みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

エッシーのチャーチルMk.III主砲 その2

2008年08月01日 00時12分43秒 | AFV(英・チャーチル)
 イタレリ(エッシー)の6ポンド砲、 既に述べたように、砲口パーツが別部品になっているのはよいのですが、直径が全然合わず、そのために砲身の途中がくびれてしまいます。それを整形するのに、一番細いところに合わせると全体が細くなりすぎる。逆に太い先端部分に合わせるとなると、そこから後ろを全部パテで太くしなければならない。そこで太い部分を削りつつ、細い部分は光パテで埋めつつ、ということにしたんです。光硬化パテを薄く塗ってはサンドペーパーで挟んでぐりぐり回転さる、というのを繰り返して、ここまで砲身の太さを整えました。
 さらに、延ばしランナーで一旦埋めた砲口を平らに整形した上で、ピンバイスで砲口を開けます。砲口はもうちょっと大きい方がよさそうなので、後で極細丸ヤスリで広げておきましょう。現在5本分の作業を終えて、比較のためにアーマースケール製の金属砲身2本と並べて写真を撮ってみました。
 一番左のマズルブレーキ付き金属砲身は、Mk.7などに使われるQF75ミリ砲。その一つ右のカウンターウエイト付きのが、長砲身化された6ポンド砲Mk.5です。ちなみにイタレリのパーツは短砲身の6ポンド砲Mk.3ってことになります。結構砲身の長さが違いますね。手元の資料ではMk.3は43口径、Mk.5は50口径です。