ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

HUAWEI(ファーウェイ) WATCH GT 4 ゴルフナビは使い物になるか?

2024年05月19日 | ゴルフ

HUAWEI(ファーウェイ) WATCH GT 4、ソフトウエアアップデートでゴルフナビ機能が追加になったということなので購入し使ってみた。

普通のクロノグラフに見える

時計自体の評価は別の機会に譲るが、一口で言えば

・コスパが良い。楽天のポイント還元含めて3万円で購入(グリーンバンド仕様)
・フェースデザインを選ぶと普通のクロノグラフのように見える。個人的には好み。
・バッテリ持ちはアップルウォッチとは比較にならないくらい良い
・母艦がiPhoneだとできることは最低限になる

さて、肝心のゴルフナビだが、先に長所短所を書いておく。
長所
・バッテリーを気にする必要なし。満充電からラウンド終了時で残量78%。アップルウォッチは通信環境にもよるが、昼休みを挟んでワンラウンドもたないことがある。
・ピンまでの距離は他のゴルフナビと変わらず普通に使える
・ウォッチ画面タップでレイアップ検討ができる(バンカー手前で50ヤード残しなら150ヤード打つ、など)
・(なんと)ショット検知機能がついているのでラウンド振り返りが可能。
・スコア入力は特にストレスなく可能。(ただし本人のみ)
・専用機ではなくスマートウォッチがゴルフナビなので無駄がない。

ショット感知はガーミンの売り物だが、この時計は搭載している。筆者はiPhone+Golfshotの有料サブスクでショット検知を利用しているが、Huawaiは標準搭載。
iPhone+Golfshotのショット検知は結構誤検知が多く、歩きながら無意識に素振り動作をするとそれで1打カウントしちゃうところがあるが、Huawaiはかなり正確。
ただしアプローチショットは検出されないことが多かった。
正確なショット検知はスイングとインパクト時の衝撃を感知しないとできないが、Huawaiの仕組みはどこにも記載がない。
邪推だがガーミンの特許との関係があるのかもしれない。

短所
・ショット検知はついているが、飛距離表示は実際のティーショット地点が基点ではなく、データ上のバックティーが基点らしい(多分)
 ティーショットを打った直後に30ヤードとか表示される。なので後で見返して240ヤード飛んでても実際とは違うようだ。
 またセカンドショット以降もショット検知はするが、飛距離表示は更新されないようだ。なお、スマホソフト上で軌跡という振り返り機能をつかうと
 セカンド、サードショットの飛距離は表示される。
 また前述のとおり、フルショットに近いショットじゃないと検知しない。30ヤード程度のアプローチは検知できていない模様。

スマホソフト上の軌跡画面。ティーショットの235ydは多分青ティーからの距離。グリーン周りでミスがありダボなんだけどそのアプローチは検出できていない

・スマホ側のソフトはあくまでHuaweiの健康管理ソフト「HUAWEIヘルス」の一項目なので、スマホ画面からはほぼ何もできない。
 なので細かい設定などはできない。
・ゴルフナビのUIはお世辞にもいいとは言えない。
・コースデータのダウンロードとウォッチへの転送は結構時間がかかるので事前にWIFI環境でやっておいたほうが良い
・コースダウンロードの時点ではAグリーン、Bグリーンの選択はできず、デフォルトでAグリーンになっている。Bグリーンの時は毎ホール手動で修正が必要。
 これは画面の右上にある小さなAという表示を押すことでBに切り替えが可能。ただしこの機能については一切説明されていない。
・主要ハザードまでの距離表示なし
・グリーンのフロントエッジ、バックエッジの距離表示なし
・今のところ国内専用

結論
残り距離の表示、コース図、レイアッププランの表示など基本は押さえられているが総合的な使い勝手は専用品のほうが良いと思う。
ただしショット検知がついているのは特筆出来る点。
ショット検知機能からの応用がまだ不十分だけど、これはソフトウエアアップデートを期待したい。

 


G430 偽物情報

2023年07月13日 | ゴルフ

中国でG430 の偽物が出ています。LSTもMAXもあります。相当巧妙にできているという話です。おそらく日本語保証書も付いてくると思うので、保証書があっても安心できません。
画像は中国通販タオバオの物ですが、ヘッド単品(単球头)で約1万4千円程度。シャフト込みでも1万7千円程度です。

これが怪しい通販やメルカリ等で5万円程度で出回っているようです。
通常7万5千円のものが新品で5万円程度で販売できるわけがありません。新品5万円代のネット通販には手を出すべきではないでしょう。
中古なら5万円代でもおかしくありませんが、最近はわざと傷をつけて「練習で数回使用しました」「数回ラウンドしました」等というコメントつけて出品されるケースもあるようです。
大手中古クラブサイト以外は注意が必要です。


特に気を付けるべきはヘッド単体販売品です。怪しい商品はヘッド単体販売が多いように思われます。
中国業者からの運賃を節約するためにヘッド単体を仕入れているのかもしれません。


バンカーショットの勘違い

2022年02月27日 | ゴルフ

(ゴルフの話はほぼ独り言です)

バンカーが苦手。

で、YOUTUBEとか易しいバンカーショット等の動画を見るんだけど、やっぱりうまくいかない。
練習バンカーでは問題ないけど、本番ではミスる。

ミスはほとんどが砂を多くとりすぎで出ないパターン。それを嫌がってホームランもある。

で、気が付いたんだけど、一番アマチュアを勘違いさせるのが

「バンカーショットはわざとダフればいいから簡単」とか「ボール2個手前からヘッドを砂に入れる」

という一言じゃないかとおもうんですよ。
わざとダフるというイメージを持って振るとダウンスイングで軸が右に倒れるか、もしくは右手のリリースが早すぎて「ダフりすぎる」

それに加えて砂の下にクラブをいれるために「バンカーは体重を低く」をやっちゃうからいけない。
保険を二つかけちゃいけないんです。

さらにいけないのは、教科書に書いてあるバンカーショットの時の注意事項がたくさんありすぎで混乱する。
フェースは開く、オープンスタンス、ハンドレート、左足体重、などなど。これもショットを乱す原因なのではないかと。

なので、「わざとダフらせる」という意識を完全に消して、単純に普通のスイングをするべきだと気が付きました。
膝をちょい曲げて、ヘッドが球の下をとおるようにして、あとは何も考えずにいつものスイングをする。

これでやってみましょう。だめならまた考える。


ハンドファーストと振り遅れは何が違うのか

2021年10月31日 | ゴルフ

(ゴルフの話はほぼ独り言です)

ハンドファーストと振り遅れ。ゴルフ雑誌やWEBでよくインパクト再現の写真が載ってることが多いけど、大体同じですね。写真に×がついてたら振り遅れ、〇がついてたらハンドファースト、って感じ。

で、この二つは何が違うのかといろいろ検索しても明確な答えがでてこない。シャフトのしなりを使えてるか否かとか、体を回しすぎてるとか、上半身と下半身のタイミングとかいろいろな意見があるけどどうもピンと来ない。

そもそも、どんなにハンドファーストにしようと思ってもインパクト時にはそこそこヘッドは前に出てきてます。プロの写真でもグリップ位置が若干飛球線方向に出てる、という感じでしょう。ヘッドは絶対走るからゴルフ雑誌の振り遅れの×印のようなインパクトはやろうと思ってもできません。素振りしてみればわかるけど、よほどゆっくりしたスイングでなければ再現できないです。

結局、違いはグリップなんだと思います。もっとピンポイントに言えば、左手の掌屈。

アドレスでスクエアに構えた状態から、ハンドファーストにすると必ずフェースは開きます。この状態でインパクトするのが振り遅れ。
その状態で左手を半時計周りに回しながら手のひら側に折るとスクエアになり、この形でインパクトすればハンドファースト。

「左手を半時計周りに回しながら手のひら側に折る」ようにすると自然と薬指と小指に力が入ります。よく言われる薬指と小指でしっかりグリップってのはこのことなんじゃないかと。


PING G425 偽物情報

2021年04月06日 | ゴルフ

中国通販サイトでPING425の偽物が出てました。MAX、LST、3番、5番、全部あります。説明書もビニール包装も日本仕様です。
私も日本に帰ってきてしまったのでショップで偽物を確認することができませんが、G410の偽物は本物と見比べてもわかりませんでした。
なのでこれもおそらく簡単には見分けられないと思います。

850元は13500円程度。仮にこれを仕入れて経費利益をのせて売るとしたら販売価格は35000円程度でしょうか。
ヤフオクやメルカリ見てみると面白いですよ。


偽物シャフトの見分け方

2021年03月31日 | ゴルフ

中国では、ゴルフ場の近くにゴルフショップがありよく立ち寄った。

そこの店主がよくいってたのは「ヘッド本物、シャフト偽物」
つまり、ヘッドは工場の横流し品だけどシャフトは偽物だよ、ということ。

実際中国にはシャフトの偽物があふれかえっている。ツアーAD、三菱、フジクラといった日本ブランドだ。
でも実際違いは表面の印刷だけで、中身は多分どれも同じだと思う。大体2000円~3000円で売られている。

タイトルは見分け方と書いたけど、正直見分ける方法はない。本物と並べて印刷を比べればわかるのだろうが、偽物だけを見せられてもわからない。本物のようなシールやシリアル番号も入っている。

こうした偽物シャフト、実際に使ってどうなのかというと、少なくとも私の周りで折れたという話は聞かなかった。
ただし、表示のRやSは完全にいい加減。
まあしかし、プロゴルファーでない限りシャフトがすごく柔らかいかすごく硬いか以外はわからないと思う。アベレージゴルファーに「手元調子」とか「トルク」とかわかるとは思えない。
だから偽物でいいとは決して言わないけどね。

さて、この偽物が国内でもオークションなどでかなり出回っているらしい。
先に書いたように見分ける方法はない。善意の出品者が出品してる中古が偽物ということもある。なのでシャフトはショップで買うのが一番、というのが結論なんだけど今までの経験からなるべく偽物をつかまされない方法を記しておきます。

1.ツアーAD(MT、TP、GT、VR、BB、XC 特にMTが多い)、三菱ディアマナ、フブキ、フジクラスピーダ、KBS Tourが代表的な偽物のターゲットブランドなのでなるべく避けるほうが無難。
2.日本での人気が主体のためか、ATTASの偽物は見たことがない。ただしこれとて印刷版起こすだけなのであるかもしれない。
3.純正シャフトが中古で出ていることもあるけど安心できない。偽物クラブに使っていたシャフトかもしれない。
4.一般にあまり有名でない、あまり売れてないものは印刷版に投資するほどの需要がないので、偽物は少ない。

以上


広東 高明銀海ゴルフクラブ

2020年08月23日 | ゴルフ

広東省仏山市高明区にある銀海ゴルフに行ってきました。

ネットには日本語の情報がほとんどないので書き記しておきます。

・広州市内からは一時間半程度。早朝ならもう少し早いかもしれません。
・家電の美的の総合レジャー施設の敷地内でとてもきれいなところです。
・ロッカー、シャワー、トイレなどゴルフ場の設備は高級感がありきれいです。
・日本語予約サイトから予約可能だと思います。私は知人に頼んで土曜588元でした。
・山地に作られているので打ちおろし打ち上げがあります。日本のゴルフ場に近い雰囲気。
・総じてフェアウエイは狭く、ホールとホールはブッシュセパレートです。
・ドッグレッグホールが多く、ゴルフナビ等でコース確認をした方がいいです。初見殺しが多々あります。
・グリーン周りは中国のゴルフ場にしては素直。砲台、バンカーは少ない。
・その時によって違うと思いますが、グリーンは遅い。

一回プレーしただけなので攻略等は書きませんが一つだけ。
15番は廊下のような狭くてまっすぐの180ヤードパー3。しかも左右OB。180ヤード先の20ヤード幅に落とせる自信がある人以外はプライドを捨てて刻んだ方がいいでしょう。


PING410 カチャカチャスリーブの失敗

2020年05月06日 | ゴルフ

この前から使ってるPINGのG410Plusドライバー、付属のシャフトがちょっと柔らかい感じがしたのでリシャフト、といってもカチャカチャなので新しいシャフトを自作した。

中国はシャフトの偽物天国。TourADだろうがフジクラだろうがATTASだろうが何でも手に入るけどおそらく違うのは塗装だけ。
1500円くらいで売られているが、もちろん手を出したら危ない。
ということでコスパがよく間違いなく本物のALDILAーNXのSシャフトにした。65gのSということで結構ハードなシャフト。

これに加え、信頼できるネットショップでIONICのグリップとPING410専用カチャカチャスリーブを購入し自分で組み上げた。

コースで打ってみるとまだ球が上がる。9度のノーマルポジションからマイナス1度、マイナス1.5度を試したけどやっぱり上がり距離がでない。

実際マイナス1.5でもフェースが立ってるように見えずこれはどうもおかしいなと思ってよく見たら、カチャカチャのプラスマイナス表示が左右逆になっていた。
マイナスしたつもりが逆にフェースを寝かしていたのだ。

あ、これは偽物掴まされた、と思いちょっと調べてみたらどうやらレフティ用のスリーブらしい。右打ち用と同じものだけどプラスマイナスの印刷が左右逆になってる。通販業者が間違えた、もしくは右左違うことすら知らずに出荷したようだ。

もうシャフトを接着してしまっており付け替えるのも面倒なのでそのまま使うことにしたけど、気がついてよかったです。


PING 410 に偽物登場

2019年08月01日 | ゴルフ

2020年7月追記
某元プロ野球選手が逮捕されたのもこれでしょうか。
その後実際にローカルのゴルフショップで偽物を見ましたが、これに関しては本物とじっくり見比べないと違いはわかりませんでした。
ネットで流れている見分け方とも合致しない部分がありました。信頼できるお店で買うしかないですね。

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人気のPINGドライバー、2019年モデル410に中国通販で偽物が登場しています。シャフト込みで15000円程度なので間違いなく偽物です。

写真の通り日本仕様のビニール包装、日本語説明書もついているので日本向けの偽物と思われます。
説明書や保証書がついていても安心してはいけません。

確認できている限りでは偽物はすべて410PLUSで、SFTやLFTはありません。
410PLUSしか品ぞろえがないネットショップは十分疑ってみる必要ががあるでしょう。

加えてハイブリッド、フェアウェイウッドも確認しました。FWは「高弾道タイプSTD」のビニール包装です。


ゴルフ人口、減少の一途

2019年07月26日 | ゴルフ

2017年レジャー白書によれば日本のゴルフ人口は550万人。ピーク時から比べると実に1/3になっているという。しかも現在のコア人口は60代~70代なので、この先も減少は避けられないだろう。

ゴルフに限らず、スキー等お金のかかるスポーツの人口は減少している。主たる理由は若い世代の可処分所得減少によるものであることは間違いない。

若い世代がゴルフに参入しないのは、その金銭負担が高い障害になっている。道具だけでも10万円以上、プレイ費、交通代、練習台等を考えたら簡単に始めることができないのは明白だ。

それ以上に障害となっていることにゴルフはすぐに上手くならない、というのがあると思う。
最初のうちはコースを走り回り150も叩いてちっとも面白くない。むしろ苦行だと思う。迷惑がかからない程度まで上達しても、100を切るまでにはまだかなり時間がかかる。
ゴルフはスキーや団体スポーツと違い、個人の成績がスコアで厳然と示される。友人や同行者より10打も悪ければやっぱり面白くない。

ということでやめてしまう人はかなり多い。中古でもお下がりでも自分のクラブをもって始めた人全員を分母にすると、一度でも100を切る人は3割、90を切る人は更にそのうちの3割、とも言われている。

我々昭和サラリーマンは、そんな状況でも会社のコンペとか、接待ゴルフとか、上司との付き合いとか、頑張ってゴルフを続けなければならない環境にあった。だから恥をかかないように練習もしたし、結果たまに100を切れるくらいから面白くなってくる。

今はそうした圧力はないので、仮に経済的な制約がないとしても多くの人は面白くなる前にやめてしまうのではないか。
また、ゴルフのプレイ代はかなりリーズナブルになってきているが、それでも家族をないがしろにして実質休日をほぼ一日費やす、というのも今の時代にはマッチしていない。

どう見ても、この先ゴルフがまた勢いを取り戻すとは考えられないし、ゴルフ場が絶望的に供給過多になるのも間違いない。
しかし、日本のゴルフ場はそもそも会員システムだったので、簡単には廃業できない。独立系ではかなりのゴルフ場が赤字経営となっているはずだ。これからもっと厳しくなる。

個人的には、サービスは簡素化しスループレイで拘束時間を短くし、服装やらなんかやらも難しいことは言わない、カジュアルな方向にしていかないと将来はないと思う。


中国のゴルフ事情

2019年06月19日 | ゴルフ

中国のゴルフ事情について書いてみます。
中国にわざわざゴルフをしに来る人は多くないと思うのでさほど需要はないと思いますが。
ゴルフの中国語については過去記事をご覧ください。

ゴルフ場
公式に認められているゴルフ場は少なく、「リゾートに付属したスポーツ施設」というような扱いになっています。最近も贅沢禁止令で結構な数のゴルフ場が閉鎖されました。とはいえ、まだまだ沢山あります。
ゴルフ場はそうした事情のせいか、ほとんど公式HPをもっておらずネットで直接予約はできません。予約サイト(日本語対応業者あり)でならほとんどのコースでプレイ可能。予約サイトのマージンが100元程度上乗せされます。
コースは結構トリッキーなものが多く、一般的に日本のゴルフ場より難しいです。18ホールスループレイ。

チェックインからスタート
一般にバックを預けた時点で引き換えカードをもらうことが多いです。チェックインは日本と同じ。スタート時間になると呼んでもらうような仕組みになってることは少なく、ロッカーキーをキャディマスター室に持っていって全員揃ったら適当にスタートになるような感じ。

キャディさん
一人に一人、もしくは二人に一人。カートの後ろに立ち乗りします。
ゴルフをほとんど知らない若い子も多い。林に打ち込んで横に脱出しかないような場面でも「残り200ヤード」とかいってウッド持ってきたりします。
グリーン上ではラインを読んでボールを置いてくれますが、経験が浅いキャディさんの場合はかえって迷惑。
始まって数ホールで見極めが必要です。

キャディさんは自分専用なので、人のキャディさんはあまり助けてくれません。ボールさがしも基本的には自分のキャディさんしかやってくれません。その代わり自分のキャディさんは家来です。中国の人はティーアップさせたり打つ間煙草や葉巻を持たせる、なんて光景を目にすることもあり。バンカー自分でならしたりすると「オーライオーライ」(本当は「我来=私がやる」といってるのですが、オーライに聞こえる)といって飛んできます。
チップは100元。二人に一人ついた場合は50元x2か、各々100元づつか地域で違うようです。多くあげて嫌がられることはないので200元あげましょう。18ホール終わりカートを降りたところで渡します。
ゴルフをする中国人はお金持ちなのでもっと渡してる人もいます。また彼らは高額の賭けゴルフをしているので、ラインの読みが良かった場合は沢山あげたりします。だからキャディさんも結構真剣にライン読みをします。

ティー
白ティーでやってたら日本人です。中国人は技量に関係なく青ティーです。中国人はなんでも大きい、長い、多いものが好きです。
華南地区は日本人でも青ティーのようです。青ティー使用のハンデ制限等は特にありません。

中国人のゴルフ
最後の一人となってパットを打つ。よし、入った!ガッツポーズして周りをみると、後の3人はもうカートに乗ってます。

お風呂
シャワーです。脱衣所はなく、ロッカーで全部脱いでスリッパはいてシャワーに行くのが基本。


左手の親指でヘッドを感じる

2019年01月29日 | ゴルフ

ゴルフの話。

まず前提として左手は常に手のひら側に折る。(シャットに上げる)

バックスイングで左手の親指にヘッドの重さを感じたところで切り返す、というのをやってみたら、結構良い。
やってみると判るけど、かなり早い段階で重さを感じる。それをきっかけに切り返す。
ポイントは、切り返しで右肘を若干腰の方に落とし、そのまま来た道を戻るように振り下ろすことと、きっちり腰を回転させること。

これの利点は、トップ切り返しのタイミングでブレがでないのと、オーバースイングが規制されるということ。
トップは気持ちとしてかなり浅い感じになるけど、飛距離は変わらない。

切り替えし後のポイントはトップ時点での手のひら側に折れたグリップの角度(グリップとシャフトの関係)と右肘の角度を一切変えない気持ちでインパクトまで振るイメージ。(実際は遠心力で解けるんだけど)
あとはスイングプレーンにきちんと乗るように右肘は右腰の近くを通してそのまま素直に下ろすだけでかなりスイングの再現性が高くなる。



なお、これの欠点は左手親指への過度な負担。練習しすぎに十分気をつけてください。


ROGUEもM4も偽物が登場しました。

2018年08月30日 | ゴルフ

今まで中国通販サイトでも見つかっていなかった人気ドライバーキャロウェイROGUE、テーラーメイドM4の偽物ですが、ついに登場しました。
写真からおわかりのように、800元(13000円程度)で、絶対にありえない価格。
中国通販では「本物の試作品流出」という訳ありの本物もありますが、その場合はヘッドだけで2万円程度。シャフト付きで800元は正真正銘の偽物です。
おそらく、カーボンクラウンも怪しいしキャロウェイROGUEのピラー構造やテーラーメイドM4のツイストフェースも搭載されていないいい加減なものだと思われます。

カーボンクラウンの見分け方ですが、偽物はカーボンがプリントです。3Dプリントなのでよく見ないとわかりません。爪で弾くと本物は「カチカチ」、偽物は「キンキン」です。

これらの商品は日本の大手通販サイトにも出回りますので十分ご注意ください。認証マークや説明書なども精巧にコピーされています。
日本語が怪しいサイトからは絶対に買わない方が良いですね。


左手ハンドファースト、右手フィンガーグリップ

2018年07月23日 | ゴルフ
これはゴルフに関する自身のメモみたいなものですが、なにか参考になれば。

右肘。インパクトの手前では肘の裏側が正面を向いた状態で右肘は曲がっていて、それが伸びていくようにインパクトを迎える。
インパクトの時に右肘は曲がっているか伸びているか?これはプロのスイング写真をみてもそれぞれだけど、概ね「若干曲がっている」ように見える。

ということで、クラブを握り、インパクトを再現してみる。
腰を切って、右膝が左膝についた状態で頭を残す形。
その状態で、右肘は若干曲がっている。その右肘を伸ばしたり曲げたりしてみると、それに連れてフェースが開閉するのがわかる。

ということは、インパクトでの右肘の曲がり具合をきっちり管理できない限り、ボールは右にも左にも行くということになる。
でも、そこをシビアにコントロール出来ないのがアマチュア。

ではどうするか。

上記のインパクト再現状態で、右肘の曲げ伸ばしがフェースの開閉に最も影響がないようにすればいい。

これは実際にやってみるとわかる。

1.左手がハンドレート(手の甲側に折れてる)になっているとたやすくフェースは開閉する。ハンドファースト(手のひら側に折れてる)にすると、フェースの開閉は抑えられる。
2.右手は、パームでしっかり握ると右肘の曲げ伸ばしがそのままダイレクトにフェースを開閉させる。フィンガーで握るとフェースの開閉は抑制される。
理由はおそらく以下のようなものだろう。
1.手首がロックされるので回転方向のブレが止まる。
2.右の指と手首の間に遊びができるから、肘の曲げ伸ばしによるブレがそこで吸収される。

これは人によるかもしれないが、実際に右肘の曲げ伸ばしとフェースの開閉の関係を試してみると良い。
おそらく、左手ハンドファースト(手のひら側に折れる)、右手はやや上から握るフィンガーグリップが一番フェースを安定させると思う。

もう一つ、最近感じたこと。右肘の管理は難しい。一時期はインパクトで肘を伸ばすことでフェースを管理しようと思ったが、これはインパクト前に加速が終わってしまい飛距離が落ちる。
右肘を曲げた状態でキープするにはどうしたら良いか。今は「肘の裏側を常に正面に向け続けるイメージでインパクトまで振れば良い」という気がしている。

更にもう一つ、いくら肘の裏側を常に正面に向けるイメージを持っても、結局のところはインパクトからフォローに向けて肘は伸びる。そのときに右手グリップの手首の角度をキープすればフェースが過度に返ることはない。ボールを押し込んでいく、というイメージだろうか。

ゴルフの勘違い

2018年05月02日 | ゴルフ

全くのアベレージゴルファーなので知ったようなことを書く立場にはないけど、今までやってきてゴルフ雑誌などに書いてある勘違いしやすい言葉について書いておきます。
ほとんど自分用の覚書です。

1.スライスの原因はアウトサイドイン
間違いではないけど、スライスの原因の9割はフェースが開いていること。フェースがスクエアならアウトサイドインでも左に飛び出して右に戻ってくるのでフェアウェイに落ちる。
アウトサイドインがいけないとおもってインからふって、かつフェースが開いているとむしろ悪化し、いつまでたっても治らない。
スライス対策はまずフェース管理から。インパクト時にスクエアに当たるようにグリップを意識すること。

2.手打ちは厳禁
なにをもって手打ちというか、をよく考えないといけない。振らなければボールは飛ばないし、手打ちはダメとおもって体ばかり回すと下半身が安定しなかったり、ヘッドが遅れるのでいつまでたってもスライスから抜け出せない。
一般的には手打ちとはパターのように、もしくは箒で地面をはくように体は回さずに手でクラブを横に振ることを言っている。

3.振遅れスライス
振遅れはスライスになるというけど、ゴルフのボールは止まってるから振り遅れることはない。軸がキープされていればどんなに肩の回転が先行したってフェースはスクエアに当たる。むしろインパクト時に体が先行し左に倒れてしまい、グリップ位置が左(ボールより先)にずれることがスライスの原因。振遅れというより手元先行といったほうがわかりやすい。
それに加え、インパクト時にグリップ位置がボールより先にあってもフェースが開いていなければそれは振り遅れじゃなく、ハンドファースト。フェースがスクエアに保たれていればどんなに振り遅れてもスライスはしないはず。

4.体重移動で飛ばせ
体重移動で飛ばすという言葉に惑わさせて意図的に体重移動をするとスイングが定まらない。特に左にのせたときの膝の位置、曲がり具合を常に一定にコントロールするのは難しいので安定しない。体重移動は結果そうなるもの。左足で体重を受け止める、という感じのほうが良い。

5.インパクトでフェースを返せ
スライスが治らない人はフェースを返すことで一時的に治ることもあるけど、中級以下のアマチュアがインパクト前後でフェースを開閉してインパクトの瞬間にスクエアにボールに当てるなんて至難の技。そんな高度な技術を磨くよりインパクトゾーンではスクエアを保つ事を意識したほうが結果は良いと思う。

6.長くボールを押すインパクトで飛ばせ
これは結果的にハンドファースト、ダウンブローでスクエアなインパクトゾーンの実現になるので間違っていないが、インパクトは瞬間なので物理学的に長く押すことなんてできない。押すのが目的ではなく、あたかも押すようなインパクトの軌道ということ。
雑誌に「もうひと押しするから飛距離が伸びる」とか書いてあったら嘘。これで飛距離が伸びる理由は押す感覚のインパクトはハンドファーストでロフトが立つからだろう。

7.ドライバーはアッパーブローで飛ばせ
そもそもティーアップして左にボールをおくんだから、普通に振れば自然とアッパーブローになる。意識してやると右肩が突っ込む、右に傾きすぎる、アオリ打ちになる、ダフリトップが多発するなど間違ったスイングになってしまう弊害が極めて大きい。

8,レイトコックで飛ばせ
これは間違っていないんだけど、中級以下のアマチュアはインパクトの正確性を落とすからあまり意識しないほうが良い。トップ位置でのコックをなるべく維持する位の気持ちでOK。ダウンスイングで更にコックを入れようなんて考えたらまともに当たらない。

9.横コックはNG
つい最近のゴルフ雑誌にも、コックは縦、横コックは厳禁、と書いてあった。でもこれを丸のまま信じて縦にしかコックしないとインパクトでフェースが閉じない。縦だけにコックすると左手は手の甲側に折れる。したがってインパクトにかけて積極的にフェースを閉じていかないとならない。左手を手のひら側、右手を甲側に折るトップを作ってみると分かるが、この状態では横(ヒンジ)コックが入っている。正しくはコックは縦+横(ヒンジ)コックの組み合わせ。

10.シャフトを立てて下ろす
ゴルフ雑誌によく出てくる言葉。この意味はおそらくレイトコックと同じで、早くコックを解く(=シャフトが寝る)のはダメ、ということを言っていると思うんだけど、これは勘違いしやすい。あくまでスイングを正面から見た時に立てて降ろせと言っているのであって、勘違いして後ろ(飛球線後方)から見た時に立てて下ろすとスイングプレーンはアウトサイドインになってしまう。むしろ後ろに寝かせる(シャロー)ほうが良い。

11.肩を落とすな
これもよくでてくる格言だけど、前傾して肩を回せば前から見ればバックスイングで左が、ダウンからインパクトへは右が落ちて当たり前。それを誤解して前傾しているのに肩を水平にしようと意識したらスイングがおかしくなる。回転軸に対して肩を落とすな、という意味。

12.インパクトは通過点
全くそのとおりだけど、最初からその気持で練習するのは危険。最初はコンパクトなスイングで正確にインパクトすることに集中した方がいい。

13.ダウンプロー
アイアンはダウンブローで打つ、という言葉からダウンスイングで鋭角に打ち下ろすのがダウンブローだと思うと大きな間違いになる。まずはハンドファーストインパクトを完成させないとダウンプローはない。ハンドファーストインパクトができるようになったら、アイアンスイングの最下点がボールより少し先になるようにダウンスイングで左にスライド(スエーではなく、左足に乗る感じ)することでダウンブローになる。ダウンブロー=「打ち込む」意識ではダウンブローは習得できない。

14.地面反力
最近よく聞く「地面反力」。これ、ゴルフ雑誌の解説見てもさっぱりわからない。インパクトにかけて左足でジャンプする、ということなんだけど、なぜそれでボールが飛ぶようになるかを理論的に解説した記事に出会ったことがない。実際、書いてる人もわかってないんじゃないの?
これは、腰の回転スピードを上げてスイングスピードを上げるのが目的。ジャンプが目的ではない。やってみれば分かるけど、腰をスパッと回すためには前傾状態で左足を一旦沈めてから一気に伸ばす必要がある。早い腰の回転に引っ張られてスイングスピードも上がる、ということ。

15.右足の蹴りで飛ばせ
これは非常に危険。記事をちゃんと読んで理解しないとスライスが一生治らなくなる。試しにインパクトの形を作ってから右足を斜め左前に蹴り出してみると、必ず右腰が左前に出て前傾が崩れ、手元が先行しフェースが開く。スライス、プッシュ出まくり。正しくは、蹴るなら右足はかかとを上げないように左足に向かって横に蹴る。蹴るというより右膝を左膝に付けるという方が正しい。