ブナ科のコナラのドングリのついた葉っぱです。
この葉の枝は「ハイイロチョッキリ」というゾウムシの仲間が切り落としたものです。
コナラのドングリの殻斗(かくと)に黒い穴があいていますが、これは「ハイイロチョッキリ」が産卵するために開けた穴です。コナラの木の下を歩くとこんな葉っぱが沢山落ちています。今までは風で飛んだのだろう思っていましたが実は虫の仕業だったのです。自然界には知らないことが溢れています。
森の中 ドングリ笛を 吹き鳴らす(遊仙)
コナラの殻斗(帽子)を手の指に挟んで笛を作って鳴らすことができます。
静かな森に甲高い音が突き抜けていきます。熊避けに役立つかもしれません。