ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

ETC 2.0って何?

2014年06月30日 | ITS
この記事にある,ETC 2.0とはどんなものなんだろう。
http://www.decn.co.jp/?p=14238

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現在は時速20キロ以下で通過するよう制限されているETC料金所については、高機能な電子料金収受システム「ETC2・0」の導入に合わせ、一定速度で通過できる新設計料金所の設置を進める。
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また,日本工業新聞では以下の様な記載があった。

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また既に整備されたITSスポットを活用し、経路情報を収集可能な新システム“ETC2.0”を導入することで、渋滞、事故時の一般道路への一時退出など高速道路を賢く使う利用者を優遇する。さらに“ETC2.0”レーンではゲートバーを設置せず、一定速度で通過できるようにする。
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ITSスポットでの経路情報提供は今もされている。DSRC車載器をETC2.0と称しているのか?それともまたなんか新しいことを考えているのか?

普通のETCも5.8GHz DSRCだけど,ここでいうETC2.0は新しい通信を使うのか?私の理解では20キロに制限しているのはバー通過の安全上の理由からであって,現在のETCの仕様でもそこそこ高速での通過に対応している。
ゲート閉めなければ,今でも一定速度で通過できるはず。

ゲートを設置せず一定速度で通過できるようにするためには,不正通行や間違い侵入,カード挿し忘れ等に対する新しい解が必要だけど,それはどうするのだろうか?

ゲートを閉めるから事故があるわけで,他国で行われているように不正通行は後で取り締まればいいと前から私は主張していたわけだけど,これをやりやすくなる仕組みがETC2.0なるものに備わるのか?としたら,ETC2.0は通信や車載器のことではなく,ゲートの仕様なのか?

などなど,なんだかさっぱりわかりません。
知ってる方いたら教えて。

Android Autoの「できないこと」

2014年06月27日 | ITS
昨日,Googleがデベロッパー向けに行ったカンファレンスで,車載用プラットフォームである「Android Auto」が発表された。これは言うまでもなく,既に発表されているAppleのCarPlayに相当するもの。

CarPlayの時と同様に,IT系メディアを中心にこれで車の中で何かができるようになる,という書き方での報道がされているけど,実はAndroid AutoもCarPlayも,「何かをできる」ようにするためのプラットフォームというより,「できなくさせる」プラットフォームなのだ。

あるメディアは,「これで車の中でもgoogleマップやメールや音楽が使える」と書いていたが,そんなことはそもそもスマートフォンでできる。「これで車の中でも『安全に』使えるようになる」というのが正しい。

スマートフォンを車載モニターに映す仕組みはもう存在する。(HDMI接続,MirroLink等)
車載モニター側のタッチパネル操作ができるものもある。でも,これらはスマートフォンのコンテンツをそのまま表示するわけで,運転中にYOUTUBEを見ることも,ゲームをすることもできる。

運転中のSMSやSNSの受発信が事故を誘発して大きな問題になっているのはご承知の通り。
自動車業界では,Driving Distraction という言葉があり,これの正式な日本語訳はないが,「運転注意阻害」ということ。
地図ナビゲーションですら北米ではDriving Distractionであるとして,出現当時は認められなかった。今でも北米でクルマに乗ると,「運転中の操作は危険」という内容のディスクレーマーが表示され,了解ボタンを押さないとナビは始まらない。

余談だけど,Driving Distractionに関しては日本は先進国の中では珍しいくらいに規制が甘い。走行中にテレビが付いている車の多いことに驚く。運転中にテレビが付いているだけで違反切符を切られる国のほうが多いはずだし,私のいる中国では多分規制はないと思うけど,あまり観ている人はいない。一方で日本より運転中にテレビを観るのはタイ人。これは渋滞が関係してそうだ。

本題にもどりましょう。

カーメーカーはそうした状況から,HDMIやMirrorLink, Airplay等によるスマートフォン画面への単純な車載モニター表示を標準装備したり純正オプションとして販売することはできない。
でも,スマートフォンの接続はユーザーニーズだし,AppleもGoogleもシェア争いのなかでカーメーカーに採用してもらえないのはマイナス。

したがって,Driving Distractionとならないように機能を制限し,さらにUIを運転中に使いやすいように工夫をしたのがCarPlayでありAndroid Autoなのだ。タッチボタンを大きくしたり,複雑な画面操作をせずに音声で操作できるようにしたりという工夫がされることになる。しかし,それでも気を散らすようなコンテンツは認められない。音声操作でゲームをする,なんていうのはもってのほか。

だから,使えるソフトウェア・コンテンツは限られる。スマートフォンよりも大幅に機能が制限されることになる。

問題は,果たしてユーザーはそれが嬉しいのか,ということ。

これは難しい問題だ。
日本では純正ナビは走行中にテレビが映らない。それを嫌がって,あえてアフターマーケットのナビをつける人も多い。
同じ様なことが起きるかもしれない。

いずれにしても,CarPlayもAndroid Autoも一部ITメディアや評論家がいうような自動車のインカーエンターテイメントに革命をもたらすものではなく,Driving Distraction防止のための妥協策のようなもの。できることは限られている。
現在の「スマートフォンをカーナビに使う」「カーナビ+スマートフォン接続(音楽と電話機能)」という,既に一般化されている使い方に対してさほど大きなブレイクスルーではない。

トヨタのテレマティクスサービスはG-BookからT-Connectに

2014年06月25日 | ITS
トヨタは6月18日に日本市場に向けて新テレマティクスサービス「T-Connect」を発表した。

ポイントは以下の通り。

・従来からやっていたテレマティクスサービス「G-Book」の次世代。G-Bookという名称は継承されない。
・「GーBook」に対し,大きく異る点は以下の通り
 1)ロボットオペレータによる対話型サービス(iPhoneのSIRIのようなもの)
 2)サードパーティにOS仕様を公開し,アプリ開発・販売を認める。ユーザーは選んでインストール可能。
   APPストア・Google Playのようにトヨタが審査,販売管理,集金をし,20%の手数料を取る。
・T-Connectサービス自体は無料。
・通信方式は携帯連携,DCM, Wifiスポットの3種類対応
・標準装備,メーカーオプション,ディーラーオプションすべて今年の夏に同時発売(日本)

AppleやGoogle,MSが車載OSに進出するなか,カーメーカーとしての主導権を確保するためトヨタは独自OSを採用したと考えられる。サードパーティにAPP開発を開放し,その販売の20%を徴収することでビジネスモデルを構築し,T-Connect自体は無料としていると考えられるが,果たしてユーザー課金できるような魅力あるアプリが出てくるのかは疑問。
運転しながら使うという前提で,ユーザーがお金を払っても買いたいようなコンテンツはそれほど多いとは思えない。
最初から用意されるとしているAPPにしても,運転診断とか情報提供等,正直キラーコンテンツとはなりえないようなものばかり。

IT企業に対抗するという考え方はわからなくもないが,相手はすべての車が対象。トヨタ車用だけで独自路線を進めても,所詮勝てないのは明白。ハードウェアメーカーがOSを作って成功した例はない。
(注:今日25日の日経に,トヨタはGoogleと提携,という記事がありました。T-Connect都の関係はわからん)

さて,このニュース,NHKは「トヨタが新型ナビを発表した」と報道した。一般ユーザーにテレマティクスという概念は存在しない。ナビの普及が先行した日本では,あくまでこれはナビなのだ。
T-Connectはユーザーにとってはナビの便利機能の一つにすぎない。だからそのOSが何であろうと,ユーザーにはあまり関係ない。そこがPCや携帯と根本的に異なる。

だからトヨタは標準装備やディーラーオプションの専用ナビにこれを組み込むということで有無を言わさずに普及させることができる。そういう意味では,T-Connectは普及するだろう。
でもそれで何が起きるのか?トヨタのナビは便利だから,トヨタを買おう,ということになれば成功だろう。その先に,このT-conenctをベースにした新しいビジネスが生まれれば,大成功になる。

でも,そこまでのことは無いんじゃない?
所詮,車についてるカーナビの便利機能の一つでしか無い。スマホのような,消費者のライフスタイルを変える力はない。
 

左一軸打法(ゴルフ)の話

2014年06月24日 | ゴルフ
またゴルフの話。ITSとは全く関係ありません。
ちょっと前に「左一軸打法」をやってみた,と書いたので,その後の報告,というか自分の覚書のようなものです。

左一軸打法で2ラウンドして 91,94。
91の時はパー7個,94の時でパー6個。それもパーオンパーが多い。
最近のゴルフで極めて上出来でした。

ドライバーのスライスなし
アイアンの方向性が極端に良くなっている
飛距離は変わらず

思ったポイントは:
・中途半端にしないでしっかり左足に体重を乗せて振る。
・コンパクトなトップを守る。
・肘を体につけて振る

しかし,未だにアドレス時の左膝の曲げ具合と,最適なボール位置がわからない。
膝の曲げが足りないとトップする様に感じ,かつダウンからインパクトにかけて膝をどうするのか良いのか,まだ明確に分からない,
また,ボール位置は回転軸が左によるので理屈で言えば通常よりも左よりにすべきなんだけど,あまり左にするとフックする。

もう少しやってみて,またレポートします。

iWatchについて

2014年06月23日 | モバイル・ウエアラブル
いよいよここに来てAppleが発売するiWatchの概要が明らかになってきた。
いわく,2.5インチディスプレイ。ってことは対角線6センチ以上だから,必然的に曲面ディスプレイになるだろう。

ソニーとかサムソンの,絶望的なデザインのスマートウォッチに比べれば曲面ディスプレイにはかなり可能性が有る。
多分,Appleのことだから相当カッコいいんだろうし,時計の表示はレトロからハイテクまで幾つか用意されて,それもそれなりに魅力あるものになるだろう。

基本的な通話やSMS,リマインダー表示等のiPhone連携は当然の機能として備わっているだろうが,それ以上のことは「センサーで生体データを取る事ができる」程度のことしかわかってない。
これは,他社の類似商品もやっていること,というか,ハッキリ言ってしまえばそれ位しか時計型ウェアラブル端末特有の機能はないのだ。少なくとも今現在は。

まあ,このフィットネス機能,ある程度の市場は確保できるだろうが,日常的に心拍数とか消費カロリーとかを知りたい人がどの程度存在するかというと,決してマーケットを変革するような商品ではない。
Appleにはこれを超える隠し球があるのだろうか?
スマートウォッチはバッテリーの持ちの問題があるが,そこら辺に新しい解を出してくるかもしれない。しかし,それは欠点の改善であって,キラーコンテンツではない。

そうはいってもAppleを感じさせるカッコ良い商品であれば,そこそこは売れると思うけどね。
でもそこそこでしょう。iPhone, iPadと並ぶような,Appleの事業を支える商品にはならないだろうな。

富岡製糸場世界遺産登録 これからが大変

2014年06月22日 | 雑記
今日のニュースは富岡製糸場の世界遺産登録でもちきり、地元はバンザイ、安部首相も「海外からお客さんが沢山くることを期待」とかいってますが。
そもそも富岡にそうした物があることは知っていたが、今まで特に行こうとは思わなかった。というか、実際には軽井沢に行く途中でちょっと立ち寄ったことがあるような気がするが、まあその程度の観光地に過ぎない、としか言いようがない。
世界遺産になったからといって、訪問者が増えるのだろうか?

似たような例が石見銀山だろう。ここは世界遺産になった年に国内からの観光客がかなり訪れたが、その効果は3年しか持たなかった。
まあ、知名度が上がってブームが去っても以前よりは訪問者は多いようだけど。

いま、富岡製糸場の課題として、「駐車場がたりない」「宿泊施設がない」とか言っているけど、ブームでいきなり増設したら3年後に悲惨なことになるので、これは十分気をつけた方がいいね。

あと、外国人観光客だけど。石見銀山、平成23年度の外国人訪問者数はなんと1000人未満だそうです。
正直、日本の産業開化に関する貴重な遺産であることは否定しないけど、外国人旅行者にとって絹の製糸工場なんてよほど好きな人じゃなけりゃわざわざ見に行くもんでもないでしょ。

ニホンウナギ 絶滅危惧種に

2014年06月14日 | 雑記
前にも2回ほど書いていてくどいけど、今回ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことにまつわる新聞報道の情けなさにビックリしたので、また書いとく。

各社の見出し
朝日新聞 年数回のぜいたくが...
日経新聞 食文化どうなる 外食・小売に波紋
読売新聞 食文化の危機
毎日新聞 私達の食卓への影響は?

絶滅したら食文化は永遠に途絶するし、関係するビジネスも途絶する。
食文化を守る、ビジネスを守るためには相当厳しい制限をし資源を守るしか無い。
しかし、驚くことにここに至ってもシラスウナギの漁獲制限は行われていない。

要するにウナギを安く食べたい消費者も、今ビジネスをしている業者も、「自分が生きているうちは多分問題ないんだから今のままにしてくれ」といっているわけだ。
そしてそれが日本の食文化であることから新聞もその立場、心情でしか報道しない。

日本人の手によって(消費の7割は日本人)動物が絶滅しようとしている時に、日本のメディアが「捕獲制限されたら食べられなくなって困る」としか言わない。
これは極めて異常だと思うのだけど。

プラズマクラスターで思うこと

2014年06月08日 | インチキ・疑似科学
液晶テレビに経営資源を傾斜させそれが経営を圧迫したシャープにとって,プラズマクラスターは頼みの商材だということはよくわかる。
「プラスイオンとマイナスイオンがカビや細菌を殺して」というTVCMを打っているし,ほとんどの消費者がなんの疑いもなるそれを受け入れて,プラズマクラスター関連商品は相当のブランド力を確保し,よく売れている。

でもね。

イオンによる効果は極めて限定的であり,プラズマクラスターという商品の消臭・雑菌効果の大部分は副次的(もしかしたら,これは最初から狙ってた?)に発生するオゾンによるものであることは,シャープは否定しているが,以下の実験では確認されているようだ。
以下参照
http://journal.kansensho.or.jp/Disp?style=abst&vol=86&mag=0&number=6&start=723

オゾンの消臭・殺菌効果は事実だが,一定濃度を超えると人体に影響がある。だから「オゾン発生器」という名前ではいくらその発生量を人体に無害なレベルに押させたとしても,販売は厳しい。「有害物質」という言葉には消費者は過剰に反応する。

シャープもオゾンという表現はしないし,聞かれても「オゾンは副次的に発生しますが,人体には影響のないレベルです」という回答しかしないだろう。でも,実際にはプラズマクラスターはオゾン消臭殺菌器なのだ。

だから危険なものを販売しているというつもりは全くない。低濃度のオゾンはちゃんと管理されていれば問題ないし,プラズマクラスターから発生する程度であれば換気などが必要なものではない。

言いたいのは,多くの大手電機メーカーがマイナスイオンというまだ明確に科学的証明がされていないものを売り物にする,しかもそれが大会社の経営を左右しているというのは普通の状態ではないのではないか,ということ。

セルビア水害の寄付で感じたこと

2014年06月08日 | 雑記
普通の日本人がセルビアと聞いて思うことは,バルカン半島紛争とか理髪師位だろう。
その国が大規模な洪水に見舞われそれはあまりメディアでは報道されなかったが,SNSで情報が広まり寄付が拡大している。
マスメディアに対して,SNSの社会への影響力が相対的に増してきているという好例だと思う。

しかし,一部のツイッターなどで「ヨーロッパで一番多く寄付をした」というような情報が流れているが,ちょっと考えればそんなはずはなく,震災後の一時期,特定の寄付の集計でそうなっただけらしい。ヨーロッパの大国各国の方がより多額の義援金寄付をしている。SNSにはこのように根拠の曖昧な話であっても流布していく怖さがある。
まあそれにしても同国民がその国家経済規模に比較すれば多くの義援金を提供してくれたことは間違いない。

それより思うことは,「助けてくれた国だから助けよう」という考え方。
もしセルビアの日本に対する義援金がいうほどのこともない額だったら,今回のような大きなムーブメントはないだろう。
本来はどこの国であろうとも支援が必要ならその情報が正確に伝達され,簡単に寄付できるようになればいい。

その点yahooの寄付はいいね。ワレットに登録されていれば数クリックで完了する。
セルビアにはこれで些少だけど寄付しました。

ゴルフ 左一軸打法

2014年06月03日 | ゴルフ
ぜんぜんITSとは関係ない話。
注)このブログにはアフィリエイト等は張り付いていません。宣伝や,関連書籍購入を誘導するつもりはなく,あくまで私が感じたことを書いています。

最近,知人から「左一軸打法」という話を聞いて,ちょっと検索してみたらいろいろ分かった。
検索で引っかかる記事の多くは,「詳しくはDVD」とかの類が多いのだが,有料コンテンツを購入しなくてもまあ大体のことは理解できた。

詳細は検索なりしてもらうとして,ポイントは以下の7点程度かな。
1.左足に最初から体重をかける。
2.右足を引いたクローズドスタンス
3.左膝はスタンス時に両肩が地面と平行になるくらいに曲げる。
4.トップは小さく,でも肩は十分回す。
5.ダウンスイングで両肘は常に体の近くを通る。(体に付けて振るイメージ)
6.コックのタメを意識
7.左足体重のまま,左股関節を軸に腰を回す

実際に練習場で100発ほど打ってみて,その後コースで試したが,方向の正確性は格段にいい。FWキープ率はここ最近の中で最高だった。
「飛ぶようになる」というのは嘘。飛距離は変わらない。むしろ,コンパクトなトップでも飛距離が変わらないことに驚く。
ショットの正確性が上がるので平均すれば距離は伸びるかもしれない。

これをちょっと私なりに考えてみた。

まず,上記のポイントのうち,
「コンパクトなトップ」「肘が体の近くを通る」「タメを意識」は実は左一軸打法とは関係ない。二軸でも,背骨軸でもできる。なぜ左一軸打法だとこうなるのか?
おそらく,左足に体重を残しているので左腕が規制されてオーバースイングができないんだと思う。
トップがコンパクトだと,必然的にレイトコックが必要となり,タメの意識が持ちやすい。
また,肘が体から離れる暇なく振り下ろすのでアウトサイドインになりにくいのだと思う。

したがってこれらは副次的な効果だと思う。

本来的な効果は,やはり軸のブレを防ぐということだろう。
右足から左足に体重を移動するということは,二軸を切替えるか,地面に接していない「背骨」を軸にするということで,これをインパクトで最適な状態になるようにクラブを振るのは,アマチュアではかなり難しい。

その点,軸を地面に接した軸を最初から最後まで使う打法の再現性が高いことは,事実だと思う。
やってみるとわかるけど,インパクトにおける「アドレス時の再現」がシンプルに出来る。

欠点は,スイングがあんまりかっこ良くない,ってこと。特に左足を曲げたアドレスの姿勢はかなり変な感じ。
(この形をK型とも言うらしい)

なお,左一軸打法ではストロンググリップが推奨されているが,私はどうしてもストロングがだめなのでナチュラルグリップ。また,左足は30°開くとなっているが,これも私は膝が流れてフェースが開くことが多いのでどちらかと言うとクローズにして試してみた。
あと数回やってみてスコアアップになるようなら,本格的に採用しようと思う。