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韓国、金正恩の経済改革を注視(2)

2012-08-26 | ラジオ
より極端な意見は北朝鮮を吸収するべし、というものだ。北朝鮮にとって、それは宣戦布告と同じことだ。韓国の強硬派政党は、そのことをよく分かっており、だからこそ軟らかい力に対して反対の立場を取るのだ。ザハロワ研究員はそう確信している。
「現在、専門家の間では、統一はまだ遠い先の話であるとする説が、日増しに優勢になりつつある。韓国にとって北朝鮮の崩壊自体は必要ではない。ある種の連邦を形成し、共同作業を通じて漸次的に接近していくことのほうが安上がりなのだ。二つの体制、二つの政府が共存することのほうがむしろ好まれている。
それはもはや統一
(?)ではなく、各産業分野における経済的協働の、ある種の形態となるだろう」研究員は、このようにコメントしている。

南北朝鮮統一というスローガンは、金正恩第1書記の最初の中国訪問について報じられたことを背景に、韓国で盛り上がっている。
これは実は事実に反しており、2年前、金正恩氏はすでに、父の金正日氏とともに中国を訪れている。
また金正恩第1書記の中国訪問が、そう驚くには当たらないものだということは、最近の中国・朝鮮間の政党交流が間接的に証明している。平壌には、このたび中国共産党中央対外連絡部長の王家瑞氏が訪れた。訪問の目的詳細は明らかになっていないが、かつて父親の金正日の時代、今回と同じように中国共産党の幹部らが平壌を訪れ、その後しばらくして金正日氏が人知れず中国をお返しに訪れる、ということがあった。その事実を思い出す必要があると、複数の専門家が指摘している。

どうやら金正恩第1書記が北京を訪れる時期が、本当にやってきたようだ。今こそ経済改革が本当に実行されるものかどうか、解明せねばならない。もし答えがイエスなら、それは果たして現実的なものだろうか、それとも大それたものだろうか。

(?)は聴き取れず
新人男性アナウンサーのアクセントだと、タイトルの注視は「中止」だな

8月10日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル