『ナンジャモンジャ』。ユニークな名前の木ですが本名は『一葉たご(ヒトツバタゴ)』。
今回の湯坪温泉行で走った筑豊飯塚と天領日田を結ぶ国道211号線。
その211号線の峠の集落、陶器の里、小石原。
小石原のある嘉麻峠(かまとうげ)を一気に下り日田市の夜明けダムがもうすぐと言う所にあるナンジャモンジャの大きな木。
数年前、その木の前の国道をマイカーで走っていた時に真っ白な大きな木を見掛けUターンし真っ白い花に埋まった木を眺めた事がありました。
今回は、九重に向かう往路、「この辺りだったね」と探しながらのドライブ。
場所を確認して湯坪温泉からの帰路立ち寄ってきました。
昔の話になりますが私が初めてこの木を見たのは長崎勤務時代に長崎新聞の『県庁の前庭でナンジャモンジャが満開』の記事を目にして見に行った時です。
その時、この木の正式な名前を『ヒトツバタゴ』と知り、対馬で自生している事も知りました。
その対馬では『ウミテラシ』と呼ばれ、花の季節に静かな海面を真っ白に照らしだすイメージのインパクトが強く、なをさら印象に残る木となりました。
北九州勤務に戻った後に、『ナンジャモンジャの花が芦屋町の神社で満開』との新聞記事を見て女房とその神社を訪ねたことがあります。
人を馬鹿にしたような名前の木ですが『なんじゅうもんじゃ?』から『なんじゃもんじゃ』になったらしいです。
個人的にはこの真っ白い木一面の花が海に反射する『ウミテラシ』の名前が頷けて気に入っています。