まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都の紅葉(13/12/5)八瀬「蓮華寺」に行ってきました。

2013年12月05日 | 京都市左京区

今日は、午前中、八瀬の「蓮華寺(れんげじ)」へ行ってきました。江戸時代初期、加賀藩家老・今枝近義(ちかよし) が、現在の京都駅付近より移築した天台宗のお寺です。石川丈山や狩野探幽などが再興に携わったと伝わっています。山門付近はまだ見頃、くぐった境内はすっかり落葉していました。

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書院内に入り、腰を下ろすと、極楽浄土の世界を表した池泉観賞式庭園が楽しめます。舟石や鶴石、亀島等を配した名庭です。

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境内の紅葉のピークが過ぎているため訪ねる人も少ない・・・と、いいたいところですが、まだまだお庭の眺めを楽しむ参拝者が途切れることがありませんでした。とりあえず、人が写らない瞬間を撮影・・・。

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この庭が書院から見えています。↓池中の手前の石が舟石です。

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書院から本堂へ・・・。盛りは過ぎていますがまだまだ楽しめます。

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本堂からの眺めもきれいでした。お庭には、落ちた紅葉の絨毯ができていました。

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本堂前には、茶人の間では有名な六角形急勾配の笠をつけた珍しい形の「蓮華寺形燈籠」があります。

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蓮華寺 参考サイト【こちら】 拝観料:400円 拝観所要時間:20~30分 *紅葉のみ楽しみたいという方はNGです。

先月、トミーズツアーのお客様を、ご案内させていただいた際に、蓮華寺へ寄っています。【2013/11/16】【2013/11/17



京都の紅葉(13/12/3)京都国立博物館「西・東の庭」「堪庵」

2013年12月04日 | 京都市東山区

昨日「京都国立博物館」へ出かけました。京都国立博物館は明治30年(1897)に京都東山の山麓に開館した100年余の歴史をもつ博物館です。開催中の「魅惑の清朝陶磁」展については、また別の日に報告いたしますが・・・その前に敷地内の紅葉の様子をご報告します。特別展示館を望むこの場所・・・あれ?なんか以前とちがう(・・?博物館近くの馬町の路地裏にあった源義経の家人で、義経を狙った矢を身代わりとなって討死した佐藤継信と、その弟の忠信の墓と伝えられていた「十三重石塔」があったんですけど・・・。以前の写真【こちら】*写真クリックで拡大

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あれ?解体されて並べられている↓修理中?解体展示?これは、これで面白いかも・・・。右下写真:西の庭に、野外展示されている「安楽寿院の石像阿弥陀三尊像」です。安楽寿院は、伏見の鳥羽離宮の東殿だった場所にあるお寺です。平安時代後期、死後に阿弥陀の世界へ行くことをひたすら願う浄土教が流行し、このような阿弥陀三尊が多数つくられましたが、石像は珍しいのです。石仏は3体あり、ほかの2体は安楽寿院に安置されています。以前特別公開の時ご紹介しています。【前ぶろぐ

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左下写真:京都っぽくない雰囲気ですけど・・・開館当時、レンガ造りの館のハイカラな雰囲気に合うように植えられたのかな?メタセコイヤの大木もきれいに色づいていました。右下写真:豊臣秀吉が創建した方広寺大仏殿の建築部材です。巨大な建築物を支える太い柱を、こうした鉄の輪が固定していたそうです。方広寺は博物館の近くにあります。昔、奈良より大きな大仏があったんです・・・。詳細は【前ぶろぐ】にて。

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続いて「東の庭」です。こちらは、朝鮮半島の石造遺品をあしらった庭園です。もみじがきれいに色づいて、まだまだ見頃でした。落ちた銀杏の黄色いじゅうたんも楽しめます。

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朝鮮半島では、高貴な人びとの墳墓のまわりを石彫像で装飾することが行われてきたそうで、展示してあるのは、朝鮮時代(1392-1910)につくられたものだそうです。

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東の庭から北へ・・・「お茶室 堪庵(たんあん)」があります。昭和33年(1958)に上田堪一郎氏(湯豆腐の順正の創立者)より寄贈された数寄屋造りの建物で、一般公開されています。

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門をくぐると・・・お庭の紅葉がとてもきれいでした。まだまだ見頃です。中旬ぐらいまでOKかな?

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母屋は、書院座敷を中心として正面に広縁、左脇に玄関、裏に水屋があります。桂離宮を参考に造られたとか・・・。

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昨日は、訪ねる人もなく、静かな空間・・・。独り占め~\(^O^)/

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母屋の右側にある小間が、奥の土間から上がる三畳の茶室「堪庵」です。茶会等の利用に一般開放もしているそうです。

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京都国立博物館 http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

2013年12月16日(月)~2014年4月21日(月)までの間、「全館休館」です。なお、博物館敷地内(庭散策や茶室見学など)へ入る場合は、展覧会のチケットが必要です。(敷地入場のみ等の設定はありません) 以前はフリーだったんですけど残念。*専用駐車場有(展示会観覧は1時間無料) 以前、夏に紹介しています。【前ぶろぐ


京セラ本社「イルミネーション2013」見てきました。

2013年12月03日 | 京都市伏見区

昨日「京セラ本社のイルミネーション2013」を見てきました。イルミネーションは京セラ本社ビルが、この地で営業を開始した1998年からイルミネーションを催しています。

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 今年は、12月2日(月)から12月25日(水)までの24日間、本社ビルの前庭(公開空地)にて、過去最多となる約21万個のLEDの輝きによるイルミネーションが開催されています。

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昨年より、電球の全てをLEDに変更し省電力を実現、周辺には静かにクリスマスソングが流れています。気のせいか、昨年より白さが増した?ような気がしましたが・・・。

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本社ビル壁面に室内照明による高さ約86mの巨大なクリスマスツリーのライトアップは、12月16日~25日です。以前の壁面ツリーの様子は【こちら他に「クリスマスコンサート」が12月20日に、本社ビル1階ロビーにて実施されます。

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イルミネーションに近づくと、ネット状になっています。時代と共に、ライトも小さくコードも細くなっています。こういう分野は、日々進化しているんでしょうね。熱さも全く感じないし・・・。*京セラ美術館では特別展が行われています。

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油小路通に面しているので、近くを通る(北上)と、車窓からもよく見えます。車を止めてじっくり見たい方は・・・ 京セラ本社ビル北側「パルスプラザ」の駐車場を利用できます。(100台程度:無料)京都南インターから空いていれば車で5分ぐらいです。竹田駅からは、徒歩10分ぐらいです。夜間は周囲には何もないので覚悟して来て下さいね。(^^;)なお、パルスプラザは、先月「京都ものづくりフェア」を紹介しています。【前ぶろぐ】この時、本社前では、イルミネーションの準備をしてました。

京セラ株式会社 http://www.kyocera.co.jp/ イルミネーションについて

過去のイルミネーションの様子は前ぶろぐにて。2012 2010 2009  2008  

Dsc_1893 【おまけ】京都のイルミネーションといえば、ローム【前ぶろぐ】・・・だったんですが、今年も3年連続中止のようです。残念。(TmT)復活はないのかなぁ・・・。

写真は昨日撮ったロームのメタセコイヤ並木です。

 


京都の紅葉(13/12/2)北野天満宮「御土居のもみじ苑」「梅交軒」

2013年12月02日 | 京都市上京区

今日の午前中、北野天満宮へ行ってきました。楼門の前には、露店が数軒・・・。いつもの赤目の牛さんには、かなり気合の入った合格祈願のよだれかけがかかっていました。(^m^)頑張れ!

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いよいよ、受験本番?なんか、みなさん、必死でお参りしている感じです。願いが叶うといいですね。本殿の奥の大きなイチョウはほぼ落葉・・・。

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よく「北野天満宮 お守り お値段」という検索を頂くので、新しい「授与品初穂料」を載せておきます。写真クリックで拡大します。2013、12月現在。願いが叶ったらお礼参りも忘れずに~。(^^)

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ただ今公開中の「御土居のもみじ苑」を覗いてきました。御土居とは、豊臣秀吉が京都の整備事業の一環として築いた土塁の「御土居」のことで、現存する中で、北野天満宮の境内西側にあるものが当時の姿を良く残しているそうです。入苑料:600円(茶菓付)*地図クリックで拡大。

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ピークを過ぎた木もありましたが、日の当たる場所は、まだまだきれいでした。もみじ苑公開は12月8日(日)までですから、十分楽しめそうです。

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舞台のそばのお茶室「梅交軒」でお茶を頂いてきました。

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珍しい「濃茶席」です。確か、昨年、綺麗に直されて一般向けにオープンしたのですよね。1400円と、ちょっと値がはりますが、興味津々・・・。

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お茶室へ入ると、美しい眺め~。なんか、お茶がおいしい予感・・・。(^^

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まず、お菓子を頂いて、そしてお濃茶が運ばれてきます。丁寧にゆっくり煎れていただいたお茶は、とってもおいしかったです。お濃茶なので、慣れない人には飲みにくいかもしれませんが、作法なども気軽に教えてくれます。お茶碗には紅葉をかき集める姿・・・今の時期にしか使えない贅沢なお茶碗です。(^^)

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お茶を頂いた後、茶室の中を撮らせていただきました。障子戸をあけた様子も美しいです。ライトアップ時もお茶を頂けるそうで・・・美しく贅沢な時間が過ごせそうです。

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まったりとお茶の時間をすごした後は、石段を下りて紙屋川へ・・・。ちょうど、お昼で、人出が少ない時間でした。

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鶯橋周辺の紅葉は、まだまだ見頃でした。(^^)

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散ったもみじが、その昔、紙漉きの川として使われた紙屋川を朱く染めていました。

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毎年いち早く色づく樹齢400年を超える三又のもみじは見頃終了でした。秀吉さんがここに御土居を築いた頃から自生していたそうです。三又のもみじの他にも大きなもみじがたくさんあります。↓

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ここは、一部、春には梅苑として公開される場所です。↓「もみじ」と「しだれ梅」です。

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帰りの石段でかならず見る梅の花↓です。(^^)猫?犬?

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出口(梅苑の入口)付近にある老松さんの茶店で、お茶とお菓子がいただけます。利休ゆかりのお菓子を再現した「北野大茶湯」です。白みそと山椒が効いたもちっとしたお菓子です。おいしいです。袋をあけるとこんな感じです。(1個200円で茶店売店で販売もしています)

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北野天満宮、天神市はよくご紹介しています。お土居のもみじ苑、以前の様子は前ぶろぐにて。【12/11/25】【12/11/12】【11/12/6】【10/11/25 】【09/12/08】【09/11/25】【08/11/23】【07/12/04

北野天満宮 http://kitanotenmangu.or.jp/ 参拝自由 拝観所要時間:40分~(もみじ苑込)

もみじ苑公開は12月8日(日)までです。北野天満宮には参拝者用駐車場があります。(1時間無料、ただし天神市の際は使用できません)入苑料(茶菓子付):大人600円・小人300円  *梅交軒の茶席は1,400円です。(10:30~ もみじ苑公開中は開いているようです)

 


京都水族館「里山教室」第7回 「京の里山の二毛作」に参加

2013年12月01日 | 京都市下京区

先日(11月16日)、京都水族館のスペシャルワークショップ「京都水族館の里山教室」への第7回目へ行ってきました。田植え体験や稲の収穫体験などに加え、田んぼやその周りにすむいきものを観察し、里山と人といきものの関わりについて季節の移り変わりを通して学ぶ、8ヶ月間毎月開催をするプログラムです。1回目【こちら】2回目【こちら】3回目【こちら】4回目【荒天のため中止】5回目【こちら】6回目【こちら】です。

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11月に入り、里山もすっかり秋らしくなってきました。柵越しに見える梅小路公園の木々も色づいています。梅小路公園の紅葉は【こちら

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今回は、米収穫後に植えた「京野菜の手入れ」です。ギッシリ詰まって育っている株の中から、生育の良いものを残して、間引きます。

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聖護院大根や金時人参など、京野菜の代表格ばかり・・・。前回の教室時に畑に植えられていた野菜【前の写真】も、驚くほど大きくなっています。

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ちなみに、まじくんの通う小学校では、総合学習で小3の時から毎年、畑で野菜を作っています。九条ねぎ、水菜、もち米、来年は何を作るのかな~?

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作業が終わったら、里山の生き物の観察です。二毛作を行っていない田んぼには、タニシがいっぱいいました。

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レンゲ畑もできるみたい。花が咲くのが楽しみです。(^^)

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里山のもみじも色づき始めたところでした。ずっと観察してきた唯一の柿の実は・・・落ちたようです。もしかして、食べられた?在りし日の姿【こちら】来年は、いくつ実がなるかな?

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里山教室の間、ちょっとイルカショーを覗いてきました。プール越しに紅葉が楽しめます。

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館内も秋の雰囲気。(今は冬の設えに代わっていると思います)紅葉ちぎり絵のワークショップに、一乗寺の本屋さん「恵文社」セレクトの本棚・・・。

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カフェにも新しいメニューができてました。「てっぱいチキンバーガー」・・・てっぱいって、九条ねぎと油揚げの酢味噌あえですけど、チキンバーガーに・・・???相変わらず工夫を凝らしたメニューですね。(^m^;)京漬物ドックは、オープン初日に頂きました。すぐきの刻んだのがピクルスの代わりにのっています・・・。【前ぶろぐ

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お土産も新しいものが増えていました。来年のカレンダー(500円)。昨年は大判カレンダーでしたが今年は卓上タイプのようです。ちょっと値が張りますがケープペンギンのぬいぐるみ、とってもかわいかったです。(^^)

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京都水族館 http://www.kyoto-aquarium.com/  入館料について 

営業時間:9:00~17:00 見学所要時間:60分~90分 *市バス1日乗車券等で割引あります。

駐車場については以前詳しく書いております。【前ぶろぐ】【前ぶろぐ

 


京都の紅葉(13/11/29)梅小路公園に行ってきました。

2013年12月01日 | 京都市下京区

一昨日(29日)「梅小路公園」へ行ってきました。梅小路といえば「京都水族館」のある場所として知られるようになりましたが、現在その横に「市電ひろば」ができる様で、工事中でした。ますます賑やかになりますね・・・。来年1月開園予定です。 あれ?間に合うのかな?ほぼさら地でした。

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公園内を散歩すると、あちこち紅葉がきれいです。

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散り始めている木もありますが、これから色づく木もあります。例年、12月上旬まで楽しめます。

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河原遊び場のあたりは「西八条第(にしはじじょうてい)跡」です。その昔、平家一門の邸宅群のあった場所で、平清盛だけではなく、他の平家一門もここに邸宅を構えていたとされています。治承5年(1181)、平清盛が64歳で亡くなった2年後、放火により50余の屋敷はすべて消失します。

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公園整備の前に行われた調査で、この場所から、平安時代の土器や、焼土、炭化遺物が発見され、火災があったことが裏付けされました。ちなみに、遺物は盛土して保存されているそうです。

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ここしばらく、朝は寒いけど、良い天気。たくさんの人が散歩をしていました。

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梅小路公園内「朱雀の庭」も、とても紅葉がきれいです。以前ご紹介しています。【12/12/1】【11/12/1

梅小路公園 http://www.kyoto-ga.jp/umekouji/