森林

森林の姿をわかりやすく紹介しましょう。
樹木、草本、動物、昆虫など、なんでもあります。

せんにんそう

2005年08月12日 | Weblog
キンポウゲ科の白い花です。クレマチスの仲間です。
つる性多年草植物で羽状複葉 3枚の小葉あり。
花びらは4枚で、本当にきれいな真っ白な4弁花です。
横須賀線の沿線にもプラットホームにも咲いていました。
花の咲いている茎と葉っぱのついている茎が別々なのが特徴です。
ぱっとしない、雑草が続きますが、まだまだ
序の口です。

植物の多様性です。

仙人草 名前の由来 知らず由(遊仙)

名前の由来は分からないそうです。仙人のひげにみたてたとの説もあります。
有毒植物です。
牧野富太郎氏の植物図鑑は、着色された手書きの植物が満載です。
手書きだと特徴をよく現しています。
作者の意図も現れています。写真と異なるところです。
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アケボノドクツルタケ

2005年08月11日 | Weblog
テングダケ科の猛毒のきのこです。
頭のてっぺんが赤いのと白いのと2種類あります。
きのこは今日みつけても、明日はもう消えているというわけで、
「きのこ」との出会いは、幸運なときです。
これは、田園都市線青葉台駅からバスで15分の「寺家ふるさと村」
と近所の公園とでみつけました。
今年は蒸し暑いので「きのこ」が目に付きます。

きのこくん きのうのきみは 今日いずこ(遊仙)

きのこは成長も腐敗も早いです。
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ぶたくさ

2005年08月11日 | Weblog
花粉症で有名なブタクサです。
葉は細く、キク科です。
大ブタクサはよくみますが、これは気がつきません。

花粉症 よその国から ぶた草で(遊仙)

そういえば、菊の葉っぱにみえます。
大きさも手のひら大です。
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ナガコガネグモ

2005年08月11日 | Weblog
こがねぐも科の2cm位の8本足のくもです。
あみに、ジグザグの模様は「かくれおび」ですが、こどもの頃は
アルファベットに見えたものです。英語もできるクモと言うわけです。
雄は雌より小さいです。

英語書く のみの夫婦の こがねぐも(遊仙)

ほとんどのクモはさかさまになって網の中央にいますが、
本当は、くもから見える方角の、網の面積の方が広いです。
上向きのクモもいます。

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めまつよいぐさ

2005年08月10日 | Weblog
アカバナ科の待宵草よりも小さな花です。
夕方咲いて朝閉じる花です。
目立つために花の色は黄か白です。

ひるねして めまつよいぐさ 夜勤かな(遊仙)

夜勤の花もあるのです。
[宵待ち草]というのは[待つ宵草]のことだそうです。
夏は昼間は暑いので夜咲くのかもしれません。
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みぞそば

2005年08月09日 | Weblog
溝蕎麦です。蓼科の水辺の植物です。
葉っぱと花が蕎麦に似ています。
葉っぱの形が、牛の額のようだといわれています。
河原に群生しています。よくみる雑草です。

みぞそばの 葉っぱに映す 牛の顔(遊仙)

そばはまだ 顔でもてなす 河原かな(遊仙)

あたかも二本の角が生えているような形です。
目のような「黒いしみ」も見えます。
みずひきのような「しみ」です。
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むらさきほこり

2005年08月08日 | Weblog
コナラの木に居た変形菌(粘菌)の「むらさきほこり」です。
胞子がいっぱいついていて、口で息をふきかけると
粉のように飛んでいきました。(黒いところです。)
粘菌については、博物学者 南方熊楠さんが世界一の収集をされたようです。
植物と動物の二つの性質を有しています。
アメーバーのように時速数センチで移動するようです。
自然界の不思議と驚異の世界です。
食べ物は、不朽木、腐葉土、細菌、カビなどだそうです。
博物学の世界です。
そういえば昔、物理のことを博物と言っていました。

ねんきんの むらさきほこり どこさいく(遊仙) 
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なぎの芽1

2005年08月07日 | Weblog

種から出てきた湾曲した芽は、地面の中に入って根となりました。
種は緑色の茎に支えられて地面から持ち上がってしまいました。(写真)
やがて種が落ちて中から芽が出てきました。
この芽は、小さいながら正になぎの葉っぱの形状をしていました。
平行葉脈が虫眼鏡で確認できました。
こんな不思議な発芽は初めての体験です。
私としては大発見でした。
一番下になぎといちょうの発芽の仕組みを図解しました。

摩訶不思議 自然の神秘 なぎの芽よ(遊仙)

他の植物についても調査してみたいと思います。
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いわがねそう

2005年08月07日 | Weblog
「いのもとそう科」のシダです。
葉の先がだんだんと細くなるのが特徴です。
急に細くなる「いわがねぜんまい」との違いです。

シダはどれも少しずつ姿が異なります。観察眼が要求されます。

このシダも いわがねそうと 瓜二つ(遊仙)

鷹取山のシダです。
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ホシダ

2005年08月04日 | Weblog
ヒメシダ科のシダです。日本にある640種のシダのひとつです。
この特徴は、羽状複葉で羽片が先端で急に狭まり長い頂羽片を有します。

シダの鱗片、胞子のう群、胞子のう群を包む包膜をじーっと没頭して無意識に
(トランス状態?)見つめていると、
原始の地球(3億年前)の雰囲気を感じるようになるそうです。
そういえば、ゴキブリは4億年前でしたか。時間的にご近所です。

ホシダから 原始の地球 よみがえり(遊仙)
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