「あっ、抜いてしまったの?」
隣の部屋でベランダを見ていた女房の驚いた声。
何事かと行って見ると、「せっかく、こぼれ種から大きくなっていたのに。あれセンニチコウよ。」
ベランダには花壇に生え過ぎて困っていたこぼれ種からのケイトウの苗や雑草と一緒にクターとなって萎び始めた苗の姿。
「あれセンニチコウだったんだ。知らなかったんでケイトウと一緒に生えていたから抜いたよ。」
しばらくの間、まっいいや。知らなかったのだから。と思っていたのですが夕方夏野菜や鉢物に水遣りをする時に思い立ってバケツに水を張ってベランダで萎びてきていたセンニチコウの苗をバケツの中に。ダメ元だけど、縁があったらね。
翌朝バケツを覗いて見ると一番長く伸びていた芯はしおれたままですが脇芽は少し脈があるみたい。
ならばとハサミで芯を切って元気を取り戻しそうな脇芽だけにして花壇に移植。遅ればせながら支柱も。
2,3日の間、朝は元気を取り戻したみたいなのですが陽の差す日中はクターとしていました。
支柱に麦わら帽子を被せ気持ちだけ日陰を作ってやりました。
そして今、知らずに引っこ抜いてから1週間ほどになりますが何とか根が付いたみたいです。
あれから毎朝夕、根元に水遣り。まだ経過観察中ですが、何とか責任は回避できそうです。