淑女の雑誌を、つれづれなるままに読みました。
竹内ゆう子って、そんなにスゴい女優だったのか。知らなかった。NHKの朝ドラと風邪薬のCMぐらいでしか、観たことないからなあ。ワタシ的には、引退しても全然惜しくない、代わりはいくらでもいるって感じの存在だけど。でもまあ、可愛いフリしてあのコわりとワル、じゃない、ヤルもんだねっと~♪なキャラは、なかなかどうして、立派なものです。スキャンダルも、利点に巧く変えようとしているところも、したたかだな、と感心。でも...
損は絶対しない!傷も絶対つかない!って、偉いとは思うけど、本物の大女優なら、そんな小ざかしさは必要ないとも思う。泥にまみれて汚れたくない!という生き方が、彼女の女優としてのレベルを、如実に表しているようにも思えます。
そんな彼女の新作映画「いま、会いにゆきます 弁護士が」が公開!って、ウソです♪中村獅子舞も、ショボくれてないで、頑張れ~!
あと、大竹しのぶが黒木瞳にムカつく!って記事も気になる。こっちのほうが、面白そうだ。
お松の独り呉彦祖映画祭②
「玻璃の城」
香港が英領から中国に返還される1997年を迎えようとしていた夜、イギリスで事故死する香港人の男女。彼らが辿ってきた愛とは...
激動の香港の歴史を背景に描かれる、長い年月のメロドラマ。
恋愛そのものは、甘~い!見てるほうが、ちょっと恥ずかしくなるほど、ロマンチックで乙女ちっく。それに、古き良き時代を懐古するノスタルジク風味まで加えられて、かなりベタです。香港人って、見た目は東洋人だけど、中身は西洋に近いのかな。
学生時代に恋に落ちて、遠距離恋愛に疲れて別れて、お互い結婚して子供もできて、再会してヨリを戻す。不倫していても、互いの家族はほとんど出てこないので、禁断ムードはない。そもそも、肉体関係があるのかどうかさえ怪しい。性的な色気が全然ないので、恋の緊張感とか狂おしさもゼロ。いい年になっても、ロマンチックな二人が、ちょっとキモいです。
二人の恋より、この映画の主役は、香港そのものなのでは。
ロケ地が、まるで香港の観光案内みたい。特に、香港大学周辺あたりが、美しく撮れていて、訪ねてみたくなります。それと、香港返還を祝う新年のお祭り騒ぎシーンも、人々の興奮が伝わって印象的でした。
主人公たちの学生運動シーンに、ちょっと驚きました。何に怒って抗議してるのかと思ったら、“日本人鬼!”...あらら。中国といい韓国といい、日本人はどこでも憎まれてるんだなあ。
主役の恋人たちは、レオン・ライ&スー・チー。
レオン・ライは、地味で素朴で清潔感があって、でもデカくてガタイがいい。華やかで個性的な男が多い香港俳優の中では、異色な感じ(北京出身だから?)。どっちかというと、韓流スターに近い雰囲気?本業は歌手らしく、歌うシーンもあり。
そーいえば。同じレオン・ライ主演の「ラブソング」も、似たような内容の映画だったような。
レオン・ライって、私が大学生の時、ちょっと片想いしてた先輩に、そっくりなんだよねえ。優しくて知的な素敵な人だった、が、同時にすげーヤリチンだった。映画とは関係ないノスタルジー、ちょっと感じてしまいました。
ヒロインの吸う血い、じゃない、スー・チーって...個性的な女優だとは思うけど、何で美女な役ばかりなの?彼女、美人なの!?カエルに見えるのは、私だけ?!
この映画を観たのは、もちろん彦ことダニエル・ウーに会いたかったから
彦は、レオン・ライの息子役。今は香港随一のセクシー色男な彦ですが、デビュー間もない頃の今作では、さすがに初々しく、まだ少年っぽさが残ってて、可愛い!
アメリカで生まれ育ったので、英語が母国語で広東語は苦手な青年。これって彦ご本人に、限りなく近い役?そのせいか、香港に戸惑ったりイライラする演技が、とてもナチュラルです。
でも、レオン・ライと父子って。似てね~!にも程がある。アンディ・ラウなら、似てるんだけどね。
イギリスのケンブリッジって、広東語で“康橋”っていうんですね。へぇトリビア(死語)!
レオン・ライは息子の彦に。スーチーは娘に。康橋という同じ中国名を付けられた子供たちが、今度は恋に落ちるって展開が、輪廻転生っぽいです。でもさあ。レオン・ライの妻も、スーチーの夫も、イヤだろうなあ。自分の息子・娘が、自分の夫・妻の不倫相手の子供と愛し合うなんて。映画は、そんな現実的なことまでは、描いていませんが...
竹内ゆう子って、そんなにスゴい女優だったのか。知らなかった。NHKの朝ドラと風邪薬のCMぐらいでしか、観たことないからなあ。ワタシ的には、引退しても全然惜しくない、代わりはいくらでもいるって感じの存在だけど。でもまあ、可愛いフリしてあのコわりとワル、じゃない、ヤルもんだねっと~♪なキャラは、なかなかどうして、立派なものです。スキャンダルも、利点に巧く変えようとしているところも、したたかだな、と感心。でも...
損は絶対しない!傷も絶対つかない!って、偉いとは思うけど、本物の大女優なら、そんな小ざかしさは必要ないとも思う。泥にまみれて汚れたくない!という生き方が、彼女の女優としてのレベルを、如実に表しているようにも思えます。
そんな彼女の新作映画「いま、会いにゆきます 弁護士が」が公開!って、ウソです♪中村獅子舞も、ショボくれてないで、頑張れ~!
あと、大竹しのぶが黒木瞳にムカつく!って記事も気になる。こっちのほうが、面白そうだ。
お松の独り呉彦祖映画祭②
「玻璃の城」
香港が英領から中国に返還される1997年を迎えようとしていた夜、イギリスで事故死する香港人の男女。彼らが辿ってきた愛とは...
激動の香港の歴史を背景に描かれる、長い年月のメロドラマ。
恋愛そのものは、甘~い!見てるほうが、ちょっと恥ずかしくなるほど、ロマンチックで乙女ちっく。それに、古き良き時代を懐古するノスタルジク風味まで加えられて、かなりベタです。香港人って、見た目は東洋人だけど、中身は西洋に近いのかな。
学生時代に恋に落ちて、遠距離恋愛に疲れて別れて、お互い結婚して子供もできて、再会してヨリを戻す。不倫していても、互いの家族はほとんど出てこないので、禁断ムードはない。そもそも、肉体関係があるのかどうかさえ怪しい。性的な色気が全然ないので、恋の緊張感とか狂おしさもゼロ。いい年になっても、ロマンチックな二人が、ちょっとキモいです。
二人の恋より、この映画の主役は、香港そのものなのでは。
ロケ地が、まるで香港の観光案内みたい。特に、香港大学周辺あたりが、美しく撮れていて、訪ねてみたくなります。それと、香港返還を祝う新年のお祭り騒ぎシーンも、人々の興奮が伝わって印象的でした。
主人公たちの学生運動シーンに、ちょっと驚きました。何に怒って抗議してるのかと思ったら、“日本人鬼!”...あらら。中国といい韓国といい、日本人はどこでも憎まれてるんだなあ。
主役の恋人たちは、レオン・ライ&スー・チー。
レオン・ライは、地味で素朴で清潔感があって、でもデカくてガタイがいい。華やかで個性的な男が多い香港俳優の中では、異色な感じ(北京出身だから?)。どっちかというと、韓流スターに近い雰囲気?本業は歌手らしく、歌うシーンもあり。
そーいえば。同じレオン・ライ主演の「ラブソング」も、似たような内容の映画だったような。
レオン・ライって、私が大学生の時、ちょっと片想いしてた先輩に、そっくりなんだよねえ。優しくて知的な素敵な人だった、が、同時にすげーヤリチンだった。映画とは関係ないノスタルジー、ちょっと感じてしまいました。
ヒロインの吸う血い、じゃない、スー・チーって...個性的な女優だとは思うけど、何で美女な役ばかりなの?彼女、美人なの!?カエルに見えるのは、私だけ?!
この映画を観たのは、もちろん彦ことダニエル・ウーに会いたかったから
彦は、レオン・ライの息子役。今は香港随一のセクシー色男な彦ですが、デビュー間もない頃の今作では、さすがに初々しく、まだ少年っぽさが残ってて、可愛い!
アメリカで生まれ育ったので、英語が母国語で広東語は苦手な青年。これって彦ご本人に、限りなく近い役?そのせいか、香港に戸惑ったりイライラする演技が、とてもナチュラルです。
でも、レオン・ライと父子って。似てね~!にも程がある。アンディ・ラウなら、似てるんだけどね。
イギリスのケンブリッジって、広東語で“康橋”っていうんですね。へぇトリビア(死語)!
レオン・ライは息子の彦に。スーチーは娘に。康橋という同じ中国名を付けられた子供たちが、今度は恋に落ちるって展開が、輪廻転生っぽいです。でもさあ。レオン・ライの妻も、スーチーの夫も、イヤだろうなあ。自分の息子・娘が、自分の夫・妻の不倫相手の子供と愛し合うなんて。映画は、そんな現実的なことまでは、描いていませんが...