

国際テロリストのカシムが護送中、仲間によって奪還されてしまう。CIAに対してメンツを失った英国情報局保安部(MI-5)は、指揮官のハリーを解任する。ハリーは姿を消し、独自にカシムの行方を追う。MI-5はかつてハリーの部下だったウィルを呼び戻し、ハリーの捜索を命じる。ハリーと再会したウィルは、カシムがロンドンでテロを起こそうとしていることを知るが…
最近やたらと気になる英国イケメン、「ゲーム・オブ・スローンズ」で人気のキット・ハリントン主演のスパイアクション。人気TVシリーズの劇場版だとか。オリジナルを全然知らないので、どうかなと思いつつ観ましたが、そんなにワケワカメでもありませんでした。ハリーのキャラとか彼のMI-5内での人間関係とか立ち位置など、TVシリーズつながりな部分も多々あるのですが、大して気になりませんでした。キット・ハリントンしか眼中になかったので(^^♪キット演じるウィルは劇場版のための新キャラみたいだったし、彼のファンなら観ても無問題な映画です。

それにしてもキット、初めて彼を見た「戦場からのラブレター」では、そんなにイケてなかったのに、この映画の彼は別人のようにカッコカワイかった


キットの遠い悲しげな瞳と、薄幸そうな雰囲気が好き。明るい役より不幸な役のほうが似合うキットです。ワイルドだけど、下品じゃないところもキットの魅力。彼、実際にも英国の由緒正しい名家出身だとか。道理で!すごくカッコカワイいんだけど、たまにブサイクに見えるところも、チョイブサ好きな私にはツボなキットです。彼もどことなく猿っぽいので、猿系男に弱い私が惹かれるのも当然の成り行きでしょうか。

凄腕エージェントなんだけど、結構スキがあったり、冷酷になれない弱さもあったりするウィルのキャラも、何か母性本能をくすぐります。絶対だまされないぞ!今度だましたら殺す!とハリーに息巻いてはみても、何度もだまされて手玉にとられちゃう青二才っぷり、ハリーへのファザコンっぽさなど、思春期のナイーヴな少年みたいなウィル=キットが、すごく可愛かったです。

カッコカワイいキットを楽しめる映画ですが、セクシーなキット、エロいキットは残念ながらなし。ぜんぜん脱いでませんし。でも、気になって仕方がなかったのが、キットのお尻!


キュっと引き締まったピチピチな小尻なんですよ~。変態なケツフェチにはたまりません


実質の主役であるハリー役は、オリジナルのTVシリーズからの出演であるピーター・ファース。シブいおじさまですが、せっかくイケメンとの屈折した関係にある役なので、もうちょっとBLっぽさを醸せるおじさまだったらな、と思わないでもなかったです。MI-5上層部の中に、「高慢と偏見」でエリザベス役を好演してたジェニファー・イーリーがいました。上品で優しそうな彼女が冷徹で悪辣な役、というのが意外性あって良かったです。

テロ組織の首領カシム役のエリス・ガベルが男前!あの役には無駄に思えるほどイケメンでした。どっかで見たことあるな~と思ったら、「アメリカン・ドリーマー」で事件を起こす従業員役を演じてた!わし的には、リズ・アーメッドと並ぶ要チェキの東アジア系英国イケメンになりそう。
内容、映像、演出など、ちょっとボーンシリーズっぽい映画です。007や「ロンドン・スパイ」などもそうでしたが、MI-5って何だか陰謀ばかりの悪い黒組織としか思えないんですけど…
赤い二階建てバスが走る都心、歴史ある建築物、テムズ川にかかる橋etc.ウィルたちが奔走するロンドンの街並みも、相変わらず美しくて。ロンドン、また行きたいな~。


↑童顔、猿っぽい、ガッチビ、下品じゃない、という私の男ツボを突いてるキットに、今後も期待!「ゲーム・オブ・スローンズ」そろそろ手を出そっかな♪


↑やはりセクシーなキットに会いたいですね
