今年は台風の発生が遅かったのですが、遅まき台風1号がフィリッピンの海上を北上しているようで今日には南大東島の近海を通過との気象情報が流れています。
台風情報の時には必ずと言っていいほど南大東島の名前が全国版になります。
私たちもその昔、南大東島ってどんな島だろうと訪ねた事を思い出しています。
南大東島に行ったのは沖縄にロングステイしていた2006年1月ですからもう18年も前のことになりました。
那覇空港から琉球エアコミューターの運行するプロペラ機のボンバルディアに乗り込み沖縄本島の東400キロの孤島に向かいました。
南大東島ではサトウキビ運搬用トロッコの廃線跡を尋ね、夜は田舎のバーみたいな居酒屋でママさんと話が弾みサトウキビから造った『赤ラベル』と『白ラベル』のラム酒を飲み比べ深海魚のインガンダルマやナワキリの料理を食べ、日中は暑すぎるからと夜9時過ぎまで路上で遊ぶ子供たちの声を聞きながら夜が更けていきました。
翌日の帰路、天気が荒れて南大東島からの帰りのフライトが欠航となり足止めされて島の宿に延泊したことも懐かしく思い出します。
帰りの飛行機もボンバルディア。30数人乗りの小さなプロペラ機で機体のバランスを取るために手荷物のリュックやキャリーバッグも搭乗手続きの時に重さを計られ女房とも離れた座席に座らされたことも思い出します。
そんな思い出の飛行ルートがこの7月末で運航休止とのニュースを聞きました。
今後は船での渡航になるのでしょうが、もっともっと遠い島になります。
飛行ルートがある時に訪ねていて良かったなと思っています。
唐突ですが写真は初収穫の玉ネギ。
畑が砂土で水不足だったせいでしょうか、繊維の多い玉ネギでした。