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もっと知りたい英国シリーズ

2012-06-20 23:06:33 | Weblog

先週、NHKBS放送アーカイブス「もっと知りたいイギリス」が連続的に放映されました。ロンドンオリンピックが間近に迫っているためであると思うが中々、感心したものが多くありました。

イギリスの風景の象徴ともいえる緑の田園。その風景にひときわ大きなアクセントを与えるものがある。畑や牧草地の境界として縦横に走る濃い緑の帯、“生け垣”だ。

http://www.nhk.or.jp/wildlife/program/p017.html

もともとその土地に生えていたサンザシやノイバラといったトゲのある木々などを人々が編み込んで作り、維持してきたものだ。総延長50万キロともいわれ、イギリスの田園風景には欠かせないものである。じつはこの“生け垣”は、貴重な生き物たちの宝庫。枝や葉が複雑に入り組む“生け垣”の中はクロウタドリやロビンといった小鳥たちにとって絶好の子育ての場になる。ヒナをねらうキツネや猛きん類を寄せつけないからだ。

またウサギやハリネズミなども“生け垣”のもとに巣穴を作ったり、そこに身を寄せて生活する。さらに“生け垣”は近くで暮らす人々にとっても恵みをもたらす。春には花を咲かせ、夏にはさまざまなベリーを実らせる。

世界中の人々に愛されているイギリス生まれのピーターラビット。作者ビアトリクス・ポターが、知り合いのこどものために書いた絵手紙から誕生した。さらに“こねこのトム”や“あひるのジマイマ”など、かわいいキャラクターたちのユーモアあふれる物語が生まれ、23冊のシリーズにまで広がった。第1回は、ポターの創作意欲をかきたてた湖水地方の自然を通して、ピーターラビットとなかまたちの魅力を掘り下げていく。

人口8百万の大都市ロンドン。オリンピックを前に、街は活気に満ちている。その都心にある繁華街や公園、住宅地では、平然とうろつくキツネの姿が頻繁に目撃される。野生のアカギツネだ。実は、ロンドンは、世界でもまれにみるキツネの一大生息地。なんと市内に1万匹も住んでいるといわれる。

http://www.nhk.or.jp/wildlife/program/p097.html

キツネは本来、草原や森林、田園地帯に住んでいるが、ロンドンのキツネは都会の環境を巧みに利用し、分布を広げた。獲物はハトやネズミなど都会の小動物。子育て用の巣穴は、民家の庭や公園の茂みなどに掘る。ロンドンは公園が多く、市民はガーデニング好き。緑も多く、連続する民家の庭や屋根、塀などは“けもの道”がわりだ。繁栄を遂げた一方で、交通事故など都市ならではの試練も少なくない。子ギツネには、飼い猫もライバルとなる。

美しい田園風景の中を走り抜けるイングランド、中世の面影にふれるウェールズ、音楽と踊りに迎えられるスコットランド。ロンドン・ウォータールー駅をスタートし、イギリス最北端のサーソー駅までのおよそ1800kmを関口知宏が縦断する。その類まれな景観で愛される湖水地方でのドライブ、世界最古の鉄道のひとつフェスティニオ鉄道でのSLの旅・・・。鉄道発祥の地であるイギリスならではの歴史的背景にも触れながら、世界屈指の車窓風景を堪能する。

私としてはイギリス生け垣物語、キツネ1万匹ロンドンの謎を探る、関口知弘が行く接道の旅は大変参考になりました。