「 口をもって犯す過ち、唇の言葉、傲慢の罠に/自分の唱える呪いや欺く言葉の罠に/彼らが捕えられますように。」
詩編 59篇 12節
口は禍のもとといいますが、その第一は「高慢な言葉」です。チョットした言葉の端々に人を見下す心が出ます。
人を見下す言葉は、人と人との心の通い路をシャットアウトし、また、自分では永遠に気が付かないかもしれませんが、
人の心に傷をつけます。
第二は、「のろい」です。のろいの言葉は、私たちが思う以上に私たちの口から出ているものです。
恨みごと、裁きのことば、皮肉、とげのある憎しみに満ちたやり返すことば、ことば・・・悪が悪を生み出す口の罪はのろいです。
第三は、「あざむき、よこしま」です。人の美点を見つけてそれをほめることは、気持ちの良いことです。心が通います。
しかし、あざむき、よこしまというのは口先が巧みで心のねじけていることです。まず動機がいけません。
自分を偽り他人を偽ることです。愛も喜びも平和も生まれません。イエス・キリストは私たちの心を清めてくださる方です。
イザヤ 24:16
「 地の果てから、歌声が聞こえる。「主に従う人に誉れあれ」と。しかし、わたしは思った。
「わたしは衰える、わたしは衰える/わたしは災いだ。欺く者が欺き/欺く者の欺きが欺く。」