「エリジウム」
2145年。富裕層はスペースコロニー“エリジウム”へ移住し、貧民層は荒廃した地球に残されていた。事故で余命5日の身体になってしまったマックスは、永遠の命を手に入れるためエリジウムに侵入しようとするが…
「第9地区」で注目されたニール・ブロムカンプ監督、マット・デーモン主演の近未来アクション映画!
誰の子どもを産んでみたいか?と問われたら、真っ先に思い浮かぶ男…私にとってそれは、今も昔もマット・デーモンなのです。大好きな男優は世界中にあまたいますが、マットほど何もかも理想的にドストライクな男はいません。まず、見た目。猿人系に弱い私にとって、ゴリゴリしいゴリラーマンなマットは、どんな美男子よりもイケて見える。ゴリラのように強靭そうで勇ましいけど、獣臭のする乱暴で下品なゴリラではなく、爽やかで健全で清潔感のあるゴリラ。そして、聡明で思慮深そうなところが、脳みそまでエテ公なバカ男と一線を画してます。最近は、個性派気取りの派手で軽薄な、中身のないチャラい、ナルシストのくせに打たれ弱そうな男優ばかりがもてはやされてますが、そんな詐欺的な誇大広告みたいなウソくさいイケメンよりも、地味で素朴で堅実な、誠実さと賢さ、そして静かなる自信が内側からあふれてるようなマットのほうが、見ていて信頼・安心できます。全米でいい男の代表格となってるマット、それは当然のことと言えましょう。
そんなマット、ボーンシリーズ以降すっかり闘う男が板についてますが、今回もゴリゴリしく大暴れしてます。初登場シーンの上半身裸で摑みはOK!見事なゴリマッチョぶり、抱いてー!!です。マットのマッチョボディって、体に線がくっきり入ってるような人工的な肉体美ではなく、ムキムキバキバキではなく、がっちりムチムチなところが素敵なんですよね。そして、ボーンシリーズでもそうですが、武器にあまり頼らない生々しいド迫力の肉弾戦がマットの魅力。演技だとは分かっていても、死なないとは分かってても、リアルなのでハラハラドキドキしてしまいます。とにかく、めちゃくちゃ強そうなマット。彼ひとりで、ガッチャマンなんか瞬殺できそうです。マット、撮影中は生傷や打ち身の痛みが絶えなかったのではないでしょうか。
孤独で寡黙、デスパレートな中にも優しさを捨てきれないなマックスのキャラも、まさに漢(おとこ)って感じで胸キュンです。命がけで闘った彼が最後に選ぶ道が、切なすぎて…何のための死闘だったのか、虚しくなりますが…あれこそヒーロー、とも言えるラストではありました。
富裕層と貧民層に分断された近未来の地球、という設定は、コリン・ファレルの「トータル・リコール」や、ジャスティン・ティンバーレイクの「タイム」と同じ。侵入しようとする貧民を容赦なく抹殺する今作の富裕層が、いちばん冷酷ですが。
「第9地区」同様、あまり高度なVFXやCGを多様せず、どこかB級SFのにおいがする、円谷プロ的な懐かしささえ感じる近未来世界がユニークです。小型円盤みたいな偵察機とか、マットの頭や体に施されるメカニックな装置とかが印象的。
エリジウムの冷酷な高官役、ジョディ・フォスターが…相変わらず威風堂々で凛々しいジョディ兄貴ですが、顔がシワクチャで梅干みたいだったマットと一緒のシーンはほとんどなかったのですが、マットが年齢より若く見えるせいもあって、よけいジョディ兄さんの老けっぷりが顕著に…あまりヒネリも深いキャラ設定もない、単なる非情な悪役だったのも残念。2度のオスカーに輝くジョディ兄貴も、年齢とともに仕事の幅が狭まってるのかなあ、と感慨深いものが。
あと、マックスの友人役で、ガエルのマブ友ことディエゴ・ルナが出演してます。ルナちん、小汚いけど可愛かったです。思ったとおり、可哀想な役で涙マックスの少年時代やってた男の子が、すごくカッコカワイかったです。
↑おバカなマットも可愛い!マットはもう一本、「恋するリベラーチェ」がこの秋に日本公開!これこそ私が待っていた、私の妄念が現実化したかのような(相手役が、ちょっと???ですが、この際ぜいたくは言うまい)マットなのです!ああ~早く観たい!!
2145年。富裕層はスペースコロニー“エリジウム”へ移住し、貧民層は荒廃した地球に残されていた。事故で余命5日の身体になってしまったマックスは、永遠の命を手に入れるためエリジウムに侵入しようとするが…
「第9地区」で注目されたニール・ブロムカンプ監督、マット・デーモン主演の近未来アクション映画!
誰の子どもを産んでみたいか?と問われたら、真っ先に思い浮かぶ男…私にとってそれは、今も昔もマット・デーモンなのです。大好きな男優は世界中にあまたいますが、マットほど何もかも理想的にドストライクな男はいません。まず、見た目。猿人系に弱い私にとって、ゴリゴリしいゴリラーマンなマットは、どんな美男子よりもイケて見える。ゴリラのように強靭そうで勇ましいけど、獣臭のする乱暴で下品なゴリラではなく、爽やかで健全で清潔感のあるゴリラ。そして、聡明で思慮深そうなところが、脳みそまでエテ公なバカ男と一線を画してます。最近は、個性派気取りの派手で軽薄な、中身のないチャラい、ナルシストのくせに打たれ弱そうな男優ばかりがもてはやされてますが、そんな詐欺的な誇大広告みたいなウソくさいイケメンよりも、地味で素朴で堅実な、誠実さと賢さ、そして静かなる自信が内側からあふれてるようなマットのほうが、見ていて信頼・安心できます。全米でいい男の代表格となってるマット、それは当然のことと言えましょう。
そんなマット、ボーンシリーズ以降すっかり闘う男が板についてますが、今回もゴリゴリしく大暴れしてます。初登場シーンの上半身裸で摑みはOK!見事なゴリマッチョぶり、抱いてー!!です。マットのマッチョボディって、体に線がくっきり入ってるような人工的な肉体美ではなく、ムキムキバキバキではなく、がっちりムチムチなところが素敵なんですよね。そして、ボーンシリーズでもそうですが、武器にあまり頼らない生々しいド迫力の肉弾戦がマットの魅力。演技だとは分かっていても、死なないとは分かってても、リアルなのでハラハラドキドキしてしまいます。とにかく、めちゃくちゃ強そうなマット。彼ひとりで、ガッチャマンなんか瞬殺できそうです。マット、撮影中は生傷や打ち身の痛みが絶えなかったのではないでしょうか。
孤独で寡黙、デスパレートな中にも優しさを捨てきれないなマックスのキャラも、まさに漢(おとこ)って感じで胸キュンです。命がけで闘った彼が最後に選ぶ道が、切なすぎて…何のための死闘だったのか、虚しくなりますが…あれこそヒーロー、とも言えるラストではありました。
富裕層と貧民層に分断された近未来の地球、という設定は、コリン・ファレルの「トータル・リコール」や、ジャスティン・ティンバーレイクの「タイム」と同じ。侵入しようとする貧民を容赦なく抹殺する今作の富裕層が、いちばん冷酷ですが。
「第9地区」同様、あまり高度なVFXやCGを多様せず、どこかB級SFのにおいがする、円谷プロ的な懐かしささえ感じる近未来世界がユニークです。小型円盤みたいな偵察機とか、マットの頭や体に施されるメカニックな装置とかが印象的。
エリジウムの冷酷な高官役、ジョディ・フォスターが…相変わらず威風堂々で凛々しいジョディ兄貴ですが、顔がシワクチャで梅干みたいだったマットと一緒のシーンはほとんどなかったのですが、マットが年齢より若く見えるせいもあって、よけいジョディ兄さんの老けっぷりが顕著に…あまりヒネリも深いキャラ設定もない、単なる非情な悪役だったのも残念。2度のオスカーに輝くジョディ兄貴も、年齢とともに仕事の幅が狭まってるのかなあ、と感慨深いものが。
あと、マックスの友人役で、ガエルのマブ友ことディエゴ・ルナが出演してます。ルナちん、小汚いけど可愛かったです。思ったとおり、可哀想な役で涙マックスの少年時代やってた男の子が、すごくカッコカワイかったです。
↑おバカなマットも可愛い!マットはもう一本、「恋するリベラーチェ」がこの秋に日本公開!これこそ私が待っていた、私の妄念が現実化したかのような(相手役が、ちょっと???ですが、この際ぜいたくは言うまい)マットなのです!ああ~早く観たい!!