まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

立山室堂雪の壁へ行ってきました!(3)称名滝

2009年05月08日 | トミーズツアーご報告

ゴールデンウィーク、富山へ帰省中し、トミーズツアーの「立山室堂(むろどう)の雪の壁と称名滝」ツアーに参加しました。先のブログに、バスで進む雪の壁や、室堂の様子をお伝えしましたが、つづいて称名滝の話をお届けします。

雪の室堂を楽しんだあとは、再び雪の壁の有料道路を下り、称名滝へ行きました。(ここは有料道路の近くで、マイカーでもいける場所です。)駐車場にバスを停めて、そこから遊歩道を歩きます。行きは坂道なので30分、帰りは下りなので20分程です。駐車場近くに大観台がありますが、遊歩道を歩いて滝壺の近くまで行くと、流れ出る水の音も聞こえますので、元気な方はぜひ歩いて滝壺まで行きましょう!

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途中には、きれいな花も咲いています。二輪草かな?また、この日はラッキーなことに特別天然記念物ニホンカモシカを見ることができました!(@Д@)ニホンカモシカは岩場でも歩けるように、足が太くひづめの裏がやわらかいのだそうです。カメラを向けたら、動かれてしまい、かろうじて形のみ・・・。写真をクリックすると拡大します。

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滝のそばにある、滝見台園地では、細かな水しぶきを浴びながら滝を間近に見ることができます。マイナスイオンたっぷりでとっても気持ちいです。周辺には雪も残っています。滝のパワーを頭に注入されたような面白い写真(^^;)も撮れたので、先に【携帯ブログ】にてアップしました。

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称名滝は、日本一の落差350mを誇る四段構成の滝で、国指定の天然記念物、日本の滝100選に選定されています。立山連峰を源流とし、弥陀ヶ原台地から一気に流れ落ち、称名川となった後に常願寺川へ注ぎ込みます。称名川は澄んだきれいな川ですが、微生物が育ちにくく、魚もほとんどいないのだそうです。

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雪解け水が多く流れ込むこの時期は、称名滝の右側にハンノキ滝が現れて、2つの滝が流れ落ちる美しい光景を見ることができます。ハンノキ滝の落差は約500mで、落差が称名滝よりも落差が大きいのですが、いつも存在している滝ではないので、日本一の落差の滝として認められてないようです。

また、特に流量が増した場合には、ハンノキ滝の右側にソーメン滝も現れるそうで、3つの滝が並んだ珍しい光景もあるそうです。この日は2つの滝のみでしたが、なぜかまじくんが思い出して描いた絵を見ると、3つ流れてる?なんで?【お絵描きブログ】にて。

滝の動画を撮ってきました。水の音をお楽しみください。(36秒)

滝を見た後は、帰路です。車を置いてる新富観光バスセンターまで1時間ほどです。到着したのは午後5時前、まだまだ周辺が明るく暖かで、つい、さっきまで雪遊びしていたのが不思議な気分でした。

次は、夏の室堂へ出かけてみたいです!楽しみです!