リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

復活祭~おいしいものを食べられる幸せに感謝

2022年04月18日 | 日々の風の吹くまま
4月17日(日曜日)。🌤🌤。復活祭。イースター。あまりにも静かなもので、目が覚めたらもう9時。今日は掃除の日だし、カレシは掃除の後に11時にレッスンがあるしで、さっさと起きて朝ご飯。掃除をしながら窓の外を見たら、道路も橋も交通量はすかすか。下のガソリンスタンドはきのうまで199円だった表示が204円。ははあ、連休で遊び回った後で需要が跳ね上がると期待しているんだな。アメリカから帰って来る車なんか、またぞろ国境の長蛇の列でガソリンを燃やすだろうから、特に明日は平日という人たちは、高いの何のと言ってないで給油しておかないと困るかもしれないもの。火曜日の朝の値段がどうなるか興味のあるところだな。

ランチが終わったら、いつものウォーキング。クィーンズパーク地区サクラがすっかり散って、白モクレンとレンギョウもほぼ終わり。ピンクの大きな花を咲かせるモクレンはまだ盛りだけど、街路樹はこれから八重桜のシーズン。歩道の芝生にはいたるところに野生化したムスカリが咲いていて、あちこちの庭ではヤマブキの黄色が鮮やか。ツツジやツバキの花もちらほら咲き始めていて、歩いていて退屈しない。ストップウォッチでは買った所要時間は、おととい19分20秒、きのう19分34秒(途中で道路を渡ったから)、今日は19分26秒。意外と毎日同じペースで歩いているってことだけど、雨の日とか花の季節が終わった後はどうなるかなあ。

ウォーキングの後は、復活祭のご馳走の鴨のコンフィの仕込み。ゆうべ鴨の脂をフリーザーから出して融かしておいたので、コーニングの耐熱鍋にルーフデッキのハーブポットから摘んで来たタイム、潰したニンニク、クローブ(丁子)2個と一緒に入れて、余分な脂を切り取って塩を擦り込んだ鴨の足2本を沈めて、予熱していないオーブンに入れて、華氏300度(約150℃)にセット。(オーブンを予熱しないのがおいしくできるコツらしい。)鴨をオーブンに入れたら後は、のんびりと家族や友だちにハッピーイースターのメッセージ。その途中で、あっ、いけないっ。(義)妹のマリルーの誕生日におめでとうメッセージを送るのをすっかり忘れていたっ。ちょうど1ヵ月前のことで、何たることか。先月は周囲で一斉に冬眠から覚めたみたいにいろんなことがあったからかもしれないけど、ワタシとしたことが、まあ。とにかく、ごめん、ごめん、後でEメール送るからねえとテキストメールしたら、すぐにハッピーイースターのメッセージが帰って来た。

復活祭というのは十字架にかけられて死んだイエスが蘇った日なんだけど、英語の「イースター」というのはゲルマン神話の春の女神の名前に由来するという説があって、ゲルマン人の春を祝う祭をイエスの復活の話と結び付けてキリスト教を売り込んだらしいから、言うなればマーケティング戦略の先祖みたいなものかな。クリスマスの行事もそうだし、ちゃっかりしてるなあと思うけど、武器によって広げられた宗教と比べたら優しさがあっていい。ワタシ自身は組織化された宗教には何であれ所属したくないけど、自分なりにイエスが弟子に説いた「アガペー」の精神、つまり神さまは人間を分け隔てなく無条件で愛してくれているという教えが(信仰というよりは)スピリチュアルな拠りどころになっている。もしかしたら、イエスを人間として認識していた中世のカタリ派に通じるところがあるかもしれないな。どうしても正統派から外れるように生まれついたらしいけど、キッチンの方からいい匂いが漂って来たので、こうしておいしいものを食べられる幸せを神さまに感謝して、ハッピーイースター!



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