リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ここは6丁目商店街

2015年10月11日 | 日々の風の吹くまま
三連休の中日の日曜日。朝日が山の上に出て来るのが7時半過ぎ。2枚のブラインドの隙
間からの「ご来光」に直撃されて目が覚めた。今日は嵐の中日でもあるらしい。何でもハリ
ケーンや台風のような大型の低気圧のなれの果てが引きずって来る「大気の川」というの
があって、これが大雨と洪水をもたらすらしい。北太平洋東部のパイナップル特急はその典
型的なもので、レーダーの映像にはハワイ方面から北米大陸の北西岸に向かって延々と
流れて来る雨雲の「川」が見える。そういえば、たしか去年の今頃も大雨が続いていたよう
な記憶が・・・。

昼前には曇ってしまったけど、先月にそれらしかった早朝の1回を除いてまだヒーターのス
イッチが入った形跡がない。高断熱性だった旧居でさえ今頃はもう朝夕にヒーターが入って
いたはずだけど、角部屋で周囲がガラス張りでもまだ暖房が不要というのは不思議。(逆に
夏にはあまり暑くならなかった・・・。)素足でフローリングの上を歩いているとほのかに暖か
く感じるところがあるし、バスルームにはヒーターすら付いていないのに床が何となく暖かい。
下の階の暖房の熱が上がって来て、コンクリートの床に蓄積されるのかな。そうだったらう
れしい「おまけ」だな。給湯に使う電力と調理用のガスは集中供給なので管理費に含まれて
いるから、電気料金がどんな数字になるか興味津々・・・。

ランチの後は雨が戻って来ないうちに買い物。6番アベニューにDenny’s Farm Marketと
いう家族経営の小さな食料品店があって、斜め向かいに大手のSave-On-Foods、6番スト
リート側に同系列のBuy-Low Foodsと、歩いて2、3分の範囲に大きなスーパーが2つも
あるのにも関わらず、いつもかなりの客が入っている。何しろ野菜類が新鮮で安いし、フィリ
ピンを含めたアジア系食品の他に、イタリアやスペイン、レバノン、ギリシャと言った地中海
系やポーランドやロシアと言ったスラヴ系の食品も豊富で、品揃えの段階で大手スーパー
とは競合しない、賢い商売をしているからだろうな。

Denny’sの隣には小さなベーカリーがあり、その隣の30年代からある香辛料専門の老舗
からはいつもエキゾチックな香りが漂って来る。どれも数歩で通り過ぎるような狭い間口の
細長い店内に商品を所狭しと並べていて、いかにも「6丁目商店街」といった雰囲気。モー
ルにウォルマートが出店する話に沸き立つほどで、つんでれバンクーバーから来ると落差
を感じるけど、どっぷり浸かればすこぶる心地がいい。

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