き。
男前ぶりが際立ってたのが、主演男優賞候補だったアンドリュー・ガーフィールド。いい役者にもなったけど、いい男にもなったよな~。ベルファストでの好演でオスカー候補になってもおかしくなかったジェイミー・ドーナンとの、イケメンいちゃいちゃツーショットに萌え~。
昨年の助演男優賞受賞者ダニエル・カルーヤ、そしてデヴィッド・オイエロウォ、英国黒人男優二人の独特すぎるスタイリッシュなスーツ!カッコいいですね~。
ああ、今年も祭りのあとのいつもの感慨。一年ってほんとあっという間…また何の変哲もなく無為な日々を繰り返して、知らん間にまた来年のオスカーを迎えるんだろうな…いや、今度こそこれが私にとって最後のオスカーになるかも…平和な日本で生きてることに感謝しつつも、ふと虚しくもなってしまう春の夜なのでした。
あらためて、受賞者のおさらい。
↑ 作品賞プレゼンターのレディー・ガガとライザ・ミネリ。何か怖い…
作品賞 「コーダ あいのうた」
監督賞 ジェーン・カンピオン
主演男優賞 ウィル・スミス
主演女優賞 ジェシカ・チャステイン
助演男優賞 トロイ・コッツアー
助演女優賞 アリアナ・デボーズ
国際長編映画賞 「ドライブ・マイ・カー」
↑ みなさん、おめでとうございます!👏ウィルはやっぱ明るくおちゃめなほうが素敵よ!
日本人にとっては言うまでもなく、作品賞や監督賞、国際長編映画賞(外国語映画賞)など数部門で候補に上がった「ドライブ・マイ・カー」の快挙、そして受賞が成るか否かが最大の注目点。邦画もまだすぐれた大人の映画が作ることができる!そんな希望を抱かせてくれた秀作なので、ぜったい受賞してほしい!濱口監督や西島さん、岡マも授賞式に乗り込んで気合十分!大方の予想通り、見事オスカー獲得!おめでとうございます!
「コーダ あいのうた」で聴覚障害者初の助演男優賞を受賞したトロイ・コッツアー、手話で発表したプレセンターで昨年の助演女優賞受賞者ユン・ヨジョン、二人のやりとりがなかなか感動的だったようですね。コーダ、やっぱ観んといけんのお。それにしても。コーダにも出てるマーリー・マトリンが、「愛は静けさの中に」で聴覚障害者初の主演女優賞を受賞してからもう36年も経ったんですね~。ウィリアム・ハート哀悼…
助演女優賞は下馬評通り「ウエスト・サイド・ストーリー」のアリアナ・デボーズ。有色人種やLGBTの受賞も、もうひと昔前のように奇跡扱いされなくなってきてますね。混戦だった主演女優賞は「タミー・フェイの瞳」のジェシカ・チャステイン。何度か目のノミネートでようやく栄冠を手にしたジェシカさんです。監督賞は「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のジェーン・カンピオン。2年連続で女性監督の受賞となりました。まさに多様性を考慮したような結果に。
大好きなリズ・アーメッドも受賞!といっても演技賞ではなく、短編映画賞のプロデューサーとして。今度は男優賞で!
先日観たばかりの「ベルファスト」は、ケネス・ブラナ監督が脚本賞を受賞!佳い映画だったので納得の受賞です。主演のジュード・ヒルくんも会場に。可愛い!助演女優賞候補だったジュディ・デンチ女史が出席してたのも驚き。会場に姿を現したのって超久々?驚きの出席者といえば、去年主演男優賞を受賞しながら欠席だったアンソニー・ホプキンス御大も。大御所二人の存在は、やっぱ重みがありますね~。ご高齢ながらお元気そうなのも何より。
しかし。平和で晴れがましい空気が一転してしまう事件が、今年も起きてしまいました。ドライブ・マイ・カーの受賞の喜びも話題も吹っ飛ばされてしまった。主演男優賞候補のウィル・スミスが舞台に乱入し、奥さんに対して侮辱的なジョークを放ったプレゼンターのクリス・ロックに激烈な怒りのビンタを食らわす、という前代未聞の事件!何年か前のララランド誤発表も衝撃的でしたが、今回もかなり強烈。はじめは、何?演出?仕込み?かと思ったけど、どうやらガチだったようです。
こんなご時世なので、どんな理由があるにせよ暴力は肯定できませんが、あんなのジョークにならんでしょ。ただの公衆の面前での侮辱です。そりゃ激怒するよ。日本の大物お笑いタレントの、下っ端タレントへのパワハラ的いじりも不愉快。愛する人を世界中の人の前で侮辱され憤怒に我を忘れたウィル、見事に主演男優賞を受賞し謝罪まじりで涙のスピーチ。彼のようなスターが受賞するとムードがパっと華やぐはずなのに、うう~ん。何とも慚愧にたえぬ後味。オスカーにまで争いを持ち込まないでほしかった。でも正直、こういう日本では考えられないような、中途半端なやらせなど足元にも及ばぬ事件が起こるのも、さすがエンタメ帝国ハリウッド!と感心もしてしまいます。
不穏で物騒な式典になってしまいましたが、好きな俳優が一世一代の晴れ舞台にキメッキメな姿を今年も楽しむことができました。
ブラッドリー・クーパーはおなじみブラパママ同伴。今やレオママと双璧をなすオスカー名物ママ。ティモシー・シャラメの他の追随を許さぬ、誰もマネできないファッションセンス。惜しくも主演男優賞を逃したベネディクト・カンバーバッチのノリのよさが好き。
男前ぶりが際立ってたのが、主演男優賞候補だったアンドリュー・ガーフィールド。いい役者にもなったけど、いい男にもなったよな~。ベルファストでの好演でオスカー候補になってもおかしくなかったジェイミー・ドーナンとの、イケメンいちゃいちゃツーショットに萌え~。
昨年の助演男優賞受賞者ダニエル・カルーヤ、そしてデヴィッド・オイエロウォ、英国黒人男優二人の独特すぎるスタイリッシュなスーツ!カッコいいですね~。
ああ、今年も祭りのあとのいつもの感慨。一年ってほんとあっという間…また何の変哲もなく無為な日々を繰り返して、知らん間にまた来年のオスカーを迎えるんだろうな…いや、今度こそこれが私にとって最後のオスカーになるかも…平和な日本で生きてることに感謝しつつも、ふと虚しくもなってしまう春の夜なのでした。
あらためて、受賞者のおさらい。
↑ 作品賞プレゼンターのレディー・ガガとライザ・ミネリ。何か怖い…
作品賞 「コーダ あいのうた」
監督賞 ジェーン・カンピオン
主演男優賞 ウィル・スミス
主演女優賞 ジェシカ・チャステイン
助演男優賞 トロイ・コッツアー
助演女優賞 アリアナ・デボーズ
国際長編映画賞 「ドライブ・マイ・カー」
↑ みなさん、おめでとうございます!👏ウィルはやっぱ明るくおちゃめなほうが素敵よ!