女房が以前通ったことのある紅型工房のその後の様子を見に名護市の太平洋側の安部(あぶ)まで行った時のこと。
安部に向かう大浦湾沿いの国道を走っていると湾のはるか向こうに米軍普天間飛行場の移転先となる辺野古の米軍キャンプ・シュワブが見えます。
その辺野古に新たな滑走路を建設するための埋立工事が基地に面する大浦湾で始まっていました。
湾には大型の作業船の姿が数隻。その間を縫うように小さな漁船が漁をしていました。
サンゴ礁、ジュゴンの棲み処、マングローブの林。
いろんな自然環境に及ぼす影響を思うと観光気分が少し覚め、沖縄の現実を見た感じでした。