コージーアンティークの日記

日記や修理・メンテナンス、アンティーク情報などもろもろをご紹介してゆきます。

ふたりのイームズとゼニス社製アーム・チェア

2013-08-09 12:59:25 | Charles & Ray Eames イームズ
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少し前に映画『ふたりのイームズ 建築家チャールズと画家レイ』を見に行きました。



映画自体は、チャールズ&レイ・イームズのドキュメンタリーで、膨大な資料を織り交ぜながら、多様な関係者(元イームズ・オフィスの同僚やハーマン・ミラー(イームズの主だった製品の製造販売会社)関係者、そして関連雑誌の編集長やモダン・オークションのディレクターなまで)のインタビューが織り交ぜられた構成。





イームズ後期の活動として有名なフィルム作品などが、今までは書籍などでは度々紹介されてきましたが、動く形で見られたのは貴重ですし、イームズ夫妻のより人間臭さにフォーカスしていたのには興味が持てました。


余談ですが、この映画を見に『ふたりのイームズ 建築家チャールズと画家レイ』の配給元でもある、渋谷区宇田川町のアップリンクという映画館に、恥ずかしながら初めて足を運んだのですが、実に興味をそそられるオーガニック系レストラン併設の映画館で、この映画館を知った事は大きな収穫でした!

上映されているものは、いわゆるロードショー系大型館の作品とは全く異なりますが、(個人的には)興味深い作品ばかりを取り揃えた、映画のセレクトで・ショップのようです。(この映画の後、既に数回訪れました♪)


さて、イームズのチェアをご紹介。



一見すると良く見かけるアームチェアですが、こちらはいわゆる初期型(1st)とよばれるコレクター向けのヴィンテージ作品で、ヨーロッパなど世界中で人気です。




年代によってディテールが異なるのですが、このチェアの特徴としては、ゼニス社とハーマンミラー社のダブルネームで販売された事です。

ゼニス・プラスティック社製のシェル(座面)は、当時高価だったプラスティックの量を減らす代わりにグラスファイバーの量を多くしており、ファイバーがより目立っています。

また、シェルの強度を上げるために、シェルの端にはロープが埋め込まれており、通称ロープエッジと呼ばれています。

こちらでは、オリジナルの回転式コントラクト・ベースが組み合わされていますが、ベース部分とシェル部分の接合部分の黒いゴム製マウントが現行品に較べて大きいというのも特徴のひとつです。(通称ラージマウント)

年々少なくなってきていますので、お好きな方は是非この機会にいかがでしょうか。

詳しくは、こちらから。。。


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