リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

復活祭だから食べ物のテーマはイースターエッグ

2024年04月01日 | 日々の風の吹くまま
3月31日(日曜日)。☀🌤。弥生3月最後の日。朝はちょっと冷えていたけど、まぶしいくらい晴れ上がって、春らしい日。復活祭にふさわしい日和と言うところかな。金曜日に十字架の上で死んだキリストが日曜日に復活したのを祝うのが復活祭なんだけど、実は英語の「イースター」はゲルマン民族の一派であるサクソン人の春の女神「エオストレ」から来たものだそうで、キリスト教が伝播するずっと前から春分の頃に生命が息を吹き返す春を祝ったのが起源。クリスマスもそうだけど、北ヨーロッパの異教徒の宗教行事をキリストの出生や復活と重ねてうまい具合にキリスト教を売り込んだという感じで、マーケティングがうまく行ったってことかな。

祝日だけど、日曜日は洗濯と掃除の日。まずはエアプランツのオードリーちゃんのお風呂。プランターにカップを置いて集めた雨水と水道の水を混ぜて、逆さまにぽちゃん。次に洗濯機を回し始めて、それから掃除。日当たりがいいもので、箒で掃いている頃から汗をかき始めて、掃除機をかけ終わる頃には額に大汗。モップをかけ終わったらもう汗だく。ちょうど11時だったのでそのままウォーキングに行ってまたひと汗。モールは普通にシャッターが開いていたけど、2階のオフィスは全部閉まっているから歩いているのはウォーキングの常連だけ。いつもはランチタイムの勤め人や世間話の高齢者のグループで賑わっているはずの1階のフードコートも今日は人影がまばらで静かなもの。みんなどこかに行楽に出かけたり、家族が集まるのでモールなんかで潰している暇がなかったりというところかな。



ウォーキングから帰って来た頃にはおなかが空いていたので、今日のランチは「イースターエッグ・オムレツ」。ヴィクターの店で売っている本式にダブル燻製した厚めのベーコンとマッシュルームとランプスを細切れにして炒めて、卵を3個溶いてフライパンの中でオムレツ2つに仕上げたのをトーストしたバンに載せてちょっとボリュームのあるランチ。ひと息入れたら、オードリーちゃんをお風呂から上げて、洗濯物を乾燥機に入れて、先々週トラベルエージェントのジェフに言われていた秋のクルーズの「乗客情報」をSilverseaのサイトにログインして入力。すぐにジェフにメールを飛ばして10月10日の帰国便の手配をお願い。羽田発のANAならビジネスクラスで1人60万円くらいと書いてあったけど、ジェフから電話が来て「Silverseaを通せば50万円以下で取れる。もっと安くできるかもしれないから、任せといて」。へえ、みんな飛行機のチケットが高くなったと文句たらたらのこのご時世にその値段って、もしかして歓迎のシャンペンがないのかなぁ。まあ、ジェフはSilverseaとは長い付き合いで顔が効くからここはお任せに限る。


イースターエッグオムレツ

復活祭の定番料理は大きなハムの丸焼きか七面鳥。でも2人だけだから、我が家は鴨の胸肉のフライパン焼き。脂をしっかり焼いてカリっとさせてからひっくり返して肉の方を肉用の温度計でチェックしながらミディアムに焼き上げるんだけど、鴨はとにかく脂がすごくて、レンジの周りも換気扇のフィルターもあっという間にぎとぎと。それでも、オレンジジュースをちょっと煮詰めてソースにして、後はスマッシュポテトとユキザサのバター炒め。ルーフデッキのプランタ―からチャイブを4本採って来てスライスした肉の上にちょこっと載せたら何となくごちそう風の見映え。思ったより柔らかくできておいしかった。ただし、胸肉2枚はちょっと多かったので、残りは酒の肴。デザートはヴィクターの奥さんが焼いた「マシュマロエッグ・クッキー」。ミニマシュマロを卵のように載せてあって、いかにも復活祭のお菓子という感じ。まあまあの復活祭で、3月もおしまい。


鴨の胸肉のフライパン焼き

マシュマロエッグ・クッキー


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