昨日は旧暦の12月8日。
沖縄ではこの日にムーチー(鬼餅)を食べて厄払いをする風習があり『ムーチーの日』と呼ばれています。
以前、丁度この日に沖縄に滞在していて訪ねた古我知焼の窯元の奥さんからご自宅で作ったムーチーを頂いたことがあります。
ムーチーとは月桃の葉(カーサー)に餅を包んだ独特な香りのする餅菓子。
NHKテレビで最近このムーチーを作る番組があり、それを見た女房が作ってみようと昨日挑戦しました。
月桃は熱帯、亜熱帯の植物なので本土ではほとんど馴染みが無く葉を手に入れることが出来ません。
しかしその月桃を一昨年、時々食事に行っていた中華料理店の花壇で見つけ、葉が手に入るならムーチーを作ってみようとなったものです。
そんなことを思い立つのも沖縄に思い出多い二人と料理好きの女房だからなのでしょう。
スーパーで材料となるもち粉や黒糖粉を買い、月桃の葉は既に閉店しているその中華料理店の花壇から3枚ほど失敬してきました。
紅芋色が無いのは仕方ありませんが黒糖とカボチャ味を作ってくれました。
月桃の葉(カーサー)の独特な爽やかさの香りがお届け出来ないのが残念です。