ビクがここに来たのは2015年の春でした。
近くに猫がたくさんいたのですが、1匹だけ離れて行動しているのを見て、
最初はリンコと呼んでいました。
来た時は多分1歳くらいだったと思います。
猫を飼ったことが無いので、いろんな行動を面白く観察したりしました。
何時も一匹でいるので、凛としているのかと思ってリンコと呼んだのですが、
見ているうちに、びくびくしているんだと分かってビクに。
2014年生まれだとすると、もう5歳くらいでしょうか。
先月また子供を産みましたが、いつのまにかいなくなり、ビクも大けがをしていました。
自然の厳しさを今回も見せつけられました。
昨日も30度以上の暑さだったので長屋で休憩していると、ビクが来てゴロン。
足の毛が抜けて無残な姿だったのが、少しは回復しています。
成長し、年老いていくスピードの速さを目の当たりにすると、我が身を考えます。
野良猫の寿命は4年位と書かれているのを見て、なるほどなと思いつつ、
自由気ままの気楽さと厳しさは同時進行だなと感じました。