次に取り上げる工具は「薄刃ニッパー」です。タミヤのニッパーは何種類もありますが、特にお薦めするのが薄刃ニッパー、一番値段の高い、ゲートカット用ってやつです。これで切ると切断面がきれい。ちょっとしたところなら、後でカッターで整形しなくてもそのまま使えるくらい。ただ刃先が微妙で硬い物を切ると刃が欠けるので、慎重に使った方がよさそうです。友人は、ずっと使っていたら刃先が欠けたと言ってました。
これに併せて私が使っているのがこれ、フジ矢の「プロテックニッパ・プラスチック用」(写真左)。
http://www.fujiya-kk.com/product/pro.html
秋葉原のホビーステーションで買いました。刃先の調節用ネジもついています。ミニスケールのような小さなものの場合は、刃先が一番締まる状態にしておいてよさそうです。グリップが非常に握りやすいのも特徴です。私の感触では、一番手になじむのはこれでした。使った感じ、タミヤより刃先の材質が硬い感じがします。切れ味もよいし、切り口もきれい。
それからシリウス「薄刃ニッパー(トライツール・写真右)」も同様に高性能で、切り口もきれいです。写真をご覧いただくと、フジ矢の方がシリウスより刃が大きいでしょう? ところが、フジ矢は先端が非常に鋭く精密に作られており、また先端に至るほど薄くなっていますので、小さな部品の隙間にも入ってくれます。むしろシリウスより薄いくらい。最近ではタミヤもシリウスも補助用で、私はこのフジ矢をずっとメインに使っています。
え? なんでニッパーをそんなに持っているのかって? あちこちに置いておいて気が向いたときにパーツの切り出しをやろうと思いまして。だから時々お茶の間でもプチプチ。
これに併せて私が使っているのがこれ、フジ矢の「プロテックニッパ・プラスチック用」(写真左)。
http://www.fujiya-kk.com/product/pro.html
秋葉原のホビーステーションで買いました。刃先の調節用ネジもついています。ミニスケールのような小さなものの場合は、刃先が一番締まる状態にしておいてよさそうです。グリップが非常に握りやすいのも特徴です。私の感触では、一番手になじむのはこれでした。使った感じ、タミヤより刃先の材質が硬い感じがします。切れ味もよいし、切り口もきれい。
それからシリウス「薄刃ニッパー(トライツール・写真右)」も同様に高性能で、切り口もきれいです。写真をご覧いただくと、フジ矢の方がシリウスより刃が大きいでしょう? ところが、フジ矢は先端が非常に鋭く精密に作られており、また先端に至るほど薄くなっていますので、小さな部品の隙間にも入ってくれます。むしろシリウスより薄いくらい。最近ではタミヤもシリウスも補助用で、私はこのフジ矢をずっとメインに使っています。
え? なんでニッパーをそんなに持っているのかって? あちこちに置いておいて気が向いたときにパーツの切り出しをやろうと思いまして。だから時々お茶の間でもプチプチ。
タミヤの安いのを使っていますが、とにかく丈夫です。他の安いニッパーがボロボロになってゆくなかで、刃こぼれなしで、まるで日本刀のような品質ですね。
ありがとうございます。風邪はよくなられましたか? お姫様たちも大きくなりましたね。
日本刀のような名品ですか。使って安心ですね。秋葉原で見たピアノ線も切断可能、ってやつは六千円くらいします。さすがにそこまでは要りませんが…
こんにちは。
ところで、フジヤのプロテックニッパですが、125mmと150mmのどちらをおつかいでしょうか?
また、ゲート跡はシリウスやタミヤの薄刃よりきれいですか?
それはそれは、よくおいで下さいました。
> プラモ用のニッパの購入で検索していたら
そうしたことに少しでもお役に立てれば、
ブログ冥利に尽きます。
さて、フジ矢のニッパーは150mmを使っています。
購入する時のお店のご主人の説明では、
125mmと150mmの違いは取っ手部分のみで、
刃の大きさも形状も同じ、
だから後は使い勝手の好み、ということでした。
もちろん「てこの原理」で、柄が大きい方が強い力が入るわけですが、
プラモデル用ならそれほど大きな力はいらないでしょう。
「切断能力:プラスチック樹脂5.0mmφ」となっていますが、
普通の作業では5mmもの太さのものを切ることはまずないでしょうし。
要は自分の持ちやすさですね。
私はそんなに大柄な手ではありませんけど、
150で重宝しています。
> ゲート跡はシリウスやタミヤの薄刃よりきれいですか?
ほとんど変わらないとは思います。
シリウスよりもフジ矢の方が若干綺麗なように思いますが、
タミヤ(一番高いやつ)と比べると微妙かな。
切断面の綺麗さ、という点では、
わずかにタミヤの勝ち、という感じがします。
但しずっと使っていて切れ味が全く変わらないのは、
フジ矢の方みたいです。
(ブログにも書きましたが、友人はそんなに硬い物を切ってはいないのに、
タミヤはすこし刃が欠けたと言ってました。)
これで値段の差があるのなら、タミヤを二個買ってしまう手もありますが、
それほどの差はありませんよね。
例えば転輪の両側に湯口があったとします。
キングタイガーやT-34やクロムウェルのように
上下にキャタピラが接していて直接見えないような車輌なら、
フジ矢・シリウス・タミヤ、いずれを使っても
接着に支障はありません。
実に綺麗に切れます。
一方、3号戦車や4号戦車のように、転輪の上面が見える場合なら、
タミヤ、フジ矢、いずれで切っても、
何個かに一個は、カッターナイフで修正したくなる転輪が生じます。
なかなかそれをゼロには出来ません。
もっと丁寧に作るなら、どっちにせよ見える部分はやはりペーパーがけ、
ってことになりますし。
ですから、普通に大ざっぱに切るためのニッパーを既に持っていて、
もう一つ精密切断用を買う、
そしてその精密切断用では絶対に太い物を切らない、
というのならタミヤ。
精密切断も、ある程度太いものを切るのも、
一本で済ませてしまおう、
もっと太いものならどっちみちノコやモーターツールを使うよ、
というのならフジ矢。
とまあ、こんなところでしょうか。
また、どちらを選ばれたのか、教えて下さいね。
今後もいろいろ工具を取り上げる予定ですので、
またぜひおいで下さい。