みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ホーザンの竹ピンセット

2012年02月19日 00時39分18秒 | 工具・材料
 もう一つ一緒に買ったのが、ホーザンの「竹チップピンセットP-855-B」です。そもそも、ハセガワから竹ピンセットが出るということで、行きつけの模型店に尋ねてみたら、ハセガワのもいいと思うけどホーザンのもとてもいい、との話でした。ホーザンのカタログを見たら、全部竹製のものと、先端のみ竹製で交換可能なものとがありました。面白そうなので、交換可能な「竹チップピンセット」を選んでみたんです。
 こりゃ使いやすい。小さなプラパーツを扱っていると、静電気のためにうまくピンセットからパーツが離れてくれないことが時々あります。位置決めがしにくかったり、離型剤を落として補完のためチャック付き袋に入れる時、うまく袋に入ってくれなかったり。ところが竹製だとそう言う問題が起こらない。
 もう一つ、利点があります。今までの金属製ピンセットの場合、安いものだとパーツを飛ばしてしまいがちですが、これは特に先端部分の剛性が低く、不必要にしなってしまうことが原因のようです。よいものだと細い先端でも剛性が高く、無駄にしならないので、パーツを保持しやすい。ところがこの竹製チップの場合は、竹ならではの弾性が特徴。金属製が剛性を必要としたのと逆ですね。

 これは、フジミの新しいティーガーIのキャタピラを保持したところ。フジミのキャタピラはカーブする部分が1ピースずつばらばらで、ある程度の枚数接着して、半乾きの状態で巻き付け作業をする必要があります。カッティングシートに両面テープを貼って、そこにずらっと並べて連結してもよいのですが、私は数枚ずつを繋いでおいてから巻き付け作業をすることが多いんです。その時にこの竹製だと、数枚分くらいなら安定して保持することができます。竹製でなければならない、という場面を思いつかなかったのですが、実際買ってみると案外使い道が多いような気がしてきました。

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