ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

ETCセットアップ7500万台 ETC2.0は?

2016年10月31日 | ITS
ETCの累計セットアップ台数が7500万台を突破したとの事。累計だから一概には言えないが、おおむね普及したといっていいだろう。
一方のETC2.0の累計セットアップは170万台程度。全体に占める割合では2%程度ということになる。
ETC2.0は後発だから少ないのは当然だが、増加率でいうと今年に入って月に10万台程度。通常のETCが月に50万台だから、やはり2.0にマーケットが移行したといえる状態ではない。2.0の10万台にしても、大口ユーザー割引の10%割増が来年から2.0に限定されるために付け替えた需要が半分近くを占めており、一般ユーザーだけを見ればおそらく月あたりのセットアップは5万台程度。

ETC2.0モニターキャンペーンでキャッシュバックをしていてこの数字なので、今後大幅な拡大は難しそうだ。月5万台で一年間で60万台。総セットアップの1%程度にも満たないので、全体が2.0に置き換わるには相当な時間がかかる。

今後、メーカーが作るETCがすべて2.0に代わってくれば状況は変わるかもしれない。現在通常のETCで最安値のもので5000円強。2.0でも2万円を切っており、その価格差は徐々に詰まってきている。

とはいっても、これはハイテク機器などのバージョンアップと違い2.0がもたらすメリットがほとんど見えないので少々高くても2.0を選ぶというユーザーは決して多くないだろう。事実現時点でも8割の人は通常ETCを購入している。
まだまだ道は遠い。

中国でiPhoneのLINEを使う方法

2016年10月24日 | 上海生活
中国ではFBやツイッターなどのSNSがブロックされていることは結構知られています。多くの外国人はVPNを個別に契約しこれを回避しています。
LINEについてはちょっと事情が異なり、基本的には中国の電話番号での登録ができません。

その他の国の番号で登録を済ませれば、アンドロイド機であれば中国のSIMカードに入れ替えても使えますが、iPhoneの場合は電話番号情報を参照しブロックするようで中国SIMを入れると使えなくなってしまいます。これはVPNを通しても回避できません。

これを回避する方法として、香港聯通の香港と本土でのデュアル番号をもつ跨境王というSIMを使う手があります。
このSIMを入れて、香港の電話番号で登録することで中国国内でもLINEが使えます。香港番号で新規登録し、SMSで送られるコード入力で使えるようになります。
香港からのローミングなので、当然ツイッター、FBもVPNなしで通ります。
大陸の86番号もついていますので、中国内の通常の生活に使うのにも支障ありません。
香港からのローミング扱いなので多少通話料が高いですが、データ通信500MB/月のセットで68HKドル、通話料も中国国内同士0.45HKドル/分と、大したことはありません。

問題は、現在中国では携帯番号の実名認証を進めており、そのためこの跨境王はすでに販売を停止しているということ。
流通在庫限りです。タオバオなどではまだあるようなので、興味がある方は購入してみたらいかがでしょうか。
注)実名認証の規制が厳しくなっているので、今後使用中に規制される可能性もあります。
(16年10月現在)

中国デュアルSIMスマホ サブカードに関する注意

2016年10月23日 | 上海生活
久しぶりのエントリーは中国生活+モバイル関連。
最近の中国携帯の進歩はめざましく、HUAWEI(華為)を筆頭に高性能・高品質なスマホが比較的手頃な価格で購入できます。
そして中国スマホではSIMカードが二つはいるデュアルSIM機が多い。
中国在住の日本人は日本との往復が多く、SIMの入れ替えが不要なデュアルSIMはとても便利。短期訪問であれば技適がなくてもOKになった(なる?)ようなので、これの活用に関して解説します。

昔のデュアルSIMはSIMを二枚入れることが出来るが同時には待ち受けせず切り替えて使う方式でしたが、最近のものは同時待ち受けが可能になっています。
しかし、同時待ち受けの場合のバンドが色々とあるので注意が必要。
うっかり調べずに買うと日本でデュアルSIMが機能しないことがあります。というか、機能しないことの方が多い。

中国では3Gの形式は3つあり、中国電信(CDMA2000、日本て言えばAU)と中国移動(TD-CDMA、中国独自)、中国聯通(W-CDMA, ドコモ、SB)でそれぞれちがいます。日本でのローミングの融通性から中国聯通を使っている方が多いと思います。

一般のデュアルSIM機は片方が3G,4G通信時にはもう片方(副卡、以下サブカード)は2Gになってしまいます。2Gは日本では使えないGSMなので日本では県外圏外になり、これを購入しても無意味です。
最近やっとサプカードで3G対応の機種が出てきました。華為のP9、MATE8や小米5,5S、楽視などです。
しかしこれも注意が必要。華為はサブカードの3GはCDMA2000しか対応しません。つまり中国電信のSIMしか日本ではサブカードとして使えません。
また、日本のSIMをサプカードにする場合はAUしか使えず、AU回線をつかうNVMOはMINEOしかありません。

サブカードがW-CDMA対応、つまり中国聯通使用可のデュアルSIM機は 小米5,5S及び楽視の楽MAX2。(小米のMOTE3と楽PRO2は多分OK。但し楽PRO3は最新機ですがサブカードの3GはCDMA2000です)。他にも数社あるかもしれませんが、私の知る確実な機種はこの二つ。(これをどうやら全網通3.0というらしい)

小米5Sも楽視のMAX2も性能的には全く不満がない機種です。
これらであれば、日本でメインカードに日本のLTE(3社ともOK)を挿して、サブカードに聯通SIMのローミングで受話、SMS受信が可能です。
なお、スマホ側がW-CDMA対応している場合、私の経験では移動SIMでも日本でNTT回線でローミングできました。これは詳細の理屈はわかりません。参考まで

ボラカイ島ゴルフ情報 Fairways and blue water

2016年10月09日 | ゴルフ
フィリピンのボラカイ島で個人でゴルフをやってきました。事前にネットで調べましたが殆ど情報なかったので同じような方のお役に立てばと思いアップします。
トリップアドバイザーにも同じ内容を載せてますのでよろしければトリップアドバイザーの「役に立った」ボタンを押してください。

ゴルフ場の名前はフェアウェイズアンドブルーウォーター。
ボラカイ島唯一のゴルフ場です。

予約
結論を言えば、予約は不要。電話で確認したところ来ればできると言われました。代理店通す必要もありません。
実際、到着し靴をはき替えたらすぐスタートでした。

1人プレイ
可能です。
見学者のカート同乗可(無料)ですがゴルフマナーに即した服装が要求されます。サンダル、TシャツNG。

行き方
Dモールからトライシクルで100ペソでした。フェアウェイズアンドブルーウォーターで普通に通じます。
トライシクルはホテル内に入れずゲートから100mほど歩く事になります。ホテル玄関の左がゴルフフロント。
帰りはホテルのシャトルでDモールまで送ってもらえます。またゲートにはトライシクルが待機してます。

料金
貸クラブ込みで7000ペソ(多分貸クラブが2000ペソ)キャディフィー400ペソ、ロッカー・シャワー使用料100ペソ、すべて受付時に前払いです。カード使えますがキャディフィーはカード決済できません。追加チップはサービスに応じてで結構との事でした。300ペソ~500ペソ程度でしょうか。
ハーフプレイも可能です。

コース
フロントナインは池がからみ、バックナインは多少アップダウンあり。白ティーだと短いので青でプレーした方がいいように思います。青ティーは特にハンデ制限等なくプレー可能です。
綺麗なコースです。バックナインは何箇所か海が見えます。芝付きが悪い所もありましたが、まあまあでしょう。
バンカーは固め。グリーンは雨だったせいもありあまり速くないように思いました。

プレイスタイル
18ホールスループレイです。
カートはフェアウェイに入れます。ただ、私がプレイした時は雨が降っていたのでキャディさんからラフを走ってくれと言われました。プレイヤーはカートに乗り、キャディさんは歩きます。遅れると走ります。これはどうしてもチップあげたくなります。
私についたキャディさんはちょっと年配のフィリピン女性。とても陽気な人で、バーディーパット外した時は大げさに残念!といったり、長めのパーパットは言ったらハイタッチ。グリーンの読みも概ね正確でした。

貸クラブ
アイアンはキャロウェイのビッグバーサ、ドライバーはERC、パターはオデッセイのツーボール。古いけどまあまあ使えます。

スタートホールに売店なし。飲料は持参したほうが良いでしょう。途中の6番の売店は現金支払いなのでお金を忘れずに。
カートに傘はついていません。雨季はスコールあるので雨具持参が良いかもしれません。