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中国で年金受給年齢引き上げのめぐり世論沸騰(1)

2012-08-03 | ラジオ
中国で年金の受給年齢が65歳にまで引き上げられるという話が、ブログなどで大きな話題になっている。
この議論は中国社会科学アカデミーが組織したセミナーの後、始まったもので、セミナーで一部の専門家らは、2045年までに中国人の年金受給年齢は、65歳になるだろうと発言した。
このニュースは瞬く間に、中国のマスコミに取り上げられ、ホットなテーマとなっている。
そして一連の新聞雑誌のなかには、年金受給年齢の引き上げは2045年までではなく、それよりもずっと前に引き上げられるだろうと報じるものさへ現れた。

こうしたことから中国人事社会保障省は、不安を感じる人々を落ち着かせようと努め、この省の付属する社会保障研究所のヘ・ピン所長が、年金システムは段階的に改革され、実際受給年齢は引き上げられるだろうが、それは2045年よりも前の事ではないと明言している。
現在、中国において60歳以上の人の(?)は全体の12.5%だが、2030年までには、その数字は22%以上にまで増加する。国家予算が、年金受給者数の増加に間に合わないのが実情だ。
専門家のなかには、今もし措置を講じなければ中国は裕福になる前に富む前に、老いてしまうと十分根拠のある懸念を表わす人も少なくない。

老齢化問題を抱えているのは中国だけではない。アメリカや西ヨーロッパ、東ヨーロッパも、時期こそ様々だが同様の状況にあった。
そして大部分の国は年金受給年齢の引き上げを余儀なくされている。例えばオランダでは63歳から65歳へ、ドイツやスペインでは65歳から67歳へと引き上げられ、イギリス、オーストリア、リトアニアの当局も同様の措置を準備している。

(?)は不正確な言葉で何を言ってるのか不明
タイトルはベテラン女性アナウンサーが言ったとおり記す
中国で年金受給年齢引き上げのめぐり世論沸騰(2)へ続く

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7月14日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル