以下、毎日新聞から。
ETCを大型二輪で計42回すり抜けたとして、道路整備特別措置法違反罪に問われた京都市左京区の僧侶(64)に無罪(求刑・罰金200万円)を言い渡した3月23日の京都簡裁判決を不服として、京都地検は30日、大阪高裁に控訴した。
判決は「ETC車載器にカードの表裏や方向を間違って挿入したまま、正しいと思い込んでいたと言える」と認定し、「故意があったとするには合理的な疑いが残る」と判断した。
京都地検の杉山治樹・次席検事は「有罪とすべき事案を事実誤認により無罪としたものと判断し、控訴した」とコメントした。
過失か故意かの判断は私にはできないので保留するけど、「カードの表裏や方向を間違って挿入したまま、正しいと思い込んでいた」という主張が通ってしまうと、この先各NEXCOは非常に困ったことになるので、控訴して戦うことは当然だろう。
しかし、過失で突破してしまうことはよくある。後ろから車が来る状況で、カード挿入忘れなどで突破したからといって路肩に車を寄せることは難しい。その場を走りさってしまったからと言って、責められない。
前にも書いたけど、海外のETCはWEBサイトに「過失で未払いになった場合の処置方法」がわかりやすく記載されていて、期限内に支払えば罰則なし、というような仕組みが多い。
例えば、アメリカのEZ-PASSはVilolationというタブから、違反通行の料金支払い、確認ができる。
最近は我が国でも料金所の周辺に、過失で突破した場合の電話連絡先 0570-024-024が看板に書かれているけど、どうやって電話番号を記憶しろというのだろうか。
首都高速は過失で突破した場合の対応方法についてわかりやすく記載されているが、トップページからたどり着くのは簡単ではない。NEXCO西も東も、同様に連絡先をWEBサイトから探すのは簡単ではない。
それでいて、「不正通行は犯罪です」みたいな主張はトップページにリンクがある(NEXCO西)。
なんかおかしいと思う。
ETCを大型二輪で計42回すり抜けたとして、道路整備特別措置法違反罪に問われた京都市左京区の僧侶(64)に無罪(求刑・罰金200万円)を言い渡した3月23日の京都簡裁判決を不服として、京都地検は30日、大阪高裁に控訴した。
判決は「ETC車載器にカードの表裏や方向を間違って挿入したまま、正しいと思い込んでいたと言える」と認定し、「故意があったとするには合理的な疑いが残る」と判断した。
京都地検の杉山治樹・次席検事は「有罪とすべき事案を事実誤認により無罪としたものと判断し、控訴した」とコメントした。
過失か故意かの判断は私にはできないので保留するけど、「カードの表裏や方向を間違って挿入したまま、正しいと思い込んでいた」という主張が通ってしまうと、この先各NEXCOは非常に困ったことになるので、控訴して戦うことは当然だろう。
しかし、過失で突破してしまうことはよくある。後ろから車が来る状況で、カード挿入忘れなどで突破したからといって路肩に車を寄せることは難しい。その場を走りさってしまったからと言って、責められない。
前にも書いたけど、海外のETCはWEBサイトに「過失で未払いになった場合の処置方法」がわかりやすく記載されていて、期限内に支払えば罰則なし、というような仕組みが多い。
例えば、アメリカのEZ-PASSはVilolationというタブから、違反通行の料金支払い、確認ができる。
最近は我が国でも料金所の周辺に、過失で突破した場合の電話連絡先 0570-024-024が看板に書かれているけど、どうやって電話番号を記憶しろというのだろうか。
首都高速は過失で突破した場合の対応方法についてわかりやすく記載されているが、トップページからたどり着くのは簡単ではない。NEXCO西も東も、同様に連絡先をWEBサイトから探すのは簡単ではない。
それでいて、「不正通行は犯罪です」みたいな主張はトップページにリンクがある(NEXCO西)。
なんかおかしいと思う。