みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

エッシーのチャーチルMk.III主砲 その3

2008年08月02日 19時00分11秒 | AFV(英・チャーチル)
 今度は横に並べてみました。まだ若干砲口側の方が太くなってるような気がしますが、まあレンズのせいと気のせいってことで。砲口部品と砲身部品との境目が半透明の材質で埋まっているように見えますが(見えます?)、これは瞬間接着剤です。磨いてゆくと意外と透明になってくるんですよね。普通のプラ用接着剤でもよかったのですが、この場合さんざんサンドペーパーでごしごししますので、瞬間接着剤の方が強度上安心です。なにしろ砲口部品と砲身との間に結構な隙間が生じます(砲口側のダボ穴が深すぎる)ので、そこを瞬間接着剤でたっぷり埋めておく方がよい。砲身表面の残りの凸凹やパーティングラインの溝などは、光硬化パテを塗り込んでいます。
 それにしても、下の金属砲身とはかなり長さが違いますね。データによると、短砲身6ポンド砲Mk.3は口径長43、長砲身6ポンド砲Mk.5は口径長50だそうです。43を50で割ると、0.86。ついでに、イタレリ(エッシー)のパーツの長さを金属砲身の長さで割ると、0.65。ってことは、イタレリ(エッシー)が短すぎるか、アーマースケールの金属砲身が長すぎるか、ですね。
 あ、でも、砲身長というのは尾栓の前から砲口までを測るべきでしょうから、防盾から前だけの砲パーツの長さで計算しても意味無いわけか…。考えてみれば、金属砲身というのは防盾に直付けするわけではありません(それでは強度が…)。実際は、防盾に穴を開けてそこに差し込むことになります。一番下の75ミリQF砲の根元にはそのための段がついているようです。つまり長砲身57ミリ砲も、そのくらいの深さまでは穴に差し込んで使う。となれば、短砲身と長砲身との長さの比率は、イタレリ(エッシー)とアーマースケール金属砲身そのままで正しいとみなしてよさそうです。