この先まだなりふり構わない普及策をするだろうと以前のエントリーで予想していたが、案の定今年の1月初めからETC2.0の「アンケートモニター」キャンペーンがはじまった。
VICSホームページ ETC2.0 アンケートモニター募集
先着5000名に対して、WEBで実施するアンケート(計4回)に回答することを前提に購入に際して2万円を補助するという。
現在通常のものも含めETCは5000万台程度普及している。これに対して5000台という数字はいかにも少ない。この程度の台数を増加させても普及という意味では焼け石に水のような気がする。
「キャンペーンで認知が広がり、その利便性に対する口コミが広がって波及効果が期待できる」と企画書には絶対書いてあるはずだが、実はそんなことはないと思いつつ企画されているのだろう。
本当にいいものであれば、「DSRC対応車載器」と呼ばれていたころにもっと普及している。というか、その当時にもこうした補助金キャンペーンは何度か行われている。
在庫がのこって困っているメーカーさんに対する対策のようなものなのではないかと邪推してしまう。
しかし、2万円の補助金がついても通常のETCよりはるかに高い。現在オートバックスでの価格は取付、セットアップ込で5万円程度する。
現在、ETC2.0の車載器を購入しているユーザーは2.0対応市販ナビ購入時に「せっかく機能があるならそれが使えるETCにしよう」という人だけだろう。メーカー純正ナビが高いから市販にする人ではなく、メーカー純正ナビよりも高級な機能を求めて市販ナビを買う人たちで、こうした趣味的なユーザーの数は決して多くない。
だから2万円の補助をつけて5000台、ってのが精一杯なのではないか。
5000台でも1億円、キャンペーン企画・告知等入れればそれ以上の費用が掛かっている。
その財源は通行料金だ。
VICSホームページ ETC2.0 アンケートモニター募集
先着5000名に対して、WEBで実施するアンケート(計4回)に回答することを前提に購入に際して2万円を補助するという。
現在通常のものも含めETCは5000万台程度普及している。これに対して5000台という数字はいかにも少ない。この程度の台数を増加させても普及という意味では焼け石に水のような気がする。
「キャンペーンで認知が広がり、その利便性に対する口コミが広がって波及効果が期待できる」と企画書には絶対書いてあるはずだが、実はそんなことはないと思いつつ企画されているのだろう。
本当にいいものであれば、「DSRC対応車載器」と呼ばれていたころにもっと普及している。というか、その当時にもこうした補助金キャンペーンは何度か行われている。
在庫がのこって困っているメーカーさんに対する対策のようなものなのではないかと邪推してしまう。
しかし、2万円の補助金がついても通常のETCよりはるかに高い。現在オートバックスでの価格は取付、セットアップ込で5万円程度する。
現在、ETC2.0の車載器を購入しているユーザーは2.0対応市販ナビ購入時に「せっかく機能があるならそれが使えるETCにしよう」という人だけだろう。メーカー純正ナビが高いから市販にする人ではなく、メーカー純正ナビよりも高級な機能を求めて市販ナビを買う人たちで、こうした趣味的なユーザーの数は決して多くない。
だから2万円の補助をつけて5000台、ってのが精一杯なのではないか。
5000台でも1億円、キャンペーン企画・告知等入れればそれ以上の費用が掛かっている。
その財源は通行料金だ。