意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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小学校英語教育考

2009年09月30日 | 教育
小学校で英語教育を行うとされてますがどう思います?
赤熊は、今の教育法では中学校での英語教育でさえ反対です。

なぜかといえば「英語を教えてどうしたいのか」という理念がないからです。

例えば、
国語は読解力、数学は論理力、理科や社会は周辺知識でしょう?
じゃあ、「英語は?」って聞かれると・・・答えようがないんだよね。
コミュニケーション能力?
マナーとかを教えた方が実用的でしょ。
英語の文献を読むため?
英語で記事を読むより、翻訳されたもので読んだほうが、速く、深く、正確に理解できるし、そもそも英語を読まなければいけない状況も滅多にない。

そう考えると、英語を教える意味がないんだよね・・・。
1点だけあるとすれば、日本語と英語の違いを理解し、日本語をより理解できることぐらいかな?
でも、そのために教えるって効率悪いし・・・。

英語教育自体を反対しているわけではないのですけど、英語を教えなければいけない意味が解らないわけです。
これでは、日本人が英語を覚えるわけがないです。

それでも、どうしても英語を教えたいと言うのなら、
少なくとも、(教育全般に言えることだけど)「何故、教えているのか?」と言う動機付けをしない限り、全て無駄だと思います。

でも、英語の動機付けが一番難しいよね。
上に挙げた通り、何もないんだから・・・。
だとしたら、最低でも効率的な英語教育を施す必要があると思っています。

より効率的な方法としたら、外国語を教える前に日本語の特性や癖などを教えることではないでしょうか?
そもそも、いくら英語を教えても日本語より上手くなるなんてありえませんから。
日本語能力を先に向上させた方が効率的ですね。
日本語と英語を比較して、英語を理解できれば、英語の上達スピードは格段に違うと思います。

具体的にいくつか詰めないといけないけど、基本的にはこの方針だと思います。

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