意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

奨学金制度は狂ってない

2013年10月12日 | 教育
こういうブログがあった。

ihayato書店 イケダハヤト
・狂った日本の奨学金制度:大学卒業のために「720万円の借金(利子付き)」を背負うのは自己責任? 
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ikedahayato/20131009-00028786/


はい、自己責任です。
これが借りた当初、返さなくて良かったのが、急に返さなければならなくなった・・・というのならば、狂っていると呼んでも差し支えないけど、自分で返すことが分かったうえで借りてんだし当たり前の話だ。

いやそれ以前にこのブログの結論というか趣旨がよくわからない。
720万円もの借金を背負わないようにならないか?という提言でしょうが、じゃあ、具体的にどうするんだ?ということが見えないのである。

いやまぁ、手立てくらいはある。
大学の授業料を無料・安価にすればいい。
問題はその財源はどこから持ってくるの?である。
そんな当てないよね。

奨学金を貸与ではなく返す必要のない『給付』にする・・・とか。
ただ、給付すれば少ない人間しか貰えない。
貸与にして数多くの人間に学を付けてもらって社会で活躍して貰ったほうが合理的だし、多くの人間に感謝されるだろう。
給付が正しいわけじゃない。

それとも奨学金の上限額を200万とか300万とかに決めるべきとかいう主張なのかな?
多額の借金を負わなくて済むけど、そもそも大学に通えない、学費が払えず退学になるわけで・・・・。
本末転倒、はなはだしい。

結局どこまで行ってもお金なのである。
それだけだ。
ここが解決しない限り、議論の余地などなく現行のシステムが優れているのである。

続きがあった。

やっぱり、奨学金問題は自己責任ではない:ご意見に反論いたします
http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/27871

反論になってないのだが・・・?
バイトの件はそうだろうけど、他はというと・・・・。

多分この人、貧困から抜け出すために大学に行かなければならない、または、大学進学にこそ貧困脱出の鍵である・・・・・大よそ、そんな考えなんだろう。
それが正しくないとは言わないけど、1つだけ言うなら、

全員を助けることはできない。

それだけだ。
どんなシステムにも完璧というものはない。
奨学金の貸与で多くの人が助かっているそれが事実で、それで困っていると言われても、この問題はそれを選択した『リスクとリターン』の問題なのである。
お金を借りるというリスクを負うと決めたのだから、それにきちんと対処すべきなのである。

というか、リスクとリターンの問題って仰々しい言い方だけど、投資や賭け事に限らず仕事どころか日常生活全般、何でもそうだよね。
何でもそうなんだから、それを可哀想と言ってはいけないと思うけどね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿