ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

台中へ

2009年07月31日 | 雑記
現在台南市内のホテル。これから台中へ移動する。

赤字といわれる高鉄だが、利用が拡大しない理由のひとつに駅のアクセスの悪さが言われている。どの駅も市内から遠い。

これから向かう高鉄台中駅もタクシーで30分以上はかかるらしい。
実際の時間は行って見なければわからない。
取引先の営業担当は20分、役員は朝だから1時間、ホテルのフロントは30分から40分と、みんな自信たっぷりにいう。

まあ、これだからアジアは楽しい。

台南

2009年07月30日 | 雑記
高速道路無料化で少し書いていこうと思っているが、ちょっとわき道にそれて。
昨日から台湾に来ている。台北から新幹線(台湾高鉄)で台南まで。
明日はまた高鉄で台中途中下車、取引先と商談して台北経由帰国という忙しいスケジュール。

台湾高鉄にははじめて乗った。新幹線だとは聞いていたが、車内は表示が中国語であること以外はまったく新幹線。

そのなかで、違っていたのは携帯電話の扱い。
高鉄は「マナーモードにし」「低い声で話をすること」となっている。
私はこれのほうが理にかなっていると思う。私個人としては、低い声ならマナー違反とは感じない。むしろ、電話着信であわててデッキに飛び出していくという日本の新幹線のほうが不自然に思う。

バブル絶世の携帯黎明期には、いかにも下品なオヤジが「その3000万はお前にやるから5000万の件はこっちに回せ」みたいな会話を(おそらくわざと)大声でしているのを良く見かけた。
その辺がわが国の携帯電話マナーに対する考え方に影響しているんだろうと思う。

しかし、わたしは台湾高鉄のような対応がより現実的に感じる。

高速道路無料化

2009年07月29日 | 高速道路
どうやら総選挙で民主党が政権をとることが既成事実のように語られており、だとすれば高速道路は無料になる。
あれだけ宣伝していた以上は、公約を破るわけにはいかないだろう。
しかし、無料に向けての各種調整は結構骨の折れる仕事になるだろう。

■ 5.8Ghz DSRCの市場は消滅する

無料になれば、ETCは不要になる。都市部の高速道路で課金が残るといってもETC100%装着を前提にしたDSRC活用とそれに付随するビジネスはすべて消滅することになる。
まあ、実際に「あなたの街でも使えるETC」なんて国交省は言っていたが、そんなビジネスは全く活性化しなかったのだから、大した実害はなさそうだが、それでも機器製造やサービス関連のビジネスは消滅することになる。

さらに、ITSという視点では大きな足ががりを失うことになる。

こうなったらITSは700MhzアナログTV波空き地で行くしかない。
しかし、これを受信する車載器をこれから普及させるのには10年以上かかる。
多分、絶望的だと思う。

まあ、ETCを活用してビジネスやITSを拡大する、という構想自体ほとんど実現しなかったわけだから、これはどっちにしても成立しない話だったんだろうけどね。

高速道路無料化で何が起きるか。
もう少し考えてみよう。

United Mobileが破綻していた

2009年07月09日 | モバイル・ウエアラブル
ITSとは全然関係のない話ですが。

海外ではSIMフリーのノキアとUnited MobileのプリペイドSIMを使っていたのだが、4月の台湾出張時には受信はできても発信ができないという状況だった。
まあ、そんなこともあるのかな、と思っていたのだが、今日United MobileのWEBSITEを見たら「一時的にサービスを停止する」とか書かれている。こりゃおかしいと思ったら、4月末に破綻したらしい。まだ30ユーロほど通話料が残っていたのだが、取り返す手段はないようだ。

ネットの情報で、アメリカのONESIMCARDという会社が、United Mobileの難民救済ということで、10ドルのデポジット付きの同様のSIMを無料で提供しているとので申し込んでみた。WEBに情報をインプットし、エアメールでUMのSIMを送ると同社のSIMを送り返してくれるという。なんか、WEBサイトのデザインなどからはここも破綻するかもね、という気もするが。

もうひとつ、携帯がらみで別の話。
海外からSMSが入ってくるのだが、返信ができない。日本の携帯は同じキャリア内でしかSMSができない。(これは来年解消されるらしいが)
これはとても不便だと思っていたが、有料のSKYPEなら海外携帯にSMS送信できることが分かった。発信名を自分の携帯番号にすることもできる。

iPhone(まだ届いていないけど)用のskypeを使えば、携帯で海外とSMSができる、ということになりそうだ。