上海の地下鉄、上海地鉄といえば昨年の衝突事故がまず頭に浮かぶが、実際に乗ってみて一番違和感があるのは改札口に空港の安全検査のようなシステムが設置させているということ。
ここに係員がいて荷物を持っていると検査機に通すように指示されるのだが、8割の乗客はそれを無視して通過する。
ラッシュ時は勿論そんなことやってられないから係員も奥に引っ込んで、何も言わない。テロ防止という観点からはラッシュ時こそやるべきだろうに。
これは上海万博の時に導入されたシステムらしいが、今となっては皆無駄なことだと思っているようだ。
確かに地下鉄サリン事件のようなことや爆弾テロが絶対にないとは言わないが、中国に限っていえば事故のリスクの方がはるかに高いような気がする。
しかし、こうしたことはやめられない。
もしやめた後にテロ事件が起きたら、やめると判断した人間は処分される。しかも、折角導入した機械や係員の処置も面倒なことになる。
今のまま有名無実であっても続けている限り、そうしたリスクはない。
今、日本の社会や企業を取り巻く過剰コンプライアンスも同じようなことが言える。
何かきっかけがあって過剰とも思えるルールを作る。後でそれが過剰だと判明しても、誰も万が一のリスクを取りたくないから絶対にやめられない。
ここに係員がいて荷物を持っていると検査機に通すように指示されるのだが、8割の乗客はそれを無視して通過する。
ラッシュ時は勿論そんなことやってられないから係員も奥に引っ込んで、何も言わない。テロ防止という観点からはラッシュ時こそやるべきだろうに。
これは上海万博の時に導入されたシステムらしいが、今となっては皆無駄なことだと思っているようだ。
確かに地下鉄サリン事件のようなことや爆弾テロが絶対にないとは言わないが、中国に限っていえば事故のリスクの方がはるかに高いような気がする。
しかし、こうしたことはやめられない。
もしやめた後にテロ事件が起きたら、やめると判断した人間は処分される。しかも、折角導入した機械や係員の処置も面倒なことになる。
今のまま有名無実であっても続けている限り、そうしたリスクはない。
今、日本の社会や企業を取り巻く過剰コンプライアンスも同じようなことが言える。
何かきっかけがあって過剰とも思えるルールを作る。後でそれが過剰だと判明しても、誰も万が一のリスクを取りたくないから絶対にやめられない。