9月18日(土曜日)。☁🌤☁🌩🌧。嵐が去って、青空が広がったり、雲が沸いて来たり、にわか雨が降ったりで、いかにも秋という天気。きのうは嵐は、ニューウェストミンスターでは雨も風もそれほどでなかったような気がするけど、郊外ではあちこちで停電があったという話。今の時期は、街路樹や庭木はまだ葉を落とし切っていないし、夏の間の乾燥で根回りも弱っていたりするから、大風で倒れて電線を切断してしまうことが多いからタイヘン。
いつもの掃除がだいたい済んだあたりで、ワルデマーから「1時間くらいで行くよ」と電話。あ、ボールチェーンが切れて上げ下げできなくなったブラインドを修理しに来てくれるんだ。ワルデマーの「1時間」はいつも30分くらい長いんだけど、とりあえず早めにランチを済ませて待っていたら、あら、ほんとに1時間でご到着。開口一番に「けさは4時くらいまで停電していてねえ」。メープルリッジはかなりの停電があったらしいから、そうじゃないかと思ってた。さっそく寝室に行って、チェーンが切れて上から4分の1くらいのところで立ち往生しているブラインドを引っ張ってみて、「壁付けだから、上のカバーを外さないと」。はいっと「助手」になって脚立を持ち出して来るワタシ。天井際のカバーとブラインドを外してから、取り出したのが自転車のギアのようなブラケット。助手のワタシが外枠をしっかり持っていて、ボールを歯車のような溝にはめ込みながらチェーンを通して行くのはワルデマー。息の合うチームだねえ。チェーンが通ったら、ブラケットを取り付けて、そろ~っとチェーンを引っ張ってみたら、おお、ちゃんと動くじゃないの。
チェーンの巻き上げメカニズムが復旧したら、次はどうやって切れたチェーンをつなぐかという問題。両端が小さな玉になっている短い棒を直径5ミリくらいのボールの穴にはめ込んでチェーンを作っているので、一方の先端のボールを外して、先端になった棒をもう一方の先端のボールの穴に差し込むというのは、ちょっと見にはいたって簡単そうでも、相手が小さいから神経を使う作業。何しろ小さなボールの横っ腹の溝にナイフの先を差し込んで、そろぉ~っと広げて行くわけだけど、ひとつ間違うとナイフの先がボールを持っている指の方に行ってしまうから、細心の注意が必要。ワタシが息を飲んで見ている中で、うまく開いた溝から棒の先の玉を外すようにしてボールを外したら、次はもう一方の先端のボールの穴を同じようにナイフの先で広げて、そこに棒の先の玉をはめ込んで、ペンチで締めて開いた溝を閉じる作業。ボールが潰れたらいけないから、いやぁ、見ているだけで緊張しちゃったけど、無事にチェーンが輪に。ブラインドをブラケットにはめ込んで、下げる位置が決まったら、チェーンがブラケットに巻き込まれる寸前のボールにストッパーをつけて、おしまい。あとはカバーを取り付けて、ブラインドの修理は完了。やれやれ。帰りがけのワルデマーと一緒に向かいの銀行に行って、修理代を支払い。ありがとうね。
「また何かあったら呼んでくれればいつでも来るからね」というワルデマーにクルーズ中の写真を送ると約束して、今日のところはドヴィジェーニャ。雲が広がる中、晩ご飯の後でウォーキングに行って帰って来たら、ルーフデッキが水玉模様。そのうちいきなりピカッ。少ししてゴロゴロゴロッ。雷雨はこのあたりではわりと珍しくて、ひとしきりピカッ、ゴロゴロの繰り返し。夜はヒーターが入って、秋深しの始まり・・・。
雲の模様は複雑系
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