今日は、毎月15日に行われている百万遍(ひゃくまんべん)の手づくり市へ出かけました。知恩寺の御影堂前の境内を中心に約350店の手作りフリーマーケットが開催されています。もともと「素人さんが創った手づくりの作品を発表する場」青空個展会場として1986年に始まったそうです。手づくりの物でないと出店出来ず、仕入れてきた物は原則的に販売が出来ないそうです。
今日は、いい天気ということもあり、ものすごい人でした!圧倒的に女性が多いです!
境内にはぎっしりお店が並んでいます。東寺の弘法市や北野天満宮の天神市のようなのんびり感はないのですが、それぞれのお店の商品が個性的で面白いです。店主の個性も様々で、ひたすらじーっとお客さんを待つ人、話しかける人、売り込む人、静かな人・・・いろいろです。
どの品も手作りということもあり、お値段的には多少高めかな?と思うものもありますが、手作り大好きな人にはたまらない市だと思います。あちこちで「これぐらいなら自分で作れるかも?と思うけど、なかなか作れないのよねー。」なんていう声が聞こえます。そうそう、私もそう思うんですが・・・。
ブックカバーが欲しくて探していたら、お得な品を見つけました。帯で作った文庫用のもので、1つ400円です。生地もしっかりしていて丈夫そうです。たいがいブックカバーは1000円前後なのですが、400円とはお買い得です!これなら買った方が早い!です。
手づくり市が行われている「浄土宗大本山百萬遍 知恩寺」は、浄土宗七大本山の一つで、百萬遍の名前で知られています。浄土宗を開いた法然上人が約800年前に都の人々にお念佛の教えを説かれた「賀茂の河原屋」が前身となっています。法然上人がお亡くなりになった後、その弟子で知恩寺の二世勢観房源智上人が、法然上人の御影堂を建立し、恩を知るお寺「知恩寺」としたそうです。
なお、知恩寺には駐車場がありますが、いっぱいです。市の日は、公共交通機関で出かけることをお勧めします。今日は着物で出かけましたが、通路が狭いし飲食店もあるので、着物姿はお勧めしません。