アカネ科の「ヘクソカズラ」です。別名「ヤイトバナ」と言います。「ヤイト」とはお灸のことです。「ハキダメギク」と相並ぶひどい名前が付いる花です。花は可憐なかわいい花ですが臭いが良くないのでこんな名前になったとか。万葉集にも「クソカズラ」と言う名前で出ています。昔からこんな名前だったようです。
つる性の植物です。
花びらは5弁です。
ヘクソカズラの雌しべと雄しべです。曲がった2本の白いものが雌しべです。散らばっている紡錘状のもは雄しべす。
海になるために急げり夏の川(鈴木六林男(すずきむりお))
大正8年生まれの俳人の作品です。
朝方だけ、過ごしやすくなりました。