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レ・ミゼラブルのみどころ

2013-01-20 23:57:26 | 文化・芸術・映画

レ・ミゼラブルを観てきました。ついにシニア料金でみられることはうれしい反面、歳をとったのだという面は少し寂しい気もする。さて、映画の感想ですが、実は11年前にロンドンのミュージカルをみようと劇場に出かけたが、満席でチケットがとれず、「キャッツ」を観たことがある。しかも、ロンドンのミュージカルは労働者に配慮しているので、夜の公演は午後7時30分からで3時間を超えるこのミュージカルは終わるのが10時30分を過ぎてしまう。

前置きはさておき、公式サイトのイントロダクションではこの映画を次のように紹介しています。

愛、勇気、希望―世界が泣いた、永遠に語り継がれる物語

1985年の初演以来、ロンドンで27年間にわたり上演が続き、今なおロングラン記録を更新し続ける『レ・ミゼラブル』。世界43カ国、21カ国語に翻訳され、6000万人を超える観客を動員しているこの作品は、まぎれもなく世界で最も愛されているミュージカルの最高峰だ。

本作は、その舞台の興奮と感動を、超一級のキャストとスタッフの手によって丸ごとスクリーンに封じ込めて完全映画化。舞台版をこよなく愛するファンには歓びを、舞台を見たことのない観客には驚きを、そしてすべての人々に生涯忘れられない映画体験をもたらす至高の感動作だ。


原作は、文豪ヴィクトル・ユゴーが1862年に発表した大河小説。150年の時を経ても、現代の私たちにも通ずる物語は、格差と貧困にあえぐ民衆が自由を求めて立ちあがろうとしていた19世紀フランスを舞台に展開する。主人公のジャン・バルジャンは、パンを盗んだ罪で19年間投獄された男。仮釈放されたものの生活に行き詰まった彼は、再び盗みを働くが、その罪を見逃し赦してくれた司教の真心に触れ、身も心も生まれ変わろうと決意。マドレーヌと名前を変え、市長の地位に上り詰める。そんなバルジャンを執拗に追いかける警官のジャベール。

そして、不思議な運命の糸で結ばれた薄幸な女性ファンテーヌ。彼女から愛娘コゼットの未来を託されたバルジャンは、ジャベールの追跡をかわしてパリへ逃亡。コゼットに限りない愛を注ぎ、父親として美しい娘に育てあげる。そんな中、パリの下町で革命を志す学生たちが蜂起する事件が勃発し、誰もが激動の波に呑まれていく…



自分を偽る生き方を強いられながらも、人としての正しい道を模索し、波乱万丈の人生を歩むバルジャン。彼の心の旅を軸に多彩な登場人物の運命が交錯するドラマは、絶望的な環境にあってもよりよい明日を信じ、今日を懸命に生き抜く人々の姿をリアルなまなざしで描き出す。~中略~

生きるのが難しい時代だからこそ輝きを増す人と人の絆。誰かのために生きることの尊さ。困難に立ち向かっていく勇気と、希望を持つことの大切さ。それらを高らかに謳いあげた『レ・ミゼラブル』― いまの私たちが心から欲し、共感できる映画がここにある。と結んでいる。今の世界と日本にも通じる映画でした。パリ・コンミューンの最後の場面には涙がとまりませんでした。

キャストでは主人公のヒュー・ジャクマンは「ニューヨークの恋人」で素敵な俳優でしたが、全編うたで語る映画なのでこんなに歌がうまいとは思いませんでした。アン・ハサウェイは名前がいい。シェイクスピアの妻の名前を芸名にしたのであると思われますが、貧困の中でついに身を売るという悲しい場面には憤りを感じました。

http://lesmiserables-movie.jp/

このサイトから予告編も見られます。


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