ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

タイ出張

2010年12月18日 | 雑記
一週間のタイ出張から今帰国。京成の中で書いている。
今回は公衆LAN経由で会社のメールにアクセスすることができた。一週間未読を溜めると、とても週末だけでは処理ができない。
とは言え、毎晩遅くホテルに帰り、かつ毎朝5時に起きて2時間集中してメールを処理するのも結構ハード。メールがない世界なんていまや想像もできないが、メールがたまる事への強迫観念みたいなのがある。

今回は取引先を精力的に回った。
バンコクから150キロほど東へいった田舎にある日系サプライヤーさんの打ち合わせが長引いたので、近くで軽く夕食というお誘いがあり、まあ田舎だから手軽なローカルフードかと思ってお受けしたら、田舎のリゾートホテルの中の和食だった。

私は結構アテンドのつかない出張が多く、自分でローカルフードを食べに行く事を楽しみにしている。
はっきりいってタイの田舎の和食で一回分を無駄にされるのは大迷惑なのだが、おもてなしなのでお受けするしか無い。
タイ料理は口に合わない人がいるからという気の使い方なのだろうが、まあ一言聞いてほしかった。

以前LA、ラスベガス、NY、アムス、ミラノという世界一周出張をした時は各所でアテンドがあり、ミラノ以外全部和食だった。まあアメリカ料理よりはましかもしれないけどね。
現地の日本人はお客さんが来ると自分が食べたいので和食を選ぶ。外国の方は気を遣って日本食を手配する。流行だから自分が行きたい、ってのもあるだろう。

後者の場合は好ましい気使いで、こちらも和食の文化や食材について講釈垂れる事で話がはずむので結構楽しいが、前者のケース、決まり文句は「そろそろ和食が恋しい頃かと思いまして」はやめて欲しいね。
と、おもてなしされる身分でこんなわがままをいってはいけないんだろうけど、やはり「なにがCSかはお客様に聞け」という事なんでしょう

なお、そのサプライヤーさんの工場は生産管理、品質管理ともとても優れたものでした。

ビジョンなき高速道路料金

2010年12月18日 | 高速道路
今度は土日1000円を継続するという。
確かに一度値下げしたものを元に戻せばそれなりの批判はあるだろう。しかし、従来3年間でつかうはずだった割引による財源2兆円はこれにより2年で使い切ることになるという。

報道によれば、継続する理由は選挙対策だそうだが、民主党の戦略ってのは、すべからく「政権を維持すること」なのだろうか。

この割引で根本的な高速道路行政であるボトルネックやミッシングリンクの解消のための道路建設費が犠牲になる。
わが国の財政と土日の行楽で往復2000円の出費増を天秤にかけたら、私は喜んで2000円を出費する。

さらに、私はこれが選挙でプラスに働くとはとても思えない。
土日1000円に起因する渋滞に嫌気を感じている国民は多いし、むしろバラマキはやめたほうがいいといっている国民も多い。それが支持率低下につながっている実際の理由なのではないのか。

ここで1000円を継続したら、もう未来永劫1000円にするしかない。その覚悟があっていっているのか?

高速道路料金は、まだまだ迷走するだろう。