肉食、菜食… : イギリス医師会誌BMJに掲載されたヴィーガンに関してのふたつの論文から「脳とコリン」の関係を思い出す - In Deep
菜食主義者は コリン(アセチルコリン)が
足りなくなる。
栄養学および生物医学科学が専門のエマ・ダービーシャー博士
(Dr Emma Derbyshire)は、ヴィーガン食は、必須栄養素のひとつ
であるコリンが不足する可能性があることを指摘する。
コリンは、特に胎児の発育中の脳の健康にとって非常に重要だという。
また、人の肝機能にも影響を与え、コリンの不足は、血液脂肪代謝の
異常やフリーラジカル細胞の過剰な損傷に関与すると述べる。
食事からのコリンの主要な供給源は、牛肉、卵、乳製品、魚、鶏肉等
であり、植物性では、ナッツ、大豆、ブロッコリーなどのアブラナ科
の野菜に含まれているが、含有レベルは、動物性よりはるかに低い。
薬はコリンを遮断する。
実は、現在の西洋薬の非常に多くが、「コリンを遮断する」ことで作用
するのですが(抗コリン薬といいます)、上の記事では、この「コリン
を遮断する薬」を服用する高齢者たちに「認知症の発症率がとても高い」
ことが示された医学メディアの記事をご紹介しています。
「コリンを遮断する薬」なんていうと、難しく感じられるかもしれない
ですが、以下のような処方薬や市販薬の多くが「コリンを遮断する薬」です。
・かぜ薬(総合感冒薬)
・鼻炎薬
・胃腸薬
・抗不安剤
・抗うつ薬
このようにきわめて一般的なものです。
アメリカの研究では、このような日常的な薬を
「1年間に9日飲むと、認知症のリスクが上がった」という調査結果が出ています。
一方 心疾患と 脳卒中については
「菜食主義の人たちは、虚血性心疾患に関しては肉食の人たちより発症率が大幅に
低かったが、脳卒中になる率は肉食の人たちより大幅に高かった」
ということです。
以上
バランスが大事 但し 不要な💊 は 認知症を招く。