みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ドラゴンのチャーチル その2 スーパースティック砥石の威力

2011年11月25日 23時08分39秒 | AFV(英・チャーチル)
 ドラゴンのミニスケールキットに人間としての細かい配慮が足りないのはいつものことですが、このチャーチルも実際に組み始めるといろいろ気になるところが。気にしなければいいのでしょうが、私ゃ気になる。例えば湯口の位置に関しては、結構削りにくい場所に置かれています。例えばこの転輪。ムカデのようなチャーチルの転輪は組み立てやすいように、しかもディテールを損ねないように、巧みに一体成形になっていて、片側2パーツ、左右で計4パーツで組めるようになっているんです。だったら簡単に組み上がるかと思ったら、湯口のカットで手間取りました。
 トップ写真のように、転輪の内側、キャタピラが通る場所に湯口がどーんと出ているんですね。ここは外から見えないとは言え、キャタピラが触れそうなので、ある程度は整形してやりたいところ。この湯口のおかげでそこだけキャタピラが盛り上がったりしたらいやですから。しかしこういう直角に引っ込んでいて、しかも全体は円形という場所は、ナイフが使いにくいんですよね。
 ところが、こういう場所の整形にうってつけの新製品が出ました。ガイアノーツの「スーパースティック砥石」です。シャープペンシルのような本体に、四角い棒状のヤスリをセットして、ペンでこする要領で削れるという優れものです。
http://www.gaianotes.com/products/g-goods_g10.html
で、これが、上のような引っ込んだ場所には大変便利なんですね。デザインナイフであらかた削った後で、この四角い棒状のヤスリの先端や側面を使って削るわけです。いや~、ドラゴンがこういう湯口を作ってくれることを見越して、わざわざガイアノーツがその対策ツールを発売してくれたのか、と思えるほどに、私にはタイムリーな新製品でした。

 他にも、胴体左右側面のスポンソンパーツも、上のキャタピラレールに当たる場所に、大きく湯口が飛び出しています。しかしここもスーパースティック砥石のおかげで簡単に修正できました。

 さてチャーチル、この続きも…。なんだか細かいところで難航しそうです。

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