ウチナーグチ(沖縄方言)で『おまけ』の事を『シーブン』と云うのを知りました。
名護市営市場にほぼ毎日、お刺身を買いに行っていました。
行きはじめて間もない頃、駐車場管理のおじさんが車のキーを預ける時に「お店で“シーブンして”と云ってごらん、みんなサービスしてくるさー」と声を掛けてくれました。
まず最初に使ってみたのが太郎さんのお魚屋さん。
「今日もお刺身二人分下さい。シーブンしてー」
「んっ。そんな言葉知ってるの?」って感じ。
いつもサービスして貰っていると思っているので言いにくかったのですが、その日は切り身が少し多いような気がしました。
喜んで刺身の入ったレジ袋を下げて帰っていると後ろからおばさんの声。
「シーブンして貰った?」
駐車場でおじさんから「シーブン」を教えて貰っている時に後にいたおばさんです。
おじさんとの話を聞いていたのでしょう。
「たくさん、シーブンして貰いました」振り返って、レジ袋を少し上げて見せて市場を後にしました。
それからは、あちこちで買い物をするたびに「シーブンして」、「シーブンありがとう」
写真はマンション近くの散歩コースの民家のポインセチアと桜。
ポインセチアは軒先に届くほど大きく育っています。
本土ではクリスマスシーズンに売っている鉢植えの大きさの認識しかありませんが。さすが亜熱帯です。