先日(20日)、京都水族館のスペシャルワークショップ「京都水族館の里山教室」への第3回目へ行ってきました。田植え体験や稲の収穫体験などに加え、田んぼやその周りにすむいきものを観察し、里山と人といきものの関わりについて季節の移り変わりを通して学ぶ、8ヶ月間毎月開催をするプログラムです。1回目【こちら】2回目【こちら】
朝から暑い一日、朝いちばんじゃ人も少ないなぁ・・・なんて思って入ったら、館内には結構な人。早い学校はこの日から夏休みでした。右下写真:ワークショップのスペースがリニューアル。カフェ風で落ち着いた空間になりました。ここで、持込のお弁当を食べるのもOKみたいです。
受付、挨拶を済ませ、さっそく里山教室の第3回目がスタート。今回も稲の成長と里山の生き物を観察します。
5月に植えた稲は、2ヶ月で1メートル近くになりました。あまりの大きさにびっくり。(@Д@;)わずか5~6本植えた苗が、どんどん増えしっかりとした株に成長しています。
すでに、稲穂が上がっているものもありました。里山には、稲の他にもさまざまな植物が植えられています。観察している田の背後には、京野菜のひとつ「鹿ケ谷(ししがたに)かぼちゃ」が植えられています。瓢箪型の珍しいかぼちゃで、京都では昨日行われた「かぼちゃ供養」に振る舞われるものとして知られています。かぼちゃ供養、かぼちゃの詳細など【前ぶろぐ】にて。
里山の鹿ケ谷かぼちゃには小さな実がなっています。すでにひょうたん形なのですね~。(^m^)右下写真:オイカワ・・・雄の繁殖準備が整ったしるし(婚姻色)の赤い色が体にでています。
観察の後は、まとめです。里山スペースには、確認できるだけでも、18の生物がいました。魚などは持ち込んだものですが、昆虫は自然に外から入ってきたもので、この後もどんどん増えるのでしょうね。そのうち、ホタルも飛ぶかも。(^^)
この日、訓練なのか?緊急なのか?ヘリコプターが着陸してました。プロペラの音がすごくて、ペンギンもイルカたちもびっくり・・・。
現在、マンガ「釣りキチ三平」作者矢口高雄氏と、「京都国際マンガミュージアムの協力のもと、企画展示「釣りキチ三平と魚たち展」を、2013年7月13日(土)~9月1日(日)の期間に開催しています。
記念して、あゆドックも販売中・・・パンに鮎の塩焼き(^^;)味が気になる方は、写真クリックで拡大。詳細が書かれています。先月はカエルの卵スープ・・・。
ワークショップは、すぐ参加できるイルカのサンバイザー作りと、当日予約が必要のオオサンショウウオ水槽作りです。事前にサンショウウオを観察してから、水槽を作ります。京都水族館には30を超えるオオサンショウウオが飼育されています。在来種と外来種の交雑種のため、繁殖はさせず、数十年をかけて在来種を増やす活動を続けるそうです。*今回のワークショップは2つとも無料です。
【おまけ】先月、里山ゾーンで抱卵していた鴨にヒナが誕生。この日はすでに、塀の隙間(左下写真)から旅立った後でした。どこへ?と、思ったら・・・梅小路公園の池で元気に泳いでいました。来年もやってくるかな~。
京都水族館 http://www.kyoto-aquarium.com/ 入館料について
営業時間:9:00~17:00 見学所要時間:60分~90分 *市バス1日乗車券等で割引あります。ローソンで前売り券発売
駐車場については以前詳しく書いております。【前ぶろぐ】【前ぶろぐ】京都水族館はよく出かけています。【京都水族館:カテゴリ】