リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

おしゃべりと身振り手振りは生まれつきでして

2022年04月17日 | 日々の風の吹くまま
4月16日(土曜日)。🌤🌥☁🌤。わりといい天気で、やっと春らしくなった感じ。連休2日目の(少なくとも我が家では)ただの土曜日。今日は午前11時から午後3時まで2件の引っ越しでエレベーターのアクセスが制限されるんだけど、カレシは10時と1時にレッスンがあるので、ウォーキングの時間は夜のレッスンの後しかない。ジンを切らしてしまったけど、その頃には公営の酒屋は閉まっているだろうし、何だかちょっとぴりロックダウンのような気分にもなって来るな。(上海でロックダウンのために「蟄居」状態にあるセレナは、食料がなくなったので注文しようとしたら大量でなければ配達しないと言われ、すぐに同じ苦境にあるアパートの住人を組織して、120人でトラック1台分を共同購入したそうだから、さすが敏腕バイヤーの面目躍如というところ。)

今日は洗濯日。掃除と洗濯を別の日にしたおかげで週末の家事は楽々。着ていたものを取り替えるついでに朝シャワーをして、ドライヤーで髪を乾かしながら鏡を見たら、あら、何となくワタシの顔が変わったような感じで、特に目が大きくなったように見える。鼻っ柱に小さなできものがあるのが難だけど、我ながら目鼻がはっきりして、美人にほど遠いとしても、目や口元が生き生きとしていて、けっこういい顔になってるじゃないの。まあ、日記ブログだから大っぴらにそう書けるんだけど、鏡の中の「赤ちゃんスマイル」と友だちに言われた笑顔を見ていると、何だか気持がうきうきして来て、元気もやる気も満々。もしかしたら、いつも演劇ワークショップの初めに発声練習をして顔の筋肉をほぐして、準備運動をしていたおかげで、長い巣ごもりでどんよりしがちだった表情が元気を取り戻したのかな。きっと演劇ワークショップが格好のストレス発散になったんだと思う。

どうもワタシは生まれついてのおしゃべりのようで、しかも話をしている間はやたらと手が動くもので、高校時代はわざとらしいとか嫌みったらしいといびられたり、「ガイジン気取り」とからかわれたりしたものだった。話し始めると自然に手が動くんであって、決してわざとやっていたわけじゃないんだけど、日本では(たぶん今でも)マナー違反ってことだったんだろうな。理系の教科はからっきしで落第すれすれだったのに、英語だけは断トツにでき過ぎたせいもあるのかもしれない。高校2年のとき、英語クラブでみんなが英検3級を取ることになって、顧問の先生がワタシにはまだ早いと言うのを押し切って同時に2級にも挑戦したんだけど、先生自身も同時に2級を受けたのを知らないでいて、ワタシは難なく合格したのに先生は二次試験で不合格。先生には無視されるし、身振り手振りがはしたないと嫌みを言われるしで、ワタシの英語の担任でなかったのがせめてもの慰めだったな。

その学校では2年生になると3年生と合同で大学模擬試験をして、数学、英語、国語の上位50人だったかの名前と点数を廊下に貼り出していたんだけど、あるとき2年生のワタシが英語でトップになったことから、ある英語の先生が3年生のクラスで2年生のしかも女の子に負けて恥ずかしくないのかと叱咤したそうで、たぶん同じ先生だったんじゃないかと思うけど、それからは3年の男子に生意気だと絡まれたり、わざと意味をなさない英語で囃し立てられたりして、ずいぶん嫌な思いをしたもんだった。それでもおしゃべりと身振り手振りはなくせなくて(なくす努力もしなかったし)、後でカナダに来て新しい環境に融け込むのに役立って、しまいには演劇クラスを大いに楽しんでいるんだから、人生っておもしろいもんだと思う。

満月


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