今日6月23日は沖縄の『慰霊の日』。
沖縄戦で亡くなった人の冥福を祈り、平和を誓う日です。
今から72年前、住民を巻き込んだ日本軍と米軍の戦いが沖縄本島や周辺の島々で起きました。
米軍は1945年3月26日、慶良間諸島に上陸。続いて本島にも。
そして4月には北部の離島・伊江島に上陸。激しい戦争が続き、追い詰められた住民が自ら命を絶つ集団自決も発生。
新聞にそんな『沖縄・慰霊の日』の特集が組まれていました。
沖縄に滞在した時には必ず行ってみる海洋博公園。
公園内の美ら海水族館から真正面に見える伊江島は明るく、そんな悲惨な戦争のかけらも見えません。
沖縄に行った時に夕食をご一緒するご夫婦のご主人のお父さんも伊江島で戦死され、毎年墓参に島に行くとお話しされていたことも思い出します。
私は戦争のむごさを知らない世代ですが沖縄に行くと戦争の爪痕を垣間、見聞きすることがあります。
戦没者の冥福を祈るとともに不戦の思いを新たにした新聞記事でした。
下の写真は美ら海水族館から真正面に見える伊江島です。そんな残酷な歴史があった島とはつゆ程も思えません。(撮影、今年2月)