「主に逆らう者は勝手にふるまいます/人の子らの中に/卑しむべきことがもてはやされるこのとき。」
詩編 12編 9節
「 人の子の間で、卑しいことがあがめられているときには、悪者が、至る所で横行します。 」 同 新改訳
「 卑しい事が人の子のなかにあがめられている時、悪しき者はいたる所でほしいままに歩いています。」 口語訳
世が末の時代となり、社会的倫理が破れてくると「卑しむべきことがもてはやされる」 ようになります。
倫理とか道徳と言ってもピンと来なくても、「汚いこと、卑しいこと」と言うと案外わかるかも、
悪臭が漂うごみための汚さがすぐにわかるように、人と人との交わりの中の「汚いこと、卑しいこと」は本能的にわかり、
したくないのですが、現代は、そんな「卑しいこと」が横行している時代だと思いませんか。
昔の人間には思いもよらない、人の尊厳を踏みにじりるような獣のような考えと行いが満ちています。
聖書の中に「上にあるものを求めなさい。地上のものを思わず、天にあるものを思いなさい」と言う言葉があります。
心の中に神を宿す。これこそ、栄光に満ちた人間らしい尊厳ある生き方を送る秘訣ではないでしょうか。
キリエ・エレクソン 主よ。憐れんでください。