みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

AerobonusのSoviet air force fighter pilot - winter suit

2014年05月03日 00時24分44秒 | フィギュア(軍事)
 暦は五月になりました。さて、前回は朝鮮戦争時のソ連空軍パイロットを紹介しました。これと一緒に入荷していたのが、同じエアロボーナスのソ連空軍パイロット冬期スーツです。前回は運良くフィギュアの元になった画像を書物やネットに発見できましたが、どうも今回はモデルになった画像が見付かりません。そのため詳しいことは分からないのですが、ヘルメットや服装の雰囲気からして、Su-17~Su-22やMiG-21~MiG-23/27などの側に立たせて幅広く使えそうです。ヘルメットを付けている割には全体的に軽装備で、着陸後に飛行機から降りてきたところ、という感じなのでしょうか。
 右腰につけているのはピストルのホルスターですが、左腰につけているのは何でしょう。よく分かりませんが、ピストルの予備弾薬のパウチかも知れません。何しろ元の画像が分からないし、各時代のパイロットスーツの種類なんてなかなか分からないので、何色で塗ればよいのかなどよく分かりません。但しこのフィギュアで特徴的なのが、その冬用ジャケットです。随分着ぶくれた感じがしますが、実際ロシアの冬の飛行場ではこんな感じなのでしょう。襟のボア(って言うんですか?ファッションに疎いもので)のふわふわ感もさすがです。そう言えば、ミニスケ屋さん原型のロシア戦車兵の襟のボアもふわふわ感たっぷりだったのですが、あれは1/72でした。これは1/48。
 さらに特筆すべきは、ジャケットの生地の質感です。たぶん、アメリカのボマージャケットによくあるような、革製のジャケットだと思いますが、表面の質感がその革の感じを実によく表していると思います。特に背中からの写真をご覧いただければお分かりでしょう。ちょっとすり切れた感じに塗装すれば実感が出ます。こういう原型を作る技術って、すごいものですね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿