やっと美容院へ行ってきただよ。
髪を切った私に~♪by 聖子 違う人みたいと照れてくれる人は、もちろん誰もいません。それどころが、気づいてくれる人もいません。涙。いっそパンチパーマでも当てて、錯乱めいた自己主張をしてみようかな...
最近、口内炎ができやすくなって、困ってます。なぜ!?ビタミンサプリたくさん摂取し、ひといちばい神経質に歯磨き&うがいしてるのに。どこか内臓でも悪いのでしょうか。
お松の独りイングマール・ベルイマン監督祭④
「叫びとささやき」
余命いくばくもない次女を看取るため、生まれ育った館に集まる長女と三女。うわべは仲睦まじい三姉妹だが、それぞれ心と体に暗い愛憎と苦悶を秘めていた...
あうう。ベルイマン監督の映画って、女がブっこわれていく戦慄心理ホラーばかり?この作品の三姉妹も、心身ともに崩壊してます。怖い!
次女は癌?で、その苦痛に満ちた表情や動きは、壮絶で直視するのが困難。「エクソシスト」の悪魔憑き少女よりも100倍怖い!こんな風に苦しみにまみれて死んでいくのって、ほんとに恐ろしいとゾっとします。彼女の救われない断末魔の顔や声が、ギギギとガラスに爪を立てる音のように、脳裏にこびりつきます。彼女が救いを求めるように、献身的な女中の豊かな乳房に甘えるシーンは、宗教画のようですが、何だか不気味でもあります。
病んでいるという点では、肉体ではなく精神が痛んでる長女と三女も深刻。
三女は、ちょっと色情的?夫がありながら、医者と不倫。男を見つめる飢えた、でも虚ろな目が、気持ち悪い!
最狂なのが、長女。一見、いちばんまともに見えるんだけど、実は...
あの三姉妹、どうしてあんな風になっちゃったんだろう。噴出する憎しみや嫌悪感も、すさまじく病んでるんだけど、わけがわからない。理解できるほうがヤバいのかな。抑圧、劣等感、嫉妬。男よりも深く強いから、女のほうが壊れやすいのでしょうか。でも、女はみんなコワレ予備軍、みたいな映画って、観ていて気持ちの良いものではありませんよねえ。
内容そのものは???だけど、見ごたえはある映画です。
三姉妹を演じる女優たちが、とにかくスゴすぎます!こ、怖い!長女はイングリッド・チューリン、次女はハリエット・アンデション、三女はリヴ・ウルマン。ベルイマン監督お気に入りの常連女優3人が、壮絶悶絶に火花を散らしています。3人とも強烈ですが、特にディープインパクトなのが長女のイングリッド・チューリン。
旦那とのセックスがイヤで?ガラスの破片で自分の陰部を傷つけ、血まみれの股を開き、手についた血を顔に...あううう...なぜこんなことを...おぞましすぎる。「ピアニスト」のエリカ先生も真っ青です。着替えシーンで老いた女体オールヌードを晒したり、よくやるなあと呆れおののいてしまう怪演。
とにかく、圧巻な彼女たちに比べたら、日本の女優なんてホント学芸会だよなあと思えます。
舞台となる館が素晴らしい。時計の針、インク瓶、ベッドのシーツ、人形、吐しゃ用の器etc.細部に至るまで、あるものすべてが趣深いアンティークな室内。赤・黒・白で統一されたような、室内装飾や三姉妹の衣装も美しい。赤は禍々しく、黒は不吉で、白は儚い感じなのが、女たちの心象や生き方を表しているようです。
幻想的な庭など、撮影も素晴らしいなあと感嘆。アカデミー賞の撮影賞を受賞したと知り、なるほど納得。
髪を切った私に~♪by 聖子 違う人みたいと照れてくれる人は、もちろん誰もいません。それどころが、気づいてくれる人もいません。涙。いっそパンチパーマでも当てて、錯乱めいた自己主張をしてみようかな...
最近、口内炎ができやすくなって、困ってます。なぜ!?ビタミンサプリたくさん摂取し、ひといちばい神経質に歯磨き&うがいしてるのに。どこか内臓でも悪いのでしょうか。
お松の独りイングマール・ベルイマン監督祭④
「叫びとささやき」
余命いくばくもない次女を看取るため、生まれ育った館に集まる長女と三女。うわべは仲睦まじい三姉妹だが、それぞれ心と体に暗い愛憎と苦悶を秘めていた...
あうう。ベルイマン監督の映画って、女がブっこわれていく戦慄心理ホラーばかり?この作品の三姉妹も、心身ともに崩壊してます。怖い!
次女は癌?で、その苦痛に満ちた表情や動きは、壮絶で直視するのが困難。「エクソシスト」の悪魔憑き少女よりも100倍怖い!こんな風に苦しみにまみれて死んでいくのって、ほんとに恐ろしいとゾっとします。彼女の救われない断末魔の顔や声が、ギギギとガラスに爪を立てる音のように、脳裏にこびりつきます。彼女が救いを求めるように、献身的な女中の豊かな乳房に甘えるシーンは、宗教画のようですが、何だか不気味でもあります。
病んでいるという点では、肉体ではなく精神が痛んでる長女と三女も深刻。
三女は、ちょっと色情的?夫がありながら、医者と不倫。男を見つめる飢えた、でも虚ろな目が、気持ち悪い!
最狂なのが、長女。一見、いちばんまともに見えるんだけど、実は...
あの三姉妹、どうしてあんな風になっちゃったんだろう。噴出する憎しみや嫌悪感も、すさまじく病んでるんだけど、わけがわからない。理解できるほうがヤバいのかな。抑圧、劣等感、嫉妬。男よりも深く強いから、女のほうが壊れやすいのでしょうか。でも、女はみんなコワレ予備軍、みたいな映画って、観ていて気持ちの良いものではありませんよねえ。
内容そのものは???だけど、見ごたえはある映画です。
三姉妹を演じる女優たちが、とにかくスゴすぎます!こ、怖い!長女はイングリッド・チューリン、次女はハリエット・アンデション、三女はリヴ・ウルマン。ベルイマン監督お気に入りの常連女優3人が、壮絶悶絶に火花を散らしています。3人とも強烈ですが、特にディープインパクトなのが長女のイングリッド・チューリン。
旦那とのセックスがイヤで?ガラスの破片で自分の陰部を傷つけ、血まみれの股を開き、手についた血を顔に...あううう...なぜこんなことを...おぞましすぎる。「ピアニスト」のエリカ先生も真っ青です。着替えシーンで老いた女体オールヌードを晒したり、よくやるなあと呆れおののいてしまう怪演。
とにかく、圧巻な彼女たちに比べたら、日本の女優なんてホント学芸会だよなあと思えます。
舞台となる館が素晴らしい。時計の針、インク瓶、ベッドのシーツ、人形、吐しゃ用の器etc.細部に至るまで、あるものすべてが趣深いアンティークな室内。赤・黒・白で統一されたような、室内装飾や三姉妹の衣装も美しい。赤は禍々しく、黒は不吉で、白は儚い感じなのが、女たちの心象や生き方を表しているようです。
幻想的な庭など、撮影も素晴らしいなあと感嘆。アカデミー賞の撮影賞を受賞したと知り、なるほど納得。